2016年

9月

01日

長い二学期も、お母さんのホイップクリームがあれば、お子さんは乗り越えられる。

過去、最大のホイップクリームに思う、起きてしまった出来事に感謝する大切さ。


二学期が始まりました。

もう、始まっていたよ、という方もいらっしゃるでしょうが、まだ多数派は、今日からのようです。
今年の私は、放課後の預かりを中心に、クラスの補助と広報を担当しています。


ということで、私にとっては、昨日までの夏休みが一年で最大の仕事シーズンとも言え、新学期になって、ちょっと一息つける、というところです。


そこで、朝は久しぶりにスタバで、コーヒーをいただきつつ、お気に入りのアメリカンワッフルをお願いしました。ホイップクリーム添えで、とお願いすると、出てきたのが、今日の写真の状態です。
間違いなく、過去最大。


日によって、人によって、バラツキがあるのは当然ですが、それにしても、今まで、見たこともない分量です。ワッフルよりクリームの面積が大きいぐらいです。バランスよくいただくのが難しいほどでした。


まず思い浮かんだのが、コレステロールだか、中世脂肪だか、そんなデータのことでした。要は罪悪感です。
「こんなに食べて、いいの!?」


ところが、もし、ホイップクリームが少なかったら、きっと、こう思ったと思うんです。
「あ〜こんなに少ない。ついてないなぁ…」
もしかしたら、
「まったく、人を見て、減らしたのかな…」
ぐらいに、思ってしまったかもしれません。


そんなことを巨大ホイップクリームの山を見ていて、思っていましたが、次に思い出したのが、ハワイで食べた山盛りホイップクリームのパンケーキでした。


そういうホイップクリーム山盛りパンケーキは、ハワイの人たちは食べず、あくまで、「ご褒美」を求める観光客向けのパンケーキだそうですね。


ということで、私の目の前にあるホイップクリーム山盛りワッフルは、夏休みおつかれさまで、店員さんがプレゼントしてくれた「ご褒美」という気がしてきました。


ありきたりの話になりますが、やはり、目の前に起きた出来事に、どんな意味をつけるか、解釈をするかは、とても重要だと、再認識しました。


著書やブログで、繰り返し書いていますが、同じようなトラブル、出来事に遭っても、本当に笑っている子と、ドンドン、悲劇のヒーロー(?)・ヒロインになっていこうとする子がいます。


知らぬが花とも、いいますが、出来事にマイナスの意味合いをつけるクセのある人は、いろいろなことを知らない方が、よほどトクです。


私自身は、出来事にマイナスの意味合いをつける生き方をしてきましたし、今でも、まだまだしてしまうのですが、こういうのも、練習かな、習慣かな、と感じます。


二学期スタートを山盛りホイップクリームが後押ししてくれたような気がします。


長い二学期は、いろいろなことがあると思いますが、お母さんなら、山盛りホイップクリームを実際も、心の面でも、お子さんに出してあげられるのではありませんか?
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2016年

9月

02日

おしゃべりに勝るストレス発散はない!?

お子さんがお母さんのホイップクリームでがんばれるなら、お母さんはおしゃべりでがんばれる。

 

 

昨日は、山盛りホイップクリームに励まされた話を記事にしました。(こちら) 

ホイップクリームでもなんでも、ちょっとしたことをご褒美にして、前向きに受け止めることは、とても大事だと思います。

 

さて、お母さんがホイップクリームなり、何なりをちょっと盛ってくれるだけで、子どもががんばれるなら、お母さんは何を盛ってもらえると、がんばれるのでしょうか。

 

そのヒントは、昨日の山盛りホイップクリームの斜め前にあったようです。

 

私の斜め前にあった光景。

それは、テーブルを2つ寄せて、椅子を6つか7つかき集めて、お母さんたちがワイワイやっている光景でした。

 

いやあ、本当に楽しそうな光景でした。

まあ、無理に話を合わせていただけの人もいるのかもしれませんが、私には、本当に楽しんでいるように思えました。

 

「先生ってさ~」

 

などの単語が漏れ聞こえましたので、お子さんを学校に預け、さあ、やっと2学期が始まった!というパーティーのようなものかもしれません。

 

これって、大事なことだな、と私は思いました。

 

ママ友との付き合いが、悩みのタネという方も少なくないですが、気の置けない人と、いいろいろ話せる時間は、何物にも代えがたい、ストレス発散だという方が多いのではないでしょうか。

 

お子さんにホイップクリームを盛った次の日は、お母さんにもおしゃべりのホイップクリームを山盛りにしなくてはいけませんね。 

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2016年

9月

03日

お子さんとの関係をスムーズにする言葉のヒントとは…

子どもとの関係をスムーズにするコツ。

結局、言うしかない。

 

 

親子関係は、最も濃い人間関係だと思います。

特にお母さんとの関係はそうです。

 

ということで、濃いがために、ギクシャクすると、本当に大変だとも思います。

まあ、私自身、まだ母が健在ということもあり、大変さは感じるところです。

 

担任をしていても、お母さん方から、

「どうしたら、子どもとの会話がスムーズになるでしょう」

とか、あるいは、

「私の母と折り合いが悪くて、会うのが億劫なんです」

なんていう話を伺うことも、決して少なくはありません。

 

これは母子関係、親子関係に限ったことではないと思いますが、関係をスムーズにする一番のコツは、結局、思っていることを言うことだと感じます。

 

・教師として、子どもに伝えたいことがある時、さあ、どう伝えようかと迷う。

・放課後預かりの現場責任者として、スタッフに改善したいことがあるんだが、どうしようか迷う。

・同僚として、仕事で大切にしたほうがいいことをどう伝えれば、波風が立たないか迷う。

 

どういうケースでも、言いたいことを言ってしまった後、関係を悪くしたくない、という思いが自然な会話を妨げます。

 

いや、もっと深く考えれば、関係を悪くしたくない、ということは、はっきり言って、

「嫌われたくない」

ということなのです。

 

そう考えた時、私は、ある当たり前のことを再認識しました。

 

「あ、どうせ、もう嫌われてるんだ」

 

これは自分を卑下してそう思っているわけではないのです。

嫌われたって、別にいいじゃない、ということなのです。

 

人に嫌われたくないとは、もちろん思います。

が、言いたいことを言っても言わなくても、したいことをしてもしなくても、他人は私のことをその人の都合で判断します。

 

ある人の判断に合わせれば、また別の人の判断からは嫌われますし、その人に合わせれば、さらに別の人から…とキリがないのです。

 

冒頭に書いたように、親子関係は特別です。

だからこそ、職場では部下に言いたいことをはっきり言えても、子どもには言えない、ということがあるかもしれません。

 

それも当然のことではありますが、親子関係は特別である以上、子どもは親の、特にお母さんの本音には敏感ですから、どうせバレています。

 

何を言ったって、嫌われはしません。

関係を良くするために、思っていることを、はっきり言ってみることが、一番のヒントです。

 

言ってみた後、お子さんからの返答や反応は期待通りとは限りません。

が、まずは本音を言ってみる。

それが、大切です。

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2016年

9月

04日

お子さんに対してガミガミしたくない、と思っているお母さんへのメッセージ

肩に力を入れて、ガミガミやっても、

肩の力を抜いて、ユルユルやっても、

同じ。

 

 

恐ろしいことですが、子ども相手に何かをさせよう、躾けようとする時、ガミガミやっても、ユルユルやっても、結果には差がないのです。

 

ガミガミやることで、子どもに気合が入り、集中することも大いにありますが、

「はあ、どうせボク(ワタシ)は、言われてもできないんだ」

と、自信を失ってしまうことも大いにあります。

 

ユルユルやることで、子どもが緩んでしまい、サボり癖をつけてしまうことも大いにありますが、

「そうか。できなくても大丈夫。気楽にやってみよう」

と、自分から始めることも大いにあります。

 

じゃあ、どっち!?

