2017年

4月

01日

お子さんにウソをつかれて、ショックを受けた時は…

お子さんがウソをついて、ショックを受けた時は…

育て方の悪さがウソにつながったわけではない。
焦って事実をハッキリさせようとせず、まずは聞いてみる。


今日はエイプリルフールです。
罪のないウソを楽しむ日。

私は、妄想を楽しむ日と考えて、東京FMで毎朝やっているクロノスという番組のパーソナリティになりきって、朝から過ごそうと思っていました。

が、今日は土曜日…
クロノスはやっていないし、昨夜は放課後のお預かりを手伝ってくれた大学生の送別会…まぁ、追いコンがあり、それどころではありませんでした。

さて、長い前置きは終えて、本題です。
ウソは、人の心を傷つけます。
とても、裏切られたような気がします。

何でも言ってくれている。
隠し事なんてないと思ってた。

なのに、ウソをついていた…
気がついた時は、ショックを受けることと思います。

面談の場でも、私が追い込んだのでしょうか…などと、ご自身を責めることをおっしゃるお母さんも多かったのを覚えています。

私も、子どもにウソをつかれると、やはり、ひどく傷ついたものです。

けれど、よくよく考えてみれば、ウソの全くない人生なんてあるのでしょうか。

全て正直で、適当に愛想のいいことを言っておくことも、必要な処世術です。

例えば、髪の毛を切った女の子に対して、
「前髪切ったんだね。変だね」
というのは、ホンネだとしても、あまり褒められたものではないと感じます。

お子さんは、何についてウソをつきましたか?
そのウソで、何を繕おうとしたのですか?
それがポイントです。

どんな子育てをしても、サポートをしても、子どもは子どもの世界で、傷ついたり、悲しんだりします。

そして、そのことを大切なお母さんに悟られたくない、とも思うのです。

「ウソをついてはダメ!」

そんなことはわかっています。
どうしてダメなのかのお説教も、わかっています。

でも、何かを繕う必要があったのです。
私だって、これまでの人生で繕わなくてはならないことが、数え切れないほどあります。ウソを責める資格はありません。

何があったのか、どういう気持ちだったのか、どんな事情があったのか、聞いてみるチャンスです。
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2017年

4月

02日

叱ってもいいけど怒るまい、と思っていたのに、感情的になってしまった時は…

怒るまい。
叱ることは大切だけど、怒るまい。

と思っていても、感情的になってしまったなら…

そこまで感情的になった自分を褒めて、自分にご褒美をあげる。


大切なお子さんのことで、感情的にならないお母さんがいるでしょうか。

もちろん、「感情的」の形や表れ方は、多種多様です。人によって違いますが、逆にいうと、感情的になったり、取り乱したりすることが全くない親子関係というのら心配です。

感情的になるということは、それだけ大切であったり、思いが濃いからです。

お子さんのことだと、心の中が大きく揺れるから、感情的になることもあるのです。

日常生活で、感情的になることもあります。
街中で感じの悪い人と会い、イライラしたり、職場の人間関係で参ってしまうことだってありえます。

が、親子関係ほどの濃さや強さではありません。
職場で、聖人君子で通せたとしても、家でそうでないのなら、それは素晴らしいことだと私は考えています。

子どもに対して感情的になるのは、攻撃だという考えもあり、怒らない。叱るのはよいが、感情的にならない、という子育てが推奨されるようです。

が、私は賛成ではありません。
感情的になって当たり前。
怒るのも、叱るのも同じです。

細かいことを考えて、ウンザリすることなく、
「こんなに一生懸命な私はスゴい!ご褒美があって当然!」
と思っていいのです。

お母さんが笑顔で、安定していることこそ、最大のコツなのですから。
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2017年

4月

03日

私は私でいい…そんな当たり前のことが腑に落ちた想定外のキッカケとは…

私は私として存在していい。

当たり前のことだけど、心の底から、そう思うことは、けっこう難しい。

自分では気がつかないうちに、私はダメなんじゃないか、ここにいてはいけないんじゃないか、と思っているのでは?



私は二時間ドラマが大好きで、キーワード予約でサスペンスを録り貯めていて、昨日は、片平なぎささん主演の心理捜査官的なドラマを見ていました。

そこで出てきた男の子が、近所では話題の嘘つきという話で、おまわりさんに叱られているシーンがありました。

心理捜査官の片平なぎささんは、その子のしぐさや目線で、今回はホントのことを言っていると気づき、家まで送ります。

家の前まで来た時、その子が、
「ボク、一人で帰る」
と言い出すのです。

お母さんは自分の存在を内緒にしていて、バレたら困る、お母さんに叩かれる、と言うのでした。

そのシーンで、私は、はたと自分のことを思い出しました。

私の母親は働いていたこともあり、私の存在をあまり大っぴらにしたくないのかな、と私が気遣っていたことを思い出したのでした。

私は別に叩かれることもありませんでしたし、親子の会話や一緒の時間もありました。

母は、家の中のことを外で、ほとんど語らないタイプで、母に厳しかった祖母も、それは本当にすごいと言っていたぐらいでしたから、私の存在を迷惑に思っていた訳ではないと思うのです。

でも、私は存在していいのか、いつも気遣ったり、考えたりしていた、ということに、そのシーンを見て気がついたのです。

私は私でいいんだ。

それは、私が最も大事にしていることです。
私のサイトでも、そのメッセージを発信していますし、私の教師としての核はそこにあります。

いや、教師という機能だけでなく、私という人間の核心にあるテーマがそれなのです。

なぜ、私がそれをテーマにしているのか。
小学校教師という立場でありながら、批判のリスクも背負って、こういう活動をしているのか。

全てが腑に落ちた感覚でした。

アナ雪のヒットで、ありのままで〜と、かえって言いづらくなってしまいましたが、ありのままの私が存在していいんだ、そこにこそ、価値があるんだということは、お題目としては、当たり前のことです。

でも、それを心の底から、疑いなど一切なく、それを前提に生きていくことは、とても難しいことです。

私の事情、昨日見たドラマの子どもの事情に関わらず、それぞれの子どもにそれぞれの事情があり、大なり小なり、こんな私ではダメなんじゃないか、私はここにいてはいけないんじゃないか、などと思っていることもあるのではないかと思います。