 

おそらく、どっちでもいいのでしょう。

どっちを選ぶかは、あなたの問題なのです。

 

私は、基本的にはユルユルやることを選びました。

もちろん、ガミガミやることもあるのですが、ガミガミ、怖さやプレッシャーをかけることで子どもを動かすことは、すっかりやめました。

 

初めは、ガミガミやることが先生という仕事だと思っていました。

これが、私には本当に苦しかった。

苦しい…

より正確に言うなら、自分らしくない、という感覚かもしれません。

 

私の勤める学校では、習うより慣れろ、の精神があり、問題量なども、数多く取り組ませます。

 

すると、途中で投げ出したくなったり、始めようとしなかったりすることもあります。

そんな時、

 

「ほら、ダメだ!やるんだ!」

というハッパもいいのですが、ある時、黙って横で座ってみたことがあります。

 

「ほら、早く」

と今にも言いそうになるのをこらえて、黙って座っていました。

 

すると、自然に始める、という経験を何度もしました。

隣で座るということも、ある意味ではプレッシャーではありますが、このような経験をしてからは、子どもたちの多くは、本当はやりたいけど、色々な理由や事情で、取り組めないだけなんだな、と思うようになりました。ならば、私の仕事は、励ますことです。

 

これは私の事例です。

 

全く逆の経験から、ガミガミ言うことが、実に自分に合っていた、というお母さんだって、少なからずいるはずです。

 

ガミガミやっても、ユルユルやっても、どちらでもいいので、迷ったり、悩んだりせず、落ち着いてお子さんの横に座ることが大事です。

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2016年

9月

05日

頼りになるお母さんは、ココが違う!

自分が好きだと思っていることは、本当は好きとは限らない。

それを当たり前だと思っておいてもらえると、お子さんはお母さんを頼りにできる。


今年の夏休みは、沖縄に行く機会がありました。
今までになく、3泊もできたことで、本当に気持ちのリフレッシュができました。


ところが、体調は今一つ、指には不思議なデキモノができて痛い、口内炎が3つも…


ちょっと長い旅の終わりにはそういうこともあるとは思います。
が、私は、ふと思ってしまいました。


もしかして、私は旅行が苦手!?
あんなに好きな旅行が、実は苦手?


趣味は何ですか?と聞かれれば、まず旅行と答えるような私でしたが、今回の沖縄旅行は、自分にとって当たり前のことが、実は自分で思い込もうとしているだけなのではないか、と思うきっかけになりました。


今でも、表面的な意識としては、旅行が大好きです。
次は、あそこに行きたい、その次は…
と、国内、国外問わず、いくらでも思いつくのです。


でも、もしかしたら、私は旅行が好きじゃないのかもしれない、という気づきは、私にとっての当たり前をひっくり返す、とてつもなく大きい衝撃的なものでした。


お子さんも、あれが好き、これが嫌いと、いろいろな好みがあると思います。
きっと、お母さんにもあるでしょう。
が、もしかしたら、それは自分の思い込みかもしれない、という考え方は、固くなった心を柔らかくする、そして可能性を広げます。


「あの子、大好きなんだ」
というお子さんに対して、
「本当は嫌いかもよ」
などと、口に出して言う必要はありませんが、何かの拍子に、ケンカ別れしたとしても、驚かずにドッシリ話を聞いてあげることができます。


逆に言うと、
「あんな先生、大嫌いだ!」
というお子さんに対して、
「でも、いいところもありそうよ」
などと、口に出して言う必要はありませんが、何かの拍子に、急に信頼関係があったことに気づいたとしても、驚かずにドッシリとしていられます。


「これが私の信念!」
という、何か核になるものがお母さんにあると、お子さんは安定しやすいと思います。

それに加えて、

「その信念がガラッと変わることもある」

という、さらに広い心持ちでお母さんがいてくれると、お子さんは、どんな困りごとでも、お母さんのおかげで安心できるのです。
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2016年

9月

06日

気持ちの切り替えを上手にさせたいなら、これが一番!

外に出るのは素晴らしい。

虫取りでも、ポケモンでも、散歩でも、買い物でもいいから。

外に出るから、気持ちが切り替わる。

 

 

雨が続くと、教室の子どもたちは大変です。

外に出ることができず、どうしても気持ちが発散できません。

体育館のようなところで、汗びっしょりになるまで走り回っても、外で過ごした後のように、気持ちをリフレッシュすることはできないのです。

 

私が小学生の頃、ファミリーコンピュータなるものが発売され、みんな夢中になりました。

 

が、30分か、せいぜい1時間もやると、誰から言うでもなく、外で遊ぼうか、という話になり、野球をしに行くのが常でした。

 

最近は、友達の家に集まって、それぞれにゲームをしているだけ、ということも珍しくないようです。

 

たとえ、お散歩だけでもいいから、外に出ることは、心も体もリフレッシュされ、集中力も上がるので、もったいないな、と思います。

 

先日、井の頭公園に行った時、幾分、減ったとはいえ、ポケモンGOに夢中になっている人たちがいました。

 

まあ、実のところ、私もミニリュウを見つけて、嬉しかったのですが、ふとiphoneから目を上げると、虫取り網を持ったグループが見えました。

 

これは子どもの遊びではなく、公園関係者の生態調査という感じではありましたが、方やスマホのポケモン獲りに夢中、片や網で虫取りに夢中という、バーチャルとリアルのはっきりした対比に、心が動かされました。

 

友達の家に行き、それぞれが、それぞれのゲームに夢中になっている状態が、一歩進んで、友達と、あるいは一人で、外に出てポケモンを探す状態になっただけでも、大いにヨシとしていいのかな、と思います。

 

ずっとスマホの画面を見ていたとしても、家の中にいるよりは、外の空気を吸った方がいいのです。

外に出ることが、何の違和感もないことになったなら、自然と虫取りやら、おにごっこやら、サッカーやらに遊びも広がるでしょう。
放っておいても、外に出るような子は問題ないのですが、家にこもってしまいやすい子、気持ちの切り替えが下手な子などは、どういう理由であれ、外に出る癖をつけることが大事です。
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2016年

9月

07日

お母さんの心を救うのは、こんなに短い言葉だった!

「たら」と「れば」は、ない。
この当たり前の言葉は、お母さんの心を救う。


ふと、思い出した言葉…
どういうわけか、ふと、この言葉を思い出しました。

「たら」と「れば」は、ない。

子どもの頃、これもどういうわけか、よく父に言われました。

おそらく、
・あ〜晴れてれば、釣りに行けたのに…
とか、
・あの時、これを買っておいたら、よかったのに…
のような、恨み節を言っていたのでしょうね。

クラスでも、子どもたちは、わりと頻繁に、「たら」と「れば」を使います。

あ…
書いていて思い出しました。
そういえば、そんな時、私は子どもたちに向かって、
「たら」と「れば」は、ないんだよ〜
と言ったことがありました…

この
「たら」と「れば」は、ない。
という話ですが、気をつけないと、お説教になってしまいます。

「そんなにブツブツ言ってたってしょうがないでしょ!『たら』と『れば』はないんだからね!早く気持ち切り替えて、泣くのやめなさい!」

という使い方になってしまうのです。
そりゃ、何かと忙しいお母さんですから、いつまでもブツブツ言われていたくないですよね。

それに、大切なお子さんが悲しんでいる姿を見ていたくないですし…

とはいえ、やはりお説教されてしまうと、お子さんの心は癒えません。
あ〜聞いてもらえた、という満足感が心に広がりません。

ですから、「たら」と「れば」は、ないという話は、今のあなたにとっては、嫌だったり、辛かったり、悲しかったりすることだろうけど、長い目で見れば、素晴らしく、用意されたことなんだ、という考え方を伝えてあげたいのです。

もちろん、これも、しつこく言うとお説教になります。
こういう話は、ポツリとつぶやくように、一発勝負です。その場で、腑に落ちるような伝え方をしようと力むと、お説教になります。

どうも、こちらの肩に力が入ると、つまり、何かをわからせよう、と力むと、相手にはプレッシャーがかかるようです。

「たら」と「れば」は、ない。

この言葉は、お子さんの心を広げる言葉であると同時に、大人の心を救う言葉です。

だって、いつも後悔している、あんなこと、こんなことも、結局はお子さんにとって、ご自身にとって、必要なことだったのですから。

この受け止め方は、諦めではありません。
肩の力を抜いて、本当に在りたい姿になっていくための心の基礎作りなのです。
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2016年

9月

08日

生き物を飼いたいとせがまれて、困っているお母さんへのヒント

想定外の結果は、心の幅を広げる。

 

 

今更という感じが強いのですが、最近、すっかりポケモンにハマっている私です。

 

始めてはみたものの、どうも楽しめず、早速飽きてしまったのですが、卒業生や職場の同僚など、詳しい人に聞いていくうち、やり方がわかってきて、ここ2週間ほど、すっかりやる気になっています。

 

吉祥寺に近い方なら、井の頭公園は本当にオススメです。

ボートもいいですが、ポケモンもなかなかです。

半周するだけで、コイキングが20匹ぐらい獲れたりしますし、ミニリュウもかなり獲れます。昨日は野生のハクリューが獲れました。

 

さて、そんな私ですが、ある時、ふと足元を見ると、妙な黒い影…

アメリカザリガニです。

思わず、捕まえてしまいました。

 

ポケモンをバーチャルの世界に獲りに行き、リアルの世界でザリガニを捕まえてしまうという皮肉というか、ギャグというか、なんとも言えない気持ちになりました。

 

しかも、井の頭公園に詳しい方はご存知だと思いますが、井の頭公園は開園100周年に向けて、「かいぼり」として、池を干し、元来、いなかった生物を駆除する活動をしています。ですから、あれほど群れていた鯉は、今、一匹もいない(はず)なのです。(コイキングは相当います)

 

その中で、アメリカザリガニは、特定外来生物ではないのですが、せっかく生えてきた水草を切ってしまうなど、池の生態系にとっては迷惑な存在。しかも冬におこなう「かいぼり」では、土に潜ってしまうため、非常に駆除が難しいのだそうです。

 

そんなアメリカザリガニを、何事もなかったように池に戻すのも気がひけますし、家に持ち帰ったところで飼うわけにもいかず、結局、草むらにおいてしまいました。

 

だったら、池に投げたって結果は同じでしょうが、かといって、バリッと踏み潰してしまうのも気が進みませんでした。

 

このことは、生き物を飼うことが大好きな子どもたちと、ぜひ考えてみたいな、と思いました。

 

今年はクラスを持っていない私ですから、どんな機会に、どんな方法がいいかはわからないのですが、生き物を飼うこと、本来の生態系を大切にするとはどういうことかなど、子ども達にも考えて欲しいな、と思います。

 

お母さんとしては、お子さんが生き物を飼いたいとせがまれて、困ったことがあるかもしれません。

 

そんな時、人間の都合で生き物を飼うとはどういうことか、幅広く、考えてみて欲しいな、と思います。

 

「生き物を殺したらかわいそう」

 

確かにそうですが、特定外来生物の中には、戦前、戦中に食料確保のために、国策として移入したものも多いのです。

 

豊かになった今の価値観と、本当に食べ物に困っていた当時の価値観とを考えてみる機会にもなるでしょう。

 

ポケモンを捕まえにいって、思わぬ獲物に出会い、考えが深まった夜でした。

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2016年

9月

09日

要注意!温かい言葉も、人を傷つける。

温かい言葉が人を傷つけることがあるなんて…
あえて言葉をかけないで、待つことも価値がある。


「いつもありがとうございます!」
と、にこやかに声をかけてもらうことで、本当に明るい気持ちになれます。

今朝も、例によって入ったスタバで、気持ちいい声をかけてもらいました。

席について、ふと思ったことは、
「いつもありがとうございます!」
と言われて、恥ずかしかったり、責められたりしている気がすることもあるなぁ、ということでした。

2学期が始まったことで、私の始業時刻が遅くなり、出勤前にスタバに寄ることもしやすくなったのですが、そうなると、毎朝のように顔を出すことになります。

スタバに限らず、あんまり通いつめると、何だか恥ずかしいような気がする…

共感してくださる方もいらっしゃると思います。

それは、どういう気持ちから来るのでしょう…

・毎朝来ては、ドリップコーヒーしか頼まないなんて、ケチ!

・こんなに毎朝来るなんて、ヒマだなぁ…まともな仕事してないんじゃない?

・よくこんなに来るよね、お金いくらあっても足りないよね…

そんなふうに思われているのだろうか!?

ちなみに、卒業生の中にも、スタバでアルバイトをしている子が何人かいるのですが、彼女達に聞いてみると、いつも来る人って、お金がかかるのに、スゴい、というようなことを言っていました。

私も、学生時代、アルバイトをしていました。
常連さんを見かけ、
「いつもありがとうございます!」
と、自分が声をかけていたのです。

その時、少なくとも私は、その人のことを何とも思っていませんでした。

ヒマだなぁとか、お金持ちだなぁとか、そんなことを考えていた記憶もありません。

逆に、時々しか来ないクセに、ヘンなことを言う人は、面倒だなぁと思ったことはありました…

まぁ、私が本当のところ、どう思われているわかりませんが、普通に考えれば、何とも思われていないのですよね。

よく来る人だから、いつも〜と声をかける。
それだけのことです。

なのに、言われた方は、
・責められている
・バカにされている
・とがめられている
と感じる。

それは、その人が、自分のことを
・責めている
・バカにしている
・とがめている
から、なのでしょう。

クラスでも、同じようなことは、本当によくあります。
友達同士のトラブルのうち、勝手な勘違い、解釈がどんどん広がって、こじれることがあります。

そんな時、大人はもちろん、当事者同士でも、温かい言葉が、かえって人を傷つけてしまうことがあります。

温かい言葉が人を傷つけることがある。

その事実も、頭の片隅に置いておきたいものです。
温かい言葉は、気持ちが温まるのを待ってからでも、遅くはないようです。
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2016年

9月

10日

お母さんの言いたいことがお子さんに伝わる、大切なコツ

お母さんの言いたいことがお子さんに伝わる、大切なコツ

それは、

ゆっくり話すこと。


先日、iPhone7が発表されました。
発表の日、私はソファで寝てしまっていて、夜中の1時半に目が覚めました。

おやおや…
発表は2時からだったな…
と思い、つい中継を見てしまいました。

初めは、マリオやら、ポケモンやら、ソフトの話だったのですが、ハッキリ言って、私には、話の3割もわかりませんでした。

ところが、途中、いろいろな人たちが共同で、リアルタイムにプレゼン資料を作れるソフトウェアの話を担当の女の人が始めた時、あら不思議!ほとんど理解できるのです。

プレゼン資料が映し出されていたから、ということがあるにせよ、彼女の話は、本当に聞きやすかった。

それは、話のペースがゆっくりで、ハキハキしていたからなんだと思います。

その後、誰だかわからない、社長だか副社長だかの話も、聴きやすくなりました。

ああいう人も緊張するのでしょうか?途中から話がゆっくり、ハキハキしてきたのかもしれません。

私の耳が慣れてきたからかもしれません。知っている製品のプレゼンだったからかもしれません。

いずれにせよ、彼女の話を聞きながら、ゆっくり話すことの大切さを痛感しました。

お子さんに伝えたいことがある時は、多くの場合、興奮しています。

「今日の夕飯は、何がいい?」

なんて平和な話をする時、緊張して早口になるとしたら、料理に自信がないか、高級食材をリクエストされたくない時かもしれません…

「ねぇ、先生から電話があったんだけど、何か覚えはある?」

なんて時は、初めこそ、ゆっくり話していても、次第に早口になり、おまけに声が高くなっていってしまいがちです。

こういう時こそ、
・ゆっくり
・短く
・低い声で
が大事です。

ジャパネットの前の社長さんの声が高いのは、売るために見ている人の気持ちを盛り上げるためです。

大切な話をしている時、お互いに興奮する必要はありませんね。

クラスで何かあった時こそ、私は黙って、黒板の前で、じっとしています。

それだけで、子どもたちは、
さ、何かあったな…
とわかります。

肝心なことは、その落ち着きをキープすることです。

大切な話こそ、
・ゆっくり
・短く
・低い声で

私のオススメです。
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2016年

9月

11日

「恥ずかしさ」を乗り越える秘訣とは…

「恥ずかしい…」

何かができなくて、恥ずかしい。

何かを持っていなくて、恥ずかしい。

何かをしてしまって、恥ずかしい。

 