これは、母親の養育態度や心の幅の問題ではないのです。
「私」の問題なのです。

「そうか。私はそんなことを考えていたのか」
と気づき、

「だったら、全部、ひっくり返したっていいんじゃないか」
と考えてみるだけでいいのです。

そう考えると、振り返ってみて、私はどうせダメなんだ、うまくいかないんだ、ここにいちゃダメなんだ、ということになるように、うまくいくはずのことを、あえてうまくいかなくしてきたことも、数々、思い当たりました。

この気づきが、私の人生を昨日の夜からガラリと変え…ませんでした。

当たり前のことです。
突然、宝くじに当たることもないし、臨時ボーナスも出ないし、出世もしていないし、次の出版が決まってもいません。ラジオパーソナリティーのオファーもありません。

むしろ、朝寝坊して、遅刻寸前で学校に行ってしまいましたし、恥ずかしくなるようなミスもありました。とても言えない煩悩もあります。

でも、私の心の中は、ガラリと変わりました。

成功してもいい。
うまくいってもいい。
お金をたくさん稼いでもいい。
お金をたくさん使ってもいい。
人から評価されてもいい。

そして、

失敗することだってある。
うまくいかない(と自分で感じる)こともある。
お金を思うように稼いでいないこともある。
お金を思う存分、使っていないこともある。
人から批判されることもある。

当たり前のことですよね。
でも、私には当たり前のことではなかったのです。

思いもよらない時に、目からウロコの経験をしました。
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2017年

4月

04日

笑われたことで、すっかり悩みが解決することもある。

不安や悩みを一気に解決できたのは、なんと!
大笑いされたこと。

本人にとって、深刻な悩みや不安は、他人から見ると、何でもないことでもある。


昨日のブログでは、私の目からウロコの体験を書きました。

「私は、私でいいんだ」

ということに自分がこだわっていた理由、自分を縛っていた意外な記憶について書きました。(こちら

この話を妻にしたところ、その場では、大した反応がなく、そんなものか、と思っていましたが、夜も更けて、再び、その話題になった時、大笑いされたのでした。

母親も人間である以上、子どもの存在がしんどい瞬間があって当たり前だし、それを、子どもが悲しむのも当たり前。

そんなことがあったって、私が私でいいなんて、当たり前のことじゃないか。

と思ったそうです。
そんな当たり前のことで目からウロコなんだ!と驚きで、思わず大笑いしてしまったと言います。

この大笑いに私は救われました。
これは、バカにされたのではないのです。
違う世界、価値観を知ることができたキッカケなのです。

私自身、親に厄介者扱いされていた記憶もないですが、子どもはわりと自意識過剰なところがあり、こんな自分だからお母さんが喜ばない、こんな自分は、存在する価値がないなどと気にしていても、さほど不思議はないのです。

それを気にして、自信をなくす子もいれば、だから何?という子もいるということです。

その時、私は数ヶ月前の妻との会話を思い出しました。

寒い冬、真っ只中のある日、私は冬物コートに身を包み、マフラー、手袋、それにマスクまでしたおかげで、寒さを感じることなく、妻と街を歩いていました。

「ここまで着ると、快適だね」
と妻に言った瞬間、妻がヒドく驚いたことに私が驚いてしまいました。

彼女にとって、秋から冬は寒いもので、寒さを感じないことはなかったのだそうです。

寒さを感じないほどに着込んだことがなかったのだそうです。

本当にビックリしました。
鼻やら耳やら、多少は寒いでしょうが、暖冬の東京で、そこまで厳しい寒さは数えるほどでしょう。

「私」にとっての当たり前、悩みや不安は、「他人」には特別なこと、あるいは何でもないことなのです。

大笑いされた私は、
「なんだ。やっぱり、私は私でいいんだ」
と、再び思いを強めました。

片平なぎささんの2時間ドラマに始まり、妻の大笑いにも目からウロコの一昨日でした。
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2017年

4月

05日

笑うことは、緊張さえ吹き飛ばす。


緊張は、笑って吹き飛ばす。

新学期、新入学目前です。
もしかしたら、今日が入学式という方もいらっしゃるかもしれません。

「新しい」
というのは、ワクワクすることでもあるし、不安なことでもあります。

不安や緊張を吹き飛ばすコツは、笑うことです。
「笑う」
ということには、受容ではなく、拒否という機能もあるそうです。

なるほど。
大学時代など、笑顔で明るく接してくれていた女性と、なぜか付き合いが深まらなかったのは、笑顔に拒否の意味があったからですね。
なかなか、奥が深いなと思います。