恥ずかしさを乗り越える秘訣とは、それを「素晴らしい」と認めること。

 

 

私は最近、すっかりポケモンにハマっています。

そんなわけで、毎日の記事の中でも、ポケモンの話が多くなっているのですが、今日、井の頭公園に出かけ、気づいたのが、

「恥ずかしい」

という気持ちでした。

 

何が恥ずかしいか。

 

今日の場合、午前10時半ぐらいに井の頭公園に着いたのですが、当たり前ですが、明るいわけです。

この明るさで、職場にも近い吉祥寺という土地柄、誰かに見られる可能性も十分にあります。

 

実際、夏休みの終わりには、ポケモンを1匹捕まえて、さ、次に向かおう、というところで、とある子に会ってしまい、ちょっと恥ずかしい思いをしました。

 

そうです。

やはり、

「恥ずかしい」

と思ったのです。

 

では、夜ならどうでしょう。

どうも井の頭公園の場合、仕事帰りの人が集まりやすいからか、夜の方が人出が多いのです。

 

夜なら、子どもに会う可能性は低いですし、そもそも、よく見えません。

それなら恥ずかしくないか。

 

いや、やはり恥ずかしいのです。

「薄暗い井の頭公園の特定の場所で、老若男女が、皆一様にうつむいてスマホやらタブレットやらに夢中になっている、この異様なことに自分も夢中になっているなんて…」

 

一言で言えば、自意識過剰です。

 

ポケモンなら自意識過剰で終わりますが、この「恥ずかしい」という気持ちは、子ども達の心理を考える上で、重要です。

 

クラスで友達とのトラブルが起きたり、ちょっと難しいこと、新しいことに挑戦したりする時、「恥ずかしい」という気持ちがハードルを高くします。

 

・どうせあの子は、私のことを嫌ってる。

→「嫌われてしまう私なんて、恥ずかしい」

 

・アイツみたいに、明るく、ワイワイ人気者になんて、私はなれない。

→「あんな風にできない私なんて、恥ずかしい」

 

・この新しい単元は、難しい。

→「できない私を見られたら、恥ずかしい」

 

などなど、ダメな自分をさらけ出してしまうことが頭に浮かぶと、

「恥ずかしい」

気持ちになるわけです。

 

いや、より正確には、人にさらけ出すよりも、

「自分でダメな自分に直面したくない」

から、恥ずかしい気持ちになります。

 

ですから、お子さんが、

「恥ずかしい」

という気持ちになっているなら、

「そんな、あなたが素晴らしい」

という方向性で、励ますことが必要です。

 

・知り合いに見られたとしても、ポケモンに夢中になっている私って、なんだかいい感じ。

・あの子に嫌われていたとしても、そんなのよくあることで、大丈夫。

などなど、まず、現状を認めることが、恥ずかしさを乗り越える秘訣です。

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2016年

9月

12日

PCデポのサポート契約問題に思う、人付き合いで意識したい、たった1つのこと

PCデポのサポート契約問題に思う、人付き合いで意識したい、たった1つのこと。

「去る者は追わない」


これだけ普及したパソコン、タブレットにスマホ…

いともたやすく扱える人には、楽しいことですが、苦手意識のある人には、苦手を超えて、不安感をあおられるものです。

実際、私の父母は、iPhoneを使っていますが、ホームボタンを押して、とか、ホームボタンに指を載せる、という程度のことが、言葉だけではわからなかったりします。

そんな人にとって、今、問題のPCデポのサポート契約は、ともすれば、駆け込み寺のような、神様のようなサービスでもあるかもしれません。

にもかかわらず、内部告発も含め、この騒ぎです。
初心者や老人を食い物にするサービスというイメージ、従業員に厳しいノルマを課すイメージが高まりました。

私自身、このサービスを使っていませんし、このところ何年もPCデポに行く機会すらないので、詳しくはわかりません。

が、テレビやネットで見聞きした情報の中で、一番、気になったのは、解約を引き止める
「思いとどまり」
ということです。

何かを解約する、やめるというのは、こちらに落ち度がなくても、なんとなく罪悪感をかきたてられることです。

にもかかわらず、さらにお引きとめをされると、もともとあった罪悪感が嫌悪に変わってしまい、ケンカ別れという結果になりやすいと感じます。

これは、人間関係も同じです。
例えば、遊ぶ約束をしていたのに、スケジュールを勘違いしていて、断る、なんていう時も、悪いのはこちらなのに、しつこく引きとめられると、相手の顔を見たくなくなることだって、あると思います。

断られた時こそ、実はチャンスなのですね。
ここで、気持ちよくお別れしておくと、むしろ株があがると言っても言い過ぎではないと思います。

クラスでも、このようなトラブルはたくさんあります。
断られて、悲しかったり、寂しかったりするのは当然ですし、何かしら自分によくないことがあったかな?とふりかえってみることも大切ですが、人付き合いなら、

「ま、いっか〜」

という程度に流してしまう。ご縁の問題だから、と流してしまうぐらいで、ちょうどいいと感じます。
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2016年

9月

13日

コレはダメ!迷った時に考えてはイケナイこと。

迷った時に、つい考えてしまうこと。

 

それは…

「なんで?」

 

これは責任追及になってしまう。


必要なのは…
「何のために?」



あなたは迷ったことがありますか?

「ない」

という人なんて、いるのでしょうか…
今朝だって、私はスタバに入ろうか、キラリナの一階にあるパン屋に入ろうか、迷いました。

そんな私の個人的な店選択はどうでもいいですが、迷うことって、本当にたくさんあると思います。

実は、重要な選択こそ、本当は選ぶものは決まっていて、決心がつかないだけだと、私は思うのですが、迷って迷って決められないことが悩みだという人もいます。

そんな時は、

「何のために?」

と考えることが大切です。

選択の局面で考えがちなことは、「なんで?」です。
理由も大切ではありますが、理由は過去志向ですし、「なんで?」の質問は責任追及とセットなので、悪者探しになる可能性が高まります。

そこで、目を前に向け、気持ちを明るくするのが、

「何のために?」

という質問です。

私は勤めている学校で、広報を担当していますから、幼稚園児、保育園児のお母さん方からお話を伺う機会も多くあります。


どの小学校を受けるか。
そもそも、私立や国立の小学校を受けるのか。


完璧な正解は、きっとありません。
どの学校に行っても、トラブルやイヤなことはあるでしょう。(むしろ、ある必要もあります)

逆に、
「この学校は、ないだろ〜」
と思っていた学校にご縁があり、一生の宝物になることもあります。

受験に限らず、何かしらの選択を迫られるタイミングでは、
「何のために?」
と考えることが、建設的で、気持ちを明るくできる秘訣です。
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2016年

9月

14日

デキるお母さんは、場を考えることがデキる。

デキるお母さんは、場を考えることがデキる。

大人の話は、大人の間だけ。


先日、久しぶりにファーストフード店に入りました。
有名なハンバーガー店です。

注文を終え、出来上がりを待つ列に並んでいると、最後尾のすぐ横で、店長さんらしい雰囲気の中年男性と私服の中年女性が、何やら話し合っていました。

内容はよく聞こえないとはいえ、
「だから、こういう会社は〜」
とか、
「そうしてくれると、働きやすい〜」
というような言葉は断片的に耳に入りました。

雰囲気は悪くないので、おしゃべり程度のことなのでしょう。

が、お客さんの列に近いところで、制服を着た店員さんが私服の人とヒソヒソやっているのは、あまりいいものではないな、と感じました。

クレームであれ、おしゃべりであれ、業務の改善依頼であれ、「表」ではなく、「裏」で話し合う方がいいと感じました。

これは、きっと子育てでも同じです。
大人の都合というものも、たくさんあります。

ご夫婦の話、おじいちゃん・おばあちゃんとの話、親戚の話など、ファミリー話に限りません。
私たち、教師との会話も同じです。

大切なお子さんの話をするのですから、感情的になることだってあると思います。

それを大人の間、いわば、「裏」でするのが大切です。

まぁ、子どもは敏感ですから、いくら大人の間だけでやっても、薄々、伝わってしまうものです。

が、それでも、大人の話は大人の話、とキッパリ、子どもから切り離すことは、とても大事なことです。

子どもは、子どもでいさせてあげたいな、と私は感じます。
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2016年