さて、笑える、ということは、自嘲であっても、その状況を把握できているということです。

完璧ではないにせよ、笑えるということは、一段、高いところにいることです。

本当に恐怖に怯えている時は、笑うどころか、泣いたり、叫んだりもできません。固まってしまいます。

昨日は、笑いが悩みを吹き飛ばしたことを記事にしましたが、今日は緊張を吹き飛ばすことについて書きました。

笑いは、奥が深いですね。
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2017年

4月

06日

友達の多い子に憧れているお子さんへのヒント

本当の友達は、気づいたら、そこにいる。

友達の多い人、本当に親しい友達のいる人って羨ましい。

どうすれば、そうなれるのか。

それは、気づいたらそこにいた、という人を大切にすること。


友達がたくさんいて、クラスの人気者で、それでいて親友とも言える親しい友達のいる人になりたいなぁ、と憧れていました。

私自身、友達付き合いに苦手意識を持っていることもあり、

アイツいいなぁ〜
あの子みたいになりたいなぁ〜

と、他人に憧れてばかりいました。
今でも、多少、そうですが…

そんな私ですが、気がついたら、付き合いが長い人、あるいは、示し合わせた訳でもないのに、タイミングよく会ってしまう人がいます。

そういう人は、どうやら、私にとって、ご縁のある方のようです。

そして、そういう人との縁は、狙ってできるものではありません。

気づいたら、そこにいるのです。

1年生や2年生ぐらいなら、お母さんの場づくりで子ども同士の関係ができることも多いですが、3年生ともなると、そう大人の思い通りにはいきません。

あんまり、大人が要求すると、子どもは人間関係を隠すようにもなります。

3年生ぐらいまで育つと、人柄や個性で、ウマの合う子、合わない子が出てきます。

ですから、気がついたら、そこにいる子は、自然にウマが合ってしまうのですね。

人付き合いの上手でない子ほど、友達に固執しがちです。

そして、思い通りに親しい友達ができないことで、自分を責めたり、誰かを責めたりします。

大丈夫です。
友達は、特に、本当の友達は、作ろうと思って作るものではなく、気がついたら、そこにいるものなのです。

2017年

4月

07日

お子さんの異変に早く気づくヒント…同じことを繰り返す時は…

同じことを繰り返す時は、要注意。

実は、その逆がホンネかもしれない。


かつてのクラスで、
「先生、間違えてもいいんだよね。間違えてもいいんだよね」
と、何度も言われたことがあります。

そうです。
たくさん、間違えていいんです。

ところが、私はその子との会話に、妙な引っかかりを感じていました。

要は、間違えることが不安で、不安で仕方ないんですね。

それは、当たり前です。
私だって、間違えることは不安です。
が、あまりに不安だと、素直に不安だと言えなくなります。

そう考えてみると、
「私、あの子を大好きなんだ〜」
と、しつこく言ってくる時は、実は、内心、不満を抱えていることがあると気づくようになりました。

大好きなら、一度、言えばいいのです。
もちろん、大好きなら、何度も話題にのぼるのが当然なのですが、大好きだよ、大好きだよ、と繰り返すのは不自然なのです。

本当に大好きなら、もっと自然に、その子の話題が増えるものです。

心の奥で湧き出してくる不満や不安、怒りを隠したい時、かえって逆をしつこく言ってしまうのですね。

新学期です。
嬉しさや楽しさもあるでしょうが、精神的には疲れやすい時期です。

お子さんの言葉の奥にあるホンネに思いをいたしたいものです。

2017年

4月

08日

友達の多い子は、ここが違う。ポイントはコレ!

友達の多い子は、何が違うのか。

自分が安心していること。
だから笑顔が増えて、人も増える。

どうすれば安心できるか、それをサポートする。


一昨日、友達の多い子に憧れている子へのヒントという記事を書いたのですが、昨日、なぜか急にアクセス数が伸びていて、そうか…友達の多い子というテーマは関心事なんだな、と再認識しました。

一昨日の記事は、友達の多さを求めるより、気づいたらそばにいるような子を大切にする方が、深くて、いい友達関係になる、ということが言いたかったのです。

が、一方で、どうすれば、友達が増えるかを知りたい方も多いだろうと思い、今日は記事にしました。

教師という私からみると、友達の多い子は、よく笑っています。

裏で誰かをコントロールしようなんていう子は、恐れられているだけで、いずれ、誰もいなくなります。

何か特別にできることがあることも大きいですが、自慢ばかりする人も、いずれ人が離れます。

やっぱり、よく笑っている人は、一緒にいて楽しいですね。

それは、大人も子どもも変わりません。
自分自身が、落ち着いていて、穏やかに過ごしていると、周りの人も安心できるのです。

どうすれば、自分が笑えるか。
つまり、自分はどうすれば安心できるのか、が最優先ということなのです。

「〜をやらないと、大変なことになるよ!」
「〜をやれば、〜をしてあげるよ」

という脅しも、エサも、それなりの効果はありますが、深い安心感には、つながりません。

むしろ、

「〜をやらなくても、大丈夫」
「〜をやらなくても、〜をしてあげる」

と言ってしまっていいのです。
お子さんが安心することで、友達も増えるでしょうし、やるべきことにも取り組むようになるからです。
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2017年

4月

09日

友達が少ない、いないことには、こんな価値があった!

友達が少ないこと、友達がいないことは、どんな意味を持つか。

それは、他人という外ではなく、自分という軸をしっかり持つことができるということ。


私は、たびたび書いてきたように、人付き合いが得意ではありません。

そんなわけで、友達が多い人は、とても羨ましいと思っていました。

そして、みんなでワイワイやっているところに入っていけないなぁ〜と勝手にいじけているところもありました。

ところが、私はいじけているだけでなく、実際に多くの人と愛想よく付き合ったり、みんなでワイワイやってみることもあります。

実際、それは楽しい時間ではあるのですが、実のところ、私の心を本当に満たすものではないのです。

つまり、私は、数少ない人と深く関わるタイプなのですね。

だから、友達が少ない!いない!
などと考えることは、自分らしさを消すことになります。

友達の多さが本当の喜びではない、ということは、実は素晴らしいことです。

それに、「友達」という外部者に自分の価値判断を求めなくていい、ということなのです。

私もフェイスブックをやっていて、「いいね」がたくさんついたり、シェアしてもらったりすれば、嬉しいです。

が、私として、これはしっかり書けたぞ、という記事に「いいね」がたくさん付くとも限りません。

そして、他のメディアに転載されたり、問い合わせが来たりするきっかけになる記事も、「いいね」やアクセス数とは、関係がないのです。

友達がいない、少ないということは、それだけ、自分という軸をしっかり持つことができるということなのです。

自分軸がしっかりしている人は、それだけ頼り甲斐のある人とも言えます。

ワイワイ、ギャーギャー騒ぐことができなくたって、静かに凛と強い存在は、希少価値がありますね。

とはいえ、逆にみんなと大騒ぎしたって、自分の価値が下がる訳ではありません。

一人でいることにこだわり過ぎる必要もないのです。
自然体で、過ごしていることが大切です。
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2017年

4月

10日

失敗を気にしているお子さんとの関わり方とは…

失敗を気にしているお子さんと一緒に考えて欲しいこと。

失敗は、全体の何パーセントか。
失敗は、ごく、ごく一部であって、うまくいっていることは、もっと、もっとある!


先日、白いワイシャツの袖口が汚れていることに気がつきました。

私としては、気になって、気になって、仕方ありません。

妙に袖をジャケットの内側に入れようとしたり、ジャケットの袖を引っ張ったり、ちょっと挙動不振でした。

袖口は意外と目につくので気づく人は気づきます。
でも、気づく人は、その日、会う人の数パーセントでしょう。

それに、ワイシャツの袖口が汚れていたからといって、私の価値が全て汚れてしまった訳ではないのです。
まぁ、言ってみれば、10パーセントぐらいの失敗かなと思います。

学校は間違えるところです。
でも、間違えたくないという気持ちは理解できます。
100点を取りたい。
課題は全部、上手にクリアしたい。
そう考えるのも、私は理解できます。

ところが、間違えずにいることは不可能です。
間違えたことにショックを受けることも、少なくありません。

それは、テストや勉強、体育などの実習だけではありません。

友達関係でも同じです。
誰かと喧嘩したり、嫌われたり、文句を言われたり、ということは、大人からすれば、当たり前のことですが、子どもにとっては、一大事であることも多いです。

間違えたこと、失敗したこと、否定されたことは事実です。
でも、それが全てではありません。

テストだって、まさか0点ではないでしょう。
たとえ0点でも、他のテストまで全部0点ではないでしょう。
友達から文句を言われたとはいえ、教室には他の子もいます。先生もいます。
それがダメなら習い事だってあります。

結局、間違えることに慣れることは、とても、重要です。

それは、間違えていいや〜
と投げ出すことにつながりません。

間違えることはある。
でも、他にいいところは、もっと、もっとある。

だから、間違えたら、直せばいい。
それだけのことなのです。

間違えて、失敗して悲しい気持ち、残念な気持ちを、もう十二分に聞き出した後は、いいところをたくさん見つけてあげることが、大切です。
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2017年

4月

11日

新しい学年の始まりに…三角関係のススメ

三角関係の大切さ。

もちろん、男女問題ではありません。
子どもとお母さん・子どもと先生・お母さんと先生で、程よい三角形を作る。


新しい学年が始まっています。
新しい学校、新しい先生は、どうですか?

あ〜あの先生になった!
よかった!

と、お子さんにも、お母さんにも言ってもらえれば、ありがたいですが、もちろん、

あ〜ハズレだ〜

と、言われてしまうこともありますね。

とはいえ、ハズレと決めてしまえば、何もかもがハズレになります。人間万事塞翁が馬で、本当は当たりもハズレもないのです。

どうすれば、少しでもこの一年が実り多いものになるかを考えたいものです。

そこで、大切なのは、三角関係です。
もちろん、男女問題ではありません。

・お母さんと子ども
・子どもと先生
・お母さんと先生

の三者関係を、程よく独立させ、程よく噛み合わせることが必要なのです。

全てを一致させようとしたり、どれか一つを軽視したり(時には無くそうとしたり…)すると、どうしてもバランスが崩れます。

「程よく」

でいいのです。

そして、「程よく」ということの中には、それぞれ、独立させること、つまり、秘密を少しずつ持つことが大切です。

・お母さんとお子さんの間だけの話
・お子さんと先生の間だけの話
・お母さんと先生の間だけの話

これらの中で、お母さんと先生の間だけの話が、程よく作れると、信頼関係が生まれ、どんなトラブルも、成長に必要な大事なステップにすることができます。

逆に、お母さんと先生が、二者だけの話を作れない関係では、それぞれの対応に疑問を、どこかで持つことになります。

その隙間風を子どもは見逃しません。
あえて秘密を作ろうとする必要はありません。
毎日の生活の中で、

「この話は、二人だけの間にしておきましょう」

ということになった時に思い出してくださればいいのです。

三角関係…
ちょっと嫌な響きですが、お子さんの成長を考える上では、必要な関係です。

2017年

4月

12日

話せばわかる。いや、話さないとわからない。

話せばわかる。
いや、話さないとわからない。


人の悩みは、結局、人間関係の悩みだと言います。

確かにそうです。
お金の悩みだって、突き詰めれば、人間関係の悩みとも言えます。

お金が無くて、何かができない…
それだって、誰かと比べていたり、誰かに迷惑をかけたり、そんな「誰か」が関係しています。

ということで、全ての悩みである人間関係は、話すことが最初にして最後の、最高にして最低限の解決法です。

先日も、私の前で、トラブルがありました。
「やめて!」
と言ったのに、やめてくれない…
そういうトラブルでした。

まず、本人から相手に、やめてほしいことを言えた、ということは、素晴らしいことです。

言えずに、勝手にモンモンとするぐらいなら、まず、言えたことには、価値があります。

ところが、言えたなら、次に、
「聞いてもらえなかった」
ということで、イライラが募ります。

そこで、私は事情をじっくり聞いていきました。
時間がかかりました…
でも、ここで時間をかけておけば、後が早いのです。

相手にわかってもらえて、嫌なことをやめてもらえるのが一番ではあるけれど、誰かが自分の気持ちをじっくり聞いてくれることで、イライラはずいぶんと減らすことができます。

話すこと。
その価値は、想像以上です。
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2017年

4月

13日

始業して1週間。今こそ、肩の力を抜こう!

始業して一週間。
やっと週末が見えてきた。

肩の力を抜こう。


新しい環境は疲れます。
緊張していないようで、実のところ、緊張感が心にも体にもみなぎっていて、当たり前です。

それは、実は教師の方も同じです。
そして、お母さんもそうではないでしょうか。

そうなると、関係者、みんなが肩に力の入った状態…

疲れます。
力んでいると、そのオーラが人に伝わっていくような気がします。

実際、クラスでも、誰かが緊張していると、それが伝わっていくのを感じていました。

ということは、逆に誰かが心にゆとりを持って、鷹揚にしていれば、それが伝わって、笑顔も増えます。

さぁ、明日さえ乗りきれば、週末です。
肩の力を抜いて、行きましょう!
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2017年