9月

15日

マジメなお母さんへのメッセージ…お子さんに大らかに接するために、気にして欲しいこと

お母さんが、お子さんに大らかに接することができるために、気にして欲しいこと。

何から何まで、自分でさせようとする必要はない。
初めの20パーセントは、どんどん手伝う。

「腹八分目」で十分!
「八」は、末広がりで、縁起がいい。
80点でいい、ということは、諦めではなく、次に向かうために余力を残すこと。


私は、ほとんど毎日、お母さん方のお話を伺う機会があります。

みなさん、本当に熱心で、一生懸命で、頭が下がります。

その中で、時々、ある話が、
「子どもに大らかで、いつもニコニコしていたい」
ということです。

今日こそは!
と決めていても、夕方には、イライラしている自分に気づき、またイライラ…

そんなことも多いとか。
子どもって、あえて気持ちを逆なでするようなことを言ったり、やったりすることも多いと思います。

だから、いくら覚悟を決めても、イライラして当然ですね。

さて、そうは言っても、何とかしたい…
ならば、八分目を目指す、ということをオススメします。

子ども達が何かをしなかったり、いい加減にしたりすることは、教室でもあり得ることです。

宿題をやらなかったり、わざと力を抜いて取り組んだり、お母さんや教師たちならずとも、喝を入れたくなることは、ままあります。

そんな時、私はまさに喝を入れてきました。
それも大切なことではあったのですが、ある時、
「本当はやりたいけど、やれない不安の裏返しなんだ!」
と気づいたのでした。

本当に怠けているなら…
あるいは、先生やお母さんに怒ってもらうというキッカケが欲しいなら…
喝も効果的ですが、不安があって取り組めないなら、喝は逆効果です。

そこで、私は、
「できなくても大丈夫。後で教えるから」
とか、
「初めの何問か、一緒にやろうか?」
とか、
「無理しなくていいよ」
とか、そんな言葉をかけるようにしてきました。

つまり、
・どんなに難しい問題でも、まず、自分で取り組む、という強い心を育てたい!
・多少、難しいとしても、アレコレ悩んで、少しでも自力でできることを増やしたい!

などの目標から、
「やり始めは、しっかり手伝うから大丈夫」
と、スタートの20パーセントは、できなくてもいいよ、と認めたということです。

私は、初め、そんなことは過保護で、自分から取り組めず、誰かに甘えることが当然の子になってしまうのでは?
と心配していました。

が、ほとんどの場合、それは杞憂でした。
初めこそ、一緒にやってもらいたがっていた子も、すぐに、
「もう大丈夫。自分でやるから」
と言い出しました。

1から10まで、全部、手伝う必要ありません。
初めの1と2だけ、できなくてもいい、と認めるだけで、子どもにかかるプレッシャーが、ずいぶん下がります。

そして、お母さん自身が、心からそう思ってくださったなら、お母さんの心にも20パーセントのスキマができます。

その20パーセントのスキマが、イライラを減らし、少し長い目で、必要なことを考えられることにつながるのです。
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2016年

9月

16日

配偶者特別控除の廃止問題がプレッシャー!?

配偶者特別控除の廃止問題がプレッシャー!?

控除は、あればあるほどいいと、なんとなく思っていましたが、配偶者特別控除の存在が、女性の社会進出、要は働きに出ることを止めているという論調があると、テレビで見ました。

そうなのか…
と、新しい発見でした。

私はマネーの専門家ではないし、税制のアレコレを理解しているわけでもないので、配偶者特別控除の廃止の是非を語りはしません。

ただ、これまで、何度か書いてきたことですが、お母さんが働きに出る出ないの問題を感情的な面と、子どもへの影響という観点から考えてみたいと思います。

私が子どもの頃、両親は共働きでしたが、祖母からは、恥ずかしいから黙っておきなさい、なんて言われたものです。

しかし、今は、全く逆の感覚の方も多いようです。
「誰々さんは、あんなにバリバリ頑張っているのに、ワタシって、子どもも満足に勉強させられず、家事も…」
のように、ご自身を責めている方も少なくないようです。

つまり、働きに出ていないことが、精神的なプレッシャーになっているという実態もありそうです。

そして、次に、子どもという観点を考えてみます。
何となく、思われていることとして、
「お母さんが働きに出ることで、子どもは不安定になる…」

というものがありますが、必ずしもそうとは限りません。
 
むしろ、ちょっとお母さんが外に出るぐらいでないと、お子さんは息が詰まりますよ!ということだってあります。

大事なことは、働きに出る、出ないは、お母さんの頑張りを表すものではないということです。

メディアでは、「キラキラママ」なる仕事も家庭も、子育ても全力投球で、大活躍!というお母さんをクローズアップすることもあるようです。

それはそれで、スゴいとは思いますが、スゴさは、それだけではありませんよね。

先日、第二子の出産を機に、フルタイムからパートタイム勤務にした友人と話す機会がありました。彼女から、自分のやりがいを思うと、フルタイムに戻りたいんだけど、なかなか簡単ではなくて…という話を聞いたばかりだったこともあり、配偶者特別控除の廃止問題で、お母さんの仕事に出なくちゃならない方向にプレッシャーがかかるのなら、考えものだなぁ…と感じます。

配偶者特別控除があるかないかも大事ではありますが、女性も働くべき、なんでもこなすママが素晴らしい、などという外部の理想像やプレッシャーからは距離を置くことが大切です。

子どもがイキイキ、明るく毎日を過ごすことためには、お母さんがイキイキ、明るく毎日を過ごしていることが不可欠です。
子どもために自分を犠牲になんてされると、子どもにはプレッシャーがかかります。
何の罪悪感もなく、お母さんは、本当に自分がイキイキ、明るく毎日を過ごすことを考えることが大切です。
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2016年

9月

17日

お子さんに、いろいろ失敗を指摘されて悔しいお母さんへの言い返す言葉のヒント

9月病問題は、お母さんの失敗に使えますよ。

 

 

去年の記事ではありますが、9月病について、興味深い記事がありました。

「働く男女の40.9%が『9月病』を実感」

 

4割を超える人が、9月に心の重さや不調を感じるのですね。

これほど多くの人の調子が悪いとなると、9月は多くの会社で、課題が生じているのかもしれません。

 

〜月病といえば、5月病が有名ではありますが、9月は季節の変わり目で、秋に向かって涼しくなりやすく、体調という面からも元気を失ってしまうようです。

 

小学校教師としての、私個人の経験としては、子どもは1ヶ月後、つまり、6月や10月に元気を失うことがあるので要注意、と思っています。

 

5月や9月を乗り越えた〜

と思って気をぬくと、翌月に学校に行き渋るようになった、などということがあるのです。

 

10月病については、all about news digに掲載されたコラム(「小学校の先生が指摘する『9月病も重要ですが、10月病も意識してほしい」)をご覧いただくとして、今日は少し違った観点で、〜月病について考えてみます。

 

冒頭にご紹介した記事(「働く男女の40.9%が『9月病』を実感」)では、9月、10月、11月のそれぞれについて、ストレスを感じる人の割合を掲載しており、9月が10月・11月よりも10ポイントほど、高かったと紹介しています。

 

ところが、記事の前半には、驚きの内容が載っていました。

 

以下引用

 

10代以上の男女に、ストレスを感じるシーズンを聞いたところ「夏(6~8月)」(53.8%)が最も多く、次いで「春(3~5月)」(46.1%)、「冬(12~2月)」(45.7%)と続き、「秋(9~11月)」(35.2%)は最も低い季節となった。

 

引用終わり

 

え?