4月

14日

今日は、お子さんを労ってほしい。そして、お母さんもお疲れさまでした。

今週はどうでしたか?
何はともあれ、1週間終わったことを労おう。


いろいろな課題も、トラブルもあったかもしれません。
それでも、1週間の終わりには、頑張って週末を迎えたことを労いましょう。

私の勤める学校では、先週末に始業して、実質的には今週がスタートでした。

さっそく勉強も始まり、大変なこともあったと思います。

放課後、いつものように私の前にやってきた子ども達の中にも、おや?いつもとちがうな…と思わせる子もいました。

どんな事情があるのか、まだハッキリはしませんが、この1週間、よく頑張ったなぁという気持ちで、特に今日は労う感覚で、子ども達を迎えました。

お母さんとしては、いろいろ注文をつけたいところもあるでしょうが、まだ先は長いです。

週末は、労いの気持ちで過ごしてもらえると、来週の頑張りにつながります。

現状の肯定は、堕落ではありません。
現状を肯定してもらえたことで、安心できます。
おかげで、次の行動を促します。

焦らずに、まずは1週間、1週間、よく頑張ったと、労っていただきたいと思います。

ということは、お母さんも、今週、よく頑張ったということです。

お疲れさまでした。
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2017年

4月

15日

お子さんの話を聞く時、一番、気をつけてほしいことは…

お子さんの話を聞いて、迷った時は、決めつけがないかを考えてみる。


お宅に帰ってきたお子さんを見て、何か気になる…
そんな時は、学校で何かあった?などと、聞くことと思います。

だんまりを決め込む子もいるでしょうが、いろいろな話をしてくれる子もいるでしょう。

話を聞いていて、気をつけてほしいことは、決めつけがないかどうか、です。

ヒントは、

・絶対に〜
・どうせ〜
・結局〜
・〜に決まってる

などです。

決めつけたくなるのも理解できます。
嫌なこと、悲しいことがあれば、気持ちも昂ります。

ここは、グッとこらえて、お母さんが視野を広くすると、思いもよらない解決方法が見つかることもあります。

立場によって、見える景色は変わります。
決めつけを手放すと、いろいろな場所に立つことができるようになります。

その分、トラブルもステップアップのチャンスにしやすくなるのです。
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2017年

4月

16日

よい質問は、子どもを動かし、子育てをラクにする。

子育てをラクにするのは、コレ!
質問力。


先日、取材を受けました。
吉祥寺のカフェでお話を伺って、私なりに精一杯、お答えをしました。

皆さんにオープンにできる段階になったら、このブログでもお知らせしますが、その時、とても心に残ったのが、質問の力です。

編集の方から、いくつかの質問をいただき、お答えしていくわけですが、前もって伺っていたものも含め、質問されると、考えてしまうのです。

答えられるかな、ムリかな、ということも考えるのです。

だから、あらためて、質問力を磨こうと思いました。

中でも、1時間ちょっとの取材時間を通して、最後の方に聞かれたこと、
「どうして先生になられたのですか?」
という質問は、ベーシック中のベーシックな質問ですが、私の心に火をつけました。

このことは、私のサイトにも書いてあるし、目新しい話はありません。

でも、私のやる気を引き出しました。

もう、前にしたよね、という質問でも、時間が経ってみると、新しい答えが湧いてきたり、やる気になれたりします。

もちろん、味をしめて、しつこく同じ質問をしては、飽きられますから逆効果ですが…

私はよく、お子さんをどうすれば、思い通りに動かせるか、導けるかという相談を受けます。

言葉かけのヒントも確かにあります。
実際、言葉かけの本を私は書いたのですから…

でも、行動が継続するのは、言葉かけのノウハウではなく、質問だと思います。

質問は、自分の中から答えを出すきっかけなのです。
質問の力を磨くことは、子育てをラクにしますね。

2017年

4月

17日

先生といい関係を築く!?できない、できない!そう言う前に、やってみてほしいこと。

先生といい関係を築くのはいいこと。
そんなことは、わかってる。
けど、できないなら、どうするか。

1.子どもへの対応で疑問があるなら、できれば先生本人に、どうしてもムリなら主任、教頭などに相談する。

2.何となく、相性がなぁ…というなら、本当にちょっとした共通点を探す。


先日書いた記事が、転載されました。

書いた後、その記事について、あるお母さんと話していたところ、こんなことを言われました。

「先生、そりゃ、先生ともいい関係を築きたいですよ。その方がいいですよね。でも、そんなに簡単じゃなくて…」

なるほど、そうかもしれません。
誰かとトラブルになった時、よく話し合いなさい、なんて話は、当たり前のセイロンティーです。話し合って解決できるぐらいなら、悩んだりしません。

そこで、先生といい関係を築けないなら、どうすればいいかを考えてみました。

いい関係を築けないという時には、ポイントが二つあります。

まず、子どもへの対応に疑問がある場合です。
そうなら、それは、できれば本人に、ムリなら主任か教頭など、しかるべき人に相談をする時ですね。

そんな状態の時に、先生と信頼関係を…などというのは、ムリな話です。

もう一つは、先生の対応は、特別、気になることはないけど、何だか親しみを感じられない、というような時です。

そんな時は、ほんのちょっとしたことでいいので、共通点を探すのがオススメです。

私は、年度始めの時、新しい子ども達と出会ってすぐ、よくやっていたことです。

好きなこと、ものをたくさん聞きます。
すると、何かしら、共通点が見つかります。

この「共通点」というのは、以外に関係を改善します。

え?
この人、そんなのが好きだったの…

それが子ども達の人間関係を築くきっかけになることも、たくさんありました。

お母さんと先生も、同じです。
先生の中には、とっつきにくい人もいるでしょうが、意外な趣味を持っていたり、意外なこだわりを持っていたりします。

好きな食べ物、好きなこと、好きな映画や音楽…
もしくは、行ったことのあるところなんていうのも、話が広がりやすいネタです。

ほんのちょっとした共通点を探すことは、たとえ見つからなくても、関係を築く、大きな一歩なのです。
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2017年

4月

18日

久しぶりの授業で思った、親子の会話のヒント

お子さんとの会話で、気に留めておくと、マンネリが変わること…

それは、言葉を短くすること。


昨日、久しぶりに授業をしました。
勤めている学校での業務上、私は担任をしておらず、いわゆる授業から離れていました。

久しぶりの授業は、楽しくて、特に馴染みのある子ども達でもあったので、とてもステキな時間でした。

が、その中で、冷静に振り返ってみると、私の言葉が多かったなぁ…と思います。

初回の授業で、伝えなくてはならないことが多かったとはいえ、もうちょっと、言葉を減らすことができたな、と思います。

昨日の子達は、上級生ですから、ある程度、話が長くても、しつこくても耐えてくれます。久しぶりに会ったという懐かしさもあったでしょう。

でも、少し小さい子になると、話が長いだけで、集中力が、グンと落ちます。

昔の先生達は、話が長かったですよね。
貧血で倒れる子がいても、長い時間、朝礼があり、ピンと立っていた…

そんな経験のある大人からすると、長い話を聞けないなんて、情けない、ということになりますが、本当にそうでしょうか?

何かに耐える経験も必要ではあるでしょうが、それを目的にするのならば、自分の話が相手の心に残ることは期待しないことです。

何か伝えたい。
何か動いてほしい。

そうならば、話は短いに越したことはありません。

私の話が長い時は、自信のない時です。
久しぶりの授業でアガッていたのでしょう。

来週は、もっと話を短くできそうです。
そして、自分自身も、子ども達も信頼できる時間にできそうです。
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2017年

4月

19日

お母さんは、ワンマン経営者でいい!

船頭多くして、船…
いろいろな人の意見を聞くことの大切さは、決断の怖さの隠れ蓑でもある。

お母さん!
ズバッと決めても大丈夫。

とりあえず、やってみて、違ったら、変えればいいから。


ワンマンは、どうも嫌われる傾向があります。
ワンマン経営…
など、あまりいい響きではありません。
まぁ、唯一、ワンマンバスだけは、さほど抵抗がありません。(かつて、バスに車掌さんが乗っていたという話を親から聞き、驚いた記憶があります…)

ということで、広く人の意見を聞くことの大切さが求められますが、船頭多くして、船、山に上る、のことわざの通り、リーダーの決断なくして、意見ばかりを募れば、船はどこに向かっているか、わからなくなります。

リーダーが目的地を決めてから、行き方の意見を求めるならいいですね。

リーダーが目的地を決められない不安を船頭さんに、しかも多くの船頭さんに求めると、どうも、うまくいきません。

学校での話にすると、塾にはいつから行くか、この習い事はいつまでやるか、どんな家庭学習をするか、などなど、選択肢は多様で、何が正しいかなんて、わかりません。

聞けば聞くほど、わからなくなる…
どうしたらいいのか…

本当に、もっともな疑問で、不安です。

そんな時は、とりあえず、一つ、何かやってみましょう。

そして、やらせてみて、どうかを見てみましょう。

アレコレ試していれば、
おっ!これか!
という何かも見つかります。

一発で、ピッタリの方法を見つけようなんて、しなくてもいいのではないでしょうか。

我が子に合った方法や選択肢を選べるお母さんは、デキるお母さんかもしれませんが、そうなると、お子さんもそれを、目指してしまうかもしれません。

それは、失敗や訂正、修正に、ひどく罪悪感や劣等感を植え付けることにもなります。

お母さんが、ズバッと決めたことは、常に正しいのです。

安心して、お母さんがワンマンに決めてください。
その安定感で、子どもも安心できます。
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2017年

4月

20日

「今」を肯定することは、現状に満足することではない。

「今」を全肯定するから、力が伸びる。

現状に満足すると、安心してもう伸びない…
のではなく、現状を全肯定するから、かえって伸びる。


「先生、うちの子を甘やかさないでください!ちょっと褒めると、もう絶対にやりませんから!」

何度か言われたことがあります。
男の子のお母さんに、です。

なら、女の子はどうなんだろう…
その疑問が出発点でした。

女の子は、バカみたいに褒めると、かえって疑われてダメだとは思いますが、

「いいね」
「見てるよ」

というような言葉かけは、むしろ、やる気を引き出すな、と感じます。

では、男の子はどうなのか、というと、やはり同じなのです。

ダメダメ言われているより、認められた方がやる気になるのです。

が、ダメダメ言われること、やらずに文句を言われること、そのものがコミュニケーションになっている、要は甘えている時は、当然、やりません。

つまり、認めたかどうかの問題ではなく、甘えているかいないか、の問題なのです。

やはり、肯定は、安心につながります。
安心するから、頑張れます。

そして、「今」の連続が未来です。
「未来」は、「今」に立って、想像しているのです。
「未来」に立つことはできません。
あくまで、「今」しかないのです。

ですから、「今」の肯定をし続けることは、「未来」の肯定です。

「今」、イキイキとやる気に満ちて、何かに取り組めることの連続が「未来」になっていきます。(今から見て…)

では、どうやって肯定するか。

何かができるようになることは、あえて大人がアレコレ言わなくても、子ども自身が嬉しいのです。

それを一緒に喜ぶことが、子どもの心の奥底を温めます。これが本当の肯定です。

心の奥底が温められれば、面倒な課題でも、
「やってみるか」
と、子どもが思えるようになります。

ですから、現状の全肯定は、現状への満足ではありません。

未来に繋がる栄養補給です。
汚い言葉で恐縮ですが、寝溜め食い溜めはできません。
褒め溜めもできません。

何かができて嬉しい気持ちを、一緒に味わうことは、白いご飯のようなものなのです。
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2017年

4月

21日

気持ちを明るくする、比較の極意とは…

比較しちゃいけない!
けど、比較しちゃうのがホンネ…
ならば、比較は、こうしよう。

イヤなこと、辛いこと、悲しいことがあった時、
「もっとヒドイことだってあったんだ」
という比較。


先日、遊んでいて、ケガをした子のケアを手伝いました。

骨折や出血などもないケガではありましたが、遊んでいて、ヒドく転んだとのことでした。

骨折したかもしれない…
と、彼は青くなっていましたが、しばらくすると、足も動くようになり、余裕が出てきました。

すると、
「骨折してなかっただけでも良かった」
と、笑顔も見えるようになりました。

もちろん、ケガは痛いのです。
しばらくは、大好きな体育も休まなくてはならないかもしれません。

お母さんに叱られる…
という想像もしたかもしれません。

が、骨折はしていなかった…
その、彼にとっての最悪の事態から見れば、もう晴れ晴れしいのですね。

比較というと、
・あの子は私より人気がある。
・アイツはオレより足が速い。
そして、
・だから、ワタシ(オレ)はダメなんだ…
という他人との比較、そして、自分のダメさを再確認する、という流れが発生しやすいのです。

どうせ比較するなら、イヤなこと、辛いこと、悲しいことがあった時に、もっとヒドイことも、あり得たんだ、と思えれば、最悪の事態は脱しています。

比較は、するなと言われても、自然としてしまうものだと思いますが、こんな観点も持っておくと、気持ちを早く明るくできます。

2017年

4月

22日

コミュニケーションは、親子でも、お互いの立場を認めることがベース。

コミュニケーションのベースは…

ワタシは正しい。

そして、

アナタも正しい。


先日、ちょっとした口論がありました。
聞いてみると、
「バカ」
と言われた、ということがキッカケだったそうです。

さらに聞いていくと、貸して欲しい積み木があったのに、独り占めされた、ということがスタートでした。

その子からすると、独り占めですが、相手からすると、自分しか積み木を使っている人はいなかったのです。

こういう時に、どちらが正しいか、という見方で解決しようとすると、勝ち負けの世界に入ってしまいます。

独り占め、という見方もある。
自分しかしていない、という見方もある。

で、具体的にどうしたいのか…

積み木を貸して欲しい。

なら、それを、言ったか?