ということは、秋が一番、ストレスがない?

 

にもかかわらず、9月病をクローズアップするのは、大して意味がないと思ってしまいました。

 

子どもの頃、8月31日に、翌日から始まる学校を思うと、ワクワクするような、ガッカリするような不思議な感覚になっていたものですが、やはり、開放的な夏・長い休みが終わるというのは、とても寂しいもの。

 

そして、秋は何となく、物寂しく、暗くなるのが早くなると、気分も重くなったような気がします。

 

でも、四季の中で、秋のストレスが一番低い、というのなら、すべては思い込み、あるいは言い方なのではないかと思ったのです。

 

それに、毎月、毎月、暑いだ、寒いだ、移動があっただ、取引先から無理を言われただ、ストレスのタネは尽きません。

 

 

毎月、〜月病と言うことができそうです。

 

お子さんに、

「お母さん、しっかりしてよ!」

などと言われた時には、

 

「〜月病だから、仕方ないのよ」

 

と答えるといいかもしれません。

が、使いすぎると、同じ言葉がお子さんから返ってくるでしょう。

まあ、そうなったら、

 

「毎月、毎月、理由はあるんだから、いいのよ」

とでも、言って、笑い飛ばすぐらいがいいと感じます。

 

そんな笑いが、親子の心のスペースを作るのではないでしょうか。

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2016年

9月

18日

お子さんに信頼されたい!と思うお母さんのためのヒントと私の恥ずかしいエピソード

信頼されるお母さんの条件

「本当のことを言う」


先日、卒業生と話す機会がありました。
彼から、こんなことを聞かれ、真っ青になってしまいました。

「先生!卒業式の後の謝恩会で、何てスピーチされたか、覚えていますか?」

いやぁ、ハッキリ言って、思い出せませんでした。
謝恩会での話…
できれば、覚えていて、

「お〜あれな。あれは、こういう意味で言ったんだよ。わかったか?」
ぐらい言って、ドヤ顔をしたいところです。

が、覚えていなかった…

「え…あ〜ゴメン…なんだっけ?」

あまりにショックが大きくて、ごまかすこともできず、すぐに素直に聞いてしまいました。

子どもは、私が質問に答えられないと、
「え?大人が知らないことなんてあるの?」
と、真顔で言ったりしますが、知らないこと、わからないこと、できないことがあるのが当然なんですよね。

あえて、知らないことやできないことをアピールする必要はないですが、大人が、そういうことを当然のことだと、おおらかに、ドッシリかまえていると、子ども自身が知らないこと、わからないこと、できないことを恥ずかしく思わなくなります。

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥

と、大人は子どもによく言いますが、大人の方がそれを地で行っていないと、子どもも聞くことを恥ずかしく思います。

恥ならまだいいのです。
「罪」というぐらい、自分を追い込んでしまうこともあります。

ですから、お母さんが堂々と、
「知らない」
と言ってくださることは、お子さんの学ぶ姿勢を伸ばすのです。

そして、そういう正直なあり方が、結局、信頼感につながります。

まぁ、今回の私のスピーチ忘れ事件が私への信頼感になったとは思えませんが、正直でありたい、という私の生き方には合っていたようです。

ちなみに、彼が教えてくれた、私のスピーチは、
「上がらない雨はないし、いつか雨は降る」
ということだったそうです。

それを聞いて、パッと旧校舎の講堂がアタマに浮かびました。

あの話を彼らはシーンとして聞いてくれました。
そのフレーズの前に、バカ話や冗談を言って、ワイワイした雰囲気だったのですが、あのフレーズは真剣に聞いていました。

そして、先輩に
「話は難しかったけど、先生の本音がこもっていたから、しっかり聞いていたね」
と言われたことも思い出しました。

彼は、私の言葉を折に触れて、思い出していたそうです。

にもかかわらず、私は忘れていた…
大変申し訳ないことではありますが、逆に私が温かい気持ちにしてもらったエピソードでした。

2016年

9月

19日

デキるお母さんは、ココが違う!「足す」だけじゃなく、「引く」ことの大切さ

妻といることで学んだ、子育てのヒント

「足す」だけじゃなく、「引く」ことは本当に大切。

 

 

今日、妻と百貨店に行きました。

夜、つまり、ついさっきのことなので、すでに人出も減り、1階の化粧品売り場は、ずいぶん歩きやすくなっていました。

 

妻が友人に贈りたいものがある、ということで一緒にいたのですが、空いていたこともあり、私も化粧品売り場の椅子に座って、説明をなんとなしに聞いていました。

 

そこで、「実習生」のネームをつけた店員さんが言った言葉が、私の心に刺さりました。

 

「メイクは、足すだけじゃなくて、引くことも大事なんです〜」

 

うん?

足すだけじゃなくて、引くことも大事…

 

いい表現だなぁ、と思わず、スマホでメモをしたくなりました。

 

化粧のノウハウや工夫は、さておき、足すだけじゃなくて、引くことも大事というのは、子育てにも当てはまると私は感じました。

 

足すことは、もちろん大事なんです。

あれをさせて、これを練習させて、次はそっちを何回もやって…

 

私の勤める学校では、体で覚えろ、というところもあるので、数をこなさせる、という点では、たくさんさせているのです。

 

が、私は子どもに何かをさせる、要求する、つまり「足す」ことにばかり、目を向けるのではなく、させない、求めない、つまり「引く」ことにも大いにスポットライトを当てたいと考えています。

 

具体例でいうと、私の勤める学校では、「野川の時間」というものがあります。

歩いてすぐのところにある野川公園に出かけ、ただ遊ぶ時間です。

週に1回、約1時間半、子ども同士、子どもと教師たちが、とにかく遊びます。

 

この時、

・集団性を育てよう

とか、

・野川の生態をまとめさせよう

などのような、指導案・目標を立てません。

貴重な、正課の時間内に、「引く」時間を持つことをとても重要視しています。

 

 

私たちだって、要求ばかりされていたら、嫌になります。

努力は大切ですが、どんな好きなことでも、適当な休息や休みは絶対に必要です。

 

一言で言えば、「メリハリ」ということになるのでしょう。

どこは足して、どこは引くか。

それは、とてもパーソナルな問題です。

 

お子さんの言葉、反応、表情など、そのヒントはいろいろなところに表れます。

ぜひ、キャッチして、活かして欲しいなと思います。

 

最後に、私からヒントをご紹介します。

お子さんが、すでにやり方を分かっていて、やりさえすればいい、ある意味、単純作業のようなもの(計算練習、漢字練習、写し書きなど)は、「足す」のに向いています。

 

一方、作文や意見をまとめること、あるいは新しい単元、やり方が実はわかっていないことなどは、一方的に「足して」しまうと、お子さんが不安感や劣等感を強く感じる可能性があります。

 

これは、あくまで一般論です。

お子さんによって、得手不得手が違うのが当たり前。

いろいろと忙しいお母さんですから、大変ではありますが、お母さんだからこそ気づく、お子さんに合った「メリハリ」を見つけて、うまく導いてあげたいものです。

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2016年

9月

20日

勝気で、すぐに言い返してしまう子への関わり方のヒント

つい、言い返してしまうのは、意固地で、意地っ張りだから!

でも、それ以上に、繊細で、打たれ弱いという見方をすることが大切。

 

 

クラスでは、こんなことがよくあります。

 

本棚の本は、1回に1冊だけ取って、読んだら戻して、また新しい本を1冊取りましょう、というようなルールがあるとします。

 

でも、

「あ、これもいいし、うーん…あれもいい…」

と、2冊、3冊、手に取ってしまう子がいる。

 

それを見た子が、

「ダメなんだよ!」

と声をかける。

 

すると、言われた子が、

 

「うるさいなぁ、いいんだよ」

 

と、言い返す。

 

どうでしょう?

ありそうだと思いませんか?

 

失敗を指摘されるのは、確かに、ちょっと嫌なものですが、そういう返答ばかりしていては、友人関係には大いに影響が出てくると思います。

 

言い返したくもなりますが、

「わかった~」

と、軽く受け止めるように励ましたいものです。

 

とはいえ、これは、なかなか心のハードルが高いことです。

お子さんが、つい言い返してしまうタイプだな、と感じるなら、

「もう、わがままな子なんだから…」

ではなく、

「一つ一つの言葉を重く受け止めてしまう、繊細な子だな…」

と、考えてみることが、小さいけれど、とても意味のあるスタートです。

 

言い返さずにはいられない、というのは、意固地、意地っ張りではあるのでしょう。

その奥にある気持ちも考えてみます。

そこには、自信のなさ、感受性の強さがあると私には感じられます。

 

言い返してしまう自分のことを、自分で責めていることも多いのです。

 

「あのね、いくらあなたに言い分があっても、言い返してばかりでは、友達に嫌われちゃうわよ!」

 

確かにそうです。

でも、どうしても、言い返してしまうというのなら、

 

「そんなに言われたくないよね。あなたにはどんな言い分があるの?」

 

と、一回、受け止めてみることをお勧めします。

それだけでも、子どもは安心することができます。

ぜひ、試してみてください。

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2016年

9月

21日

荒れた心を鎮める、最高にして、唯一のクレバーな選択とは…

波を見極めることの大切さ。

海に行くと、よく日焼けしたおじいちゃん、おばあちゃんに出会うことがあります。

海をジッと見て、

「今日は、やめとけ」

などとポツリと言われると、天気予報の淀みない解説なんて、すっかりぶっ飛んでしまい、信用できる気がするから不思議です。

海のオトコ、オンナは、波風をよく見て、おそらく天気予報も聞いて、海に出る出ないを決めるのでしょう。

私はつくづく、波と心は似ているな、と感じます。
池のようになった海に散歩に出た時、月明かりをまっすぐ映して、月の道ができているのを見ると、池どころか、鏡だなぁ、と思ってしまいます。

逆に、湾内にいるにもかかわらず、台風が近づいてくると、防波堤に打ち付ける波しぶきに、純粋に恐怖と、パワーを感じます。

波も心も穏やかな方がいいけれど、激しさに翻弄されてしまうことだってあります。

その激しさとどう付き合うか…
最高にして、唯一の方法は、待つことです。

私も教室で、いろいろな荒波と向き合ってきました。
その中で、まずは波が鎮まらないことには、どんな正論も、役立つヒントも無駄です。むしろ、刺激しかしません。

臨海学校で、台風が来ると、当然、大波で海に行きません。砕ける大波を見て、怖がる子も多いですが、興奮する子もいます。

クラスでの大波も同じで、我先に逃げていく子と、一緒に興奮する子がいます。

子ども同士の話し合いや励ましあいの前に、なるべく刺激は控えて、波を鎮めることが一番です。

これは、ご家庭でも同じではないでしょうか。
大切な家族、お子さんです
一緒に波が高まるのも、当然です。

これが嬉しいことの波なら、まぁいいのですが、怒りの大波は共振させてもいいことはありません。

共感は大切ですが、共振させることなく、その場にいる人、全員が口を閉じ、ジッとしていることが大切です。

ちょっと場を変えることも素晴らしい方法です。

月を映す鏡の海にはならなくても、さざなみぐらいにはしておきましょう。

このことは、お子さんを安定させるとともに、お母さんの怒鳴りや涙も減らしてくれます。

焦らず、鎮めるのを待つことは、放置やサボりではありません。

最高にして、唯一の方法を、あえて取っているクレバーな選択なのです。
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2016年

9月

22日

お子さんの自立を促す、単純にして明快な質問とは…

子どもの自立を促す、一番の質問は、「どうするか」

 

私たちは、自分のアタマ(ココロ)の中で自問自答を繰り返しています。

 

(さてさて、そろそろ起きるか…いや、まだ5分いけるか?いや、これで昨日、電車に乗り遅れたんだよな…っていうか、乗り遅れても間に合ったし…)

 

こんなココロの独り言を毎朝のようにしている方もいらっしゃるでしょう。

 

こんな自分との会話は、ふと気づくと、

(あ〜なんで、こんなことをしちゃったんだろう…)

(あ〜どうして、あんなことを言っちゃったんだろう…)

と、

(なんで)

(どうして)

という理由探しを始めてしまいます。

 

これは理由・原因を見つけて、次に活かす、という耳に聞こえのいい表現で、犯人探しをしていることにつながっています。

 

(なんで、あの人は、あんな言い方しかできないんだろう…)

というココロの独り言なら、「あの人」を責めています。

 

(どうして、私って、いつも素直になれないんだろう…)

この場合は、「ワタシ」を責めています。

 

小学校教師として、子ども達と過ごしてきて、そして、お母さん方の話を伺ってきて、いつも他人を責めているあの子やあの人も、自分自身を責めていると、私には感じられます。

 

まあ、そう感じる私も、自分を責めている、ということにもなるのでしょうが…

 

だからこそ、私は、

「どうするか」(これから)

を考えるように、努めています。

 

そして、子ども達にも、こんなことを聞きます。

「じゃ、どうする?」

 

これは、単刀直入にして、単純明快な質問です。

ところが、意外と、大人はこの質問を子どもにしません。

 

・こうさせたい

・あんな風にしたい

・こうに決まっている

・あんな風になってほしくない

 

などなど、希望や憶測が入ってしまうので、質問が誘導的になってしまいます。

あるいは、怒りや不安をぶつけるための質問を投げつけることもあるでしょう。

 

感情的になるのは当然のことなので、そのことを責めたり、後悔したりする必要は、まっったくないのですが、大事なことは責任追及、責めることではありません。

 

「じゃ、どうする?」

 

という短い質問を積み重ねることが、一番、お子さんの自立心を育てることなのです。

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2016年

9月

23日

お母さん、知っていますか?お子さんのために1日何時間ぐらい笑っていなくてはいけないか?

子どもの笑顔を増やすヒント

これは、もしかしたら、本当に難しいことかもしれません。

お子さんの笑顔を本当に増やしたければ、身近な大人が笑顔でいることです。

中でもお母さんの影響力は他と比べることなどできません。

子どもたちが長い時間を過ごす学校という環境で、私たち教師や友達から受ける影響も大きいと思います。

が、お母さんのパワーに比べれば、足元にも及びません。

お子さんの笑顔を増やしたければ、お母さんが笑っている。

とてもシンプルなんですね。

ところが、意外とこれは難しい。
なぜなら、毎日の生活は、ニコニコしていられないことだって、たくさんあるからです。

身近なところで不幸があったり、テレビなどで胸を痛める出来事があった時、ニコニコしているのは、おかしいです。

腹が立つことがあって当然です。

まぁ、言ってしまえば、達観してしまえば、すべてはうまくいっている。笑っていていい。ということなのでしょうが、逆にそこまで悟られてしまうと、お子さんの感情の波がなくなり過ぎるでしょう。

そこで、1日のうち、どれくらい笑顔でいればいいかを考えてみました。

私からのオススメは5時間です。
もちろん、笑いっぱなしではありません。
何となく機嫌よく過ごす時間という意味で考えてください。

これは、24時間の2割という計算で出しました。
笑顔が大事なことは、おそらくほとんどの方がわかっていらっしゃると思います。

だから、
「今日こそは笑おう!今日こそは何をやられても怒るまい」
と、決心するのですね。

ところが、2時間もしないうちに挫折する。
怒鳴りはしないまでも、不機嫌な自分に気づく…
そして、また自己嫌悪…

これは、ハードルが高すぎるからだと思うのです。
このブログでも、前に書いたことがありますが、何年か前のある午後、ある男の子が、
「あ〜先生、今日、初めて笑った〜」
と言ったのです。

子どもは大人の機嫌に敏感です。
ちょっとした笑顔だけでも、そう声をかけられるのです。

そんなにずっとご機嫌でいなくても大丈夫です。
1日のうち2割だけ、ご機嫌で、笑顔を多くするだけで、お子さんの気持ちも明るくなります。

腹八分目ではなく、笑顔二分目ですね。
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2016年

9月

24日

ポケモンGOの騒ぎに思う、自制心を育むためにできること、とは…

物事の善悪を冷静に、正しく判断してほしい。

 