いや、言っていない。
とうせ貸してくれない、と思った…

それじゃ、わからないよね。

そういう話でした。

結局は、積み木をいくつか貸してあげたことで、解決できました。

「独り占めするな!バカ!」

と、突然、言われたら、腹も立ちます。

私の立場があるなら、相手の立場もあります。

それがコミュニケーションのベースです。
その上で、話を具体的にしていくことで、トラブルはグッと減らすことができます。

いや、トラブル自体の数は、多くていいのです。
話し合って、解決できた経験を増やすことができます。

ワタシは正しいんだ!

ならば、

相手も正しいのですね。

当たり前のことですが、自分の正しさを押しつけることは、トラブルを深いものにしてしまいます。
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2017年

4月

23日

10回に1回でいい。お子さんに言うことを聞かせたいなら、こうしよう。

言うことを聞かせるヒント。
まず、聞く。
共感する。


私も、まだまだ失敗してしまうことが多いですが、若い頃は特に、お母さん方の話を伺い、一生懸命、答えよう、解決策を伝えようとしてしまったものです。

単に、話を聞いてもらいたいだけ、ということも多いのです。

いや、むしろ、本当に解決策を知りたいことの方が圧倒的に少ないのではないでしょうか。特に関係ができていないうちは、なおさらです。

これは、相手が子どもでも同じです。
まずは、聞く。
そして、共感する。

とても共感できない時は、
「なるほど…」
と言えば構いません。

無理して、
「わかる、わかる」
と言ってしまうと、ウソがバレた時に、かえって大変です。

それが、なかなかできないんです!
子どもの話を聞いていると、イライラしちゃって、話を遮って、

「そうじゃなくて、こうでしょ!」
と、イライラ全開になってしまうんです。

それも、当然ですよね。
一度や二度の話じゃありませんよね。

また!?
もう、いい加減にしてよ〜

という話ですよね。

ですから、もう、そう言ってしまっても構いません。
10回に1回ぐらい、
「うん。それで?」
と、遮るのを3分待ってくだされば、オーケーです。

たった3分でも、子どもは、お母さんが待ってくれたことをわかります。

その3分は、お母さんにとっても自信になるでしょう。

イライラしたり、お子さんの話を遮ったりするのは、もう構いません。

時々、10回に1回、話を聞いてみてください。
きだと、新しい発見があります。
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2017年

4月

24日

お子さんの毎日を楽しくするために、学級崩壊させないために、何を心がけるか。

お子さんの学校生活を楽しくするために必要なのは、人を責めないこと。


学級崩壊するクラスの特徴は何か…

モラルやマナー、ルールの指導をキチンとしたか、しないか。

ではなかったのです。
なんと、他罰的、つまり、自分はさてとき、アイツのせい、あの子のここがダメ、と、他人批判の多いクラスが、学級崩壊しやすい、という研究があるのだそうです。

他人に限らず、自分のことを責めることも含めて、誰かを責めるのは、口から出てきた言葉、何かしらの行動はもちろん、体から滲み出る雰囲気までもが、嫌な、重い空気を撒き散らします。

責めざるを得ない心持ちは、私にも理解できるつもりです。

私だって、自分に、他人に、イライラすることがたくさんあります。

すると、責めてしまうのが、むしろ、自然です。

その当然の心持ちを認めた上で、学級崩壊についての研究を活かすことが大切です。

責めたくなるのも理解できる。
けれど、実際に責めてしまうことで、クラスの雰囲気は、だんだんと悪くなります。

クラスに限りませんね。
お宅だって、そうですよね。
職場だって、そうです。

見ず知らずの他人が集まっている電車の中で、酔っ払いが大声を出しただけで、途端にイヤな雰囲気が広まり、ケンカなんかが始まるや、本当に重苦しい空間になります。

人を呪わば、穴二つ、と言います。

人を責めることは、損がイッパイのようです。
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2017年

4月

25日

毎日の生活で、一番に気をつけて欲しいこととは…

何か一つ、生活で心がけるとするなら…
「早く寝る」


私の経験上の話では、日々の生活で、もっとも大切なことは、早く寝ることです。

もちろん、いろいろな根拠を探せば、それなりの研究も見つかるのでしょうが、私が関わってきた子どもたちを思い出した時、安定して、力を発揮していた子は、特に低学年のうちは、早寝が習慣化していました。

寝ている時には、脳は1日の出来事を整理している、という話を読んだことがあります。

また、よく寝ていれば、翌日の体調、体力にもいい効果があるでしょう。

毎日の生活は、すべきことも多く、大切なお子さんのためには、あれもこれもと、気になることも多いでしょう。

だからこそ、優先順位をつけることが必要です。
その中で、早く寝ることは、私の経験上、文句なしの第1位です。
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2017年

4月

26日

重苦しい空気を明るくするために、こうしよう。

重い空気を取っ払うために、できること。

待つ。
そして、
笑う。


ケンカをしたり、何か失敗をしたりして帰宅したお子さんは、元気がなく、家の空気が重くなる、ということもあると思います。

そんな時は、一気に空気を軽く、明るくしようとすると、お子さんは、自分の気持ちをわかってもらえない、という寂しさを味わってしまうかもしれません。

そこで、まずは、その空気の重さを耐えて、待つのがスタートです。

一気に明るくなるなら、それでいいのですが、ちょっと重い気分の時は、待った方がいいでしょう。

そのあとは、やはり、笑うことに優る方法はありません。

大笑いもよし、微笑むのもよし。

大人が先に笑顔を見せることで、子どもは安心できます。
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2017年

4月

27日

平日の9時前…吉祥寺のスタバでも、子育てのヒントは学べた!

朝9時前、吉祥寺のスタバで思う、おしゃべりの大切さ。


今年度の私は、去年に続いて、放課後の預かりを担当しています。

それに加えて、クラスの補助もすることになったので、少し、出勤が早くなりました。

そのため、スタバに寄って出勤することも減っているのですが、先日、久しぶりに吉祥寺のスタバで一息入れていました。(まだ、何も始めていませんが…)

すると、吉祥寺という場所がら、私立小学校にお子さんを通わせていると思われるお母さん方が3人、楽しそうにおしゃべりしていました。

すみません…
聞くつもりは無いのですが、隣にいると、丸聞こえなんです…

うっかりすると、知り合いの先生の名前が出てきそうで、ヒヤッとしますが、明るい雰囲気からわかるように、先生批判もなければ、ママ友批判もない会話で、安心しました。

私個人としては、私への文句も含めて、お母さん方が言いたいことを楽しく言えることは大事だと思うのです。

先日も書いたように、文句や批判は、自分の気持ちを暗くするとは思いますが、ほとんどの方は、聖人君子のようには、いられないですよね。

愚痴の一つや二つ、あっていいと思います。
(言う相手を選ぶことが大事だとは思いますが…)

軽い気持ちで、スタバでも、ドトールでも、お茶を飲みながら、おしゃべりすることは、お茶代以上の価値があります。
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2017年

4月

28日

ゴールデンウィーク直前…4月の勉強を定着させたいなら、こうしよう!

勉強で、どんなことをしたらいいかと、迷ったなら…

 

あれも、これもと手を広げずに、今、取り組んでいる教科書やテキストを暗記するほどやる。

 

 

先取り学習よりも、復習が大事だと、よく言います。

私も、そう思います。

 

ところが、復習は、どうもやる気が出ない、ということも、よく耳にします。

 

まあ、理解できるのです。

同じことをやるのは、もう、わかっているのに、めんどくさい、という子どもの声。

そして、同じことをやる大事さもわかるけど、いろいろな問題を解けるようになってほしい、というお母さんの声。

 

ということで、復習が大事だと思いながら、いろいろな問題集に手を出し、実は、わかっているようで、わかっていない、ということにもなってしまうのです。

 

同じ問題ばかりやると、もう、答えを覚えてしまって、ダメなんです。

 

という声もあります。

しかし、答えを覚えるぐらい、何ページの何番目は、この式で、この答え、というぐらいにまで習熟し、全問正解するのは、思っているよりも難しいものです。

 

いやいや、本当はわかってるんだよ。

単なる計算ミス、うっかりミスだから〜

 

というのは、まだ習熟できていないのです。

そんなミスさえないほど、習熟すれば、もう、いいでしょう。

 

昨日、学校で解いた問題をもう一度やるなんて、わかってるよ〜

と言いたくもなる、それは想像できます。

 

できる、できないもありますが、何となく、できない前提で取り組まなくてはならないことへの抵抗感のようなものもあるように、私には思えます。

 

このような復習は、ご褒美で釣ることもしやすい課題です。

思考力、創造力や独創性を求められる課題は、ご褒美に向きませんが、計算練習、漢字練習など、単純反復は、ご褒美をぶら下げるのにふさわしいのです。

 

うまくニンジンもぶら下げつつ、同じテキスト、教科書を何度もやることは、本当にオススメです。

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2017年

4月

29日

同じようなトラブルが続くなら、こう考えてみよう。

何度も同じトラブルが起きるなら、逆を考えてみる。


どんなに大人しい(と見える)、マジメ(に見える)、キチンと(見える)した子でも、毎日の生活の中では、失敗もするでしょうし、トラブルもあります。

そんな時、こうするんだよ、などと教えてあげることが大切です。

どうしてできないんだろう…
と、大人からすると、イラっとくることでも、その子にとっては、初めての経験なのです。

まずは、真っ新のキャンバスに絵の具を塗っているイメージで、どうすればいいかを教えましょう。

それも、一度で覚えると思ったら大間違いです。
二度、三度と失敗し、また教える、というのが当たり前のことです。

さて、それを乗り越えても、まだしつこく同じようなトラブルが起きるなら、今度は逆を考えてみる必要があります。

何度言っても、やっぱり、友達をイラっとさせることを言う、あるいは、やってしまう。
それは、友達を怒らせているのではないのかもしれません。
それが友達への親しみの表現だと、思い込んでいるのかもしれません。

そして、よくあるのが、やめて!と言われた時に、笑ってしまうことです。
笑われた方にしてみると、やめてと言っているのに、ニヤッと笑われ、バカにされた気がします。

ところが、当の本人は、バツが悪くて、どうしていいかわからず、困っていて、そういう表情をしていることが、わりと多いのです。

そんな時は、
「友達にヤメろと言われると、悔しいよね」
と、一旦、気持ちを受け止めてあげることで、素直にやめられることが増えることがあります。

先日も、友達にヤメろ!と言われても、なかなかやめずに、トラブルになりそうだったので、私が間に入り、そんなことを声かけし、トラブルを防いだことがありました。

もちろん、言われれば、素直にやめなければいけません。
が、意地を張ってしまう時もある。

そんな気持ちをおもんばかることで、やめる気になれるのです。
しつこいトラブルの奥には、全く表面とは逆の思いが潜んでいることも多いのです。
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2017年

4月

30日

ある日を境に、突然、困りごとが解決してしまうことがある。

半月で、こんなに変わる。
子どもも、変わるといえば、変わる。


今日は、素晴らしい天気の東京でした。
井の頭公園も、すごい人出で、歩くのも大変でしたが、青空と茂った若葉のコントラストが美しく、一枚、iPhoneで写真を撮りました。

半月前には桜の花が散り、ちょっと汚いような状況でした。

それが、半月の間に、こんなに若葉が勢いよく茂り、夏に向かう木々の勢いを感じさせます。

空の青空も、夏かと思わせる色合いで、変わるときは、一気に変わるなぁ、と思いました。

それは、子どもも同じです。

こんなトラブルは、いつまで続くんだ…
と思えても、ある日を境に、突然、解決してしまうこともあるのです。

あんなに、これができなかったのに…
と、頭を抱えていた勉強が、何をきっかけにか、よくわからないけれど、とにかく、困らなくなった、ということもあります。

あの時、あの人が、こんなことを言ってくれたから。
あの時、これをたくさん練習したから。

それは、後付けの理由で、本当にそれが(それだけが)事態を変えたのかは、わかりません。

それでも、理屈や理由がわからなくても、子どもは変わります。

気温や湿度や土壌の成分など、いろいろな理屈も大事ですが、とにかく、桜は咲き、散り、そして、葉が茂るのです。

お子さんの状態も、必ず変わります。
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