それなら、お子さんの苦しみや迷いを、とことん聞いてあげよう。

 

 

 

かつては、

「赤信号、みんなで渡れば怖くない」

なんてことを耳にしたことがありますが、「みんな」という状態は、日頃ならやらないようなことをやってしまう危険があります。

 

先週の3連休は、お台場でレアポケモンを求めて、群衆が車道をふさいでしまうというトラブルがあったそうです。

 

ネットやテレビニュースでも、盛んに取り上げられていたので、ご存知の方も多いでしょう。

 

最近、とみにポケモンGOにハマってしまっている私ですが、まさか車道をふさぐなんて、と呆れてしまいますが、一方で、その瞬間、お台場にいたら自分がその群れの中に混じっていなかった保証はありません。

 

何かに夢中になると、周りが見えなくなります。

普通ならやらないようなことをやってしまう可能性、危険性も高まります。

それに集団性が加わると、その度合いは相当なものでしょう。

 

ポケモンレベルなら、

「あ、これは危ない…やめておこう」

と、気づける人も多いと思いますが、小・中学生のような段階での集団圧力は、本当に強いものです。

 

まずは、

 

「こんなの、おかしいよな…」

という話を、集団とは関係のない場でできることがスタートです。

 

急に正義のヒーローにはなれないかもしれませんが、お母さんがお子さんの気持ちをしっかり受け止めてくれることは、お子さんの行動を変える勇気を育みます。

 

この時、くれぐれもお説教しないことです。

「あなた、こういう時は、こうするものよ!」

と、言われてしまうと、、

「わかっちゃいるけどねぇ!」

という口喧嘩になってしまいがちです。

 

「わかっているけど、できない」

というのは、本当はわかっていないということです。

が、苦しんでいる、悩んでいるお子さんの気持ちや状況を認めてあげる必要はあります。

 

自分の気持ちをわかってもらえた満足感は、他人の気持ちもわかってあげようと思える心の力につながっているのです。

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2016年

9月

25日

水戸黄門の印籠に思う、お母さんだからできる当たり前がお子さんを安心させること。

身近なもの、当たり前のことに感謝する大切さ。

 

まさに、当たり前のことだけど、つい忘れてしまう。

 

今朝、少し早く学校についてしまったので、何を思ったか、野川公園というところを散歩してみました。

 

ご存知の方は、想像できたと思いますが、もともと、ICUのゴルフ場だったところで、芝生の広場がある一方で、林と言えるほど大きくはないにせよ、木々も多い公園です。

 

わたしの勤める学校では、週に1回、野川の時間というのがあり、遊びに出かけています。

 

その授業(?)のことは、また機会を改めるとして、つまり、私にとって野川公園は、いつもの、当たり前の素敵な公園です。

 

が、朝の6時頃にウロウロしたことは、全くなく、とても新鮮でした。

昨日までの雨が土にしみこんでいたことで、少し靄がかかったようなところに、朝日が木々をぬって差し込んでいる景色。

 

わたしの文章力では、わたしの感じた素晴らしさを表現できず、もどかしいのですが、すばらしいものでした。

 

そして、それを職場について、同僚に話した時です。

「あ、これって本当に幸せなことだな」

と感じました。

 

出勤途中、ちょっと早く着いたから、遠回りしてみた。

そこで見た景色が素晴らしかった。

それを同僚に話せた。

 

何のことはないことです。

でも、それを何の気負いも、緊張感もなく、自然と言える関係がある、ということは、当たり前のようで、当たり前でないな、と感じたのでした。

 

子ども達が、学校や幼稚園、習い事などで経験したこと、楽しいこと、うれしいこと、もちろん、悲しいこと、嫌なこと…

 

お母さんと話せる。

お父さんに言える。

兄弟姉妹とバカにしあえる。

 

それって、当たり前と簡単に言って軽視してはならない、とても価値のあることです。

 

「もう、ウチの子のワンパターン話には飽き飽きです~」

 

だとしても、ワンパターン話をして、ワンパターンの反応があるのだとしても、水戸黄門をみて、最後の印籠で安心できるように、お母さんのワンパターンの反応がお子さんを安心させてくれるのです。

 

今日は、あらためて、当たり前の会話の価値を感じました。

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2016年

9月

26日

お子さんの対人関係が気になるなら、このアドバイス。

友達に嫌われたくないな…

そんなことを気にしているお子さんには、こんなアドバイスをしてほしい。

 

「ホンネを言って、嫌われてしまった方がいい」

 

 

最近は、ずいぶん減ったと思いますが、ひと昔前の先生達は、よく怒鳴っていました。

私が小学校1年生の時です。突然、怒鳴られて、何が何だかわからなかったことがあり、今でもよく覚えているのですが、実は叱られたのではなく、褒められていた、ということがありました。

もちろん、叱られたこともたくさんあります。

いずれにせよ、ホンネむき出しのコミュニケーションだったような気がします。

 

大事なことは、ホンネということです。

怒鳴るかどうかは、問題の本質ではありません。

小さな声でも、丁寧な言葉遣いでも、あるいは黙っていても、ホンネが伝えあえれば、コミュニケーションとしては、質が高いものです。

 

私は、つい人目や評判を気にしてしまうので、ホンネを伝えるということが、あまり得意ではありません。はっきり言ってしまえば、嫌われたくない、いい人でいたい、ということです。

 

しかし、そんなことは、相手に伝わってしまいます。バレています。

ですから、相手に嫌われたくなければ、むしろホンネを伝えないといけないのです。

 

・友達に嫌われたくない。

・嫌われまいと、いい人ぶるとバレる。

・だから、ホンネを言った方がいい。

・すると、嫌われることもある。

・だが、結局、そのホンネに共感した人とは、本当にいい関係ができる。

 

ということです。

 

ものの言い方と、言うタイミングは、いろいろな工夫もできます。

が、いずれにせよ、嘘はバレてしまいます。

誰かに嫌われてしまうのは、もちろん、ショックなことではあるけれど、その分、本当に仲良くできる人が見つかるチャンスでもあります。

 

「あなたが、そんな言い方するから、嫌われるんでしょ!」

 

ではなく、

 

「どういう気持ちだったの?」

 

と、お子さんのホンネを引き出してあげて欲しいと思います。

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2016年

9月

27日

お子さんの才能を活かすヒントは、どこにあるかご存知ですか?

嫌いなもの、嫌なこと、気にいらない人…

その中に、大きなヒントがある。

 

 

私は、

「むさしの学園小学校の母親を変える教室」

という本を書きました。

 

お母さんに向けて、お子さんのプレッシャーを取り除き、お子さんの毎日をイキイキしたものにするためのコミュニケーションのヒントを書いた本です。

 

現役の小学校教師で、お母さん向けの活動をしているというのがとても珍しい、ということで、お話をいただくことになったのですが、そもそも、

 

・コミュニケーション

・お母さん(保護者)

 

という2つの切り口とも、私にとって、苦手なものでした。

 

子ども達が学校で過ごしていれば、けがやケンカは、当然起こります。

早く電話したり、報告したり、手を打てば、大きなことにならないのに、言いづらいがために、連絡が遅れて、不信を招くことになったり…

 

子どもは子どもなりに、思いや事情があるのに、私の気持ちや状況を押し付けて、やる気をそいでしまったり…

 

と、私にとって、失敗ばかりの領域です。

 

だからこそ、なのでしょう。

あえて努力しようとした意識はないのですが、

 

・どうすればいいか

・こうやったらどうだろうか

 

などなど、試行錯誤を繰り返していたようです。

気づいたら、自分なりの工夫ができていました。

(もちろん、今でも、失敗もしています。スミマセン…)

 

嫌いなもの、嫌なこと、気に入らない人…

 

考えるのもウンザリですが、そこに向き合ってみると、思いもよらないヒントや宝物があるようです。

 

向き合うというのは、直接かかわる、ということとは限りません。

どうしても、嫌な人がいるなら、かかわらずに逃げているというのも一つです。

 

が、どういうところが嫌なのか、をアレコレ考えてみるのも、向き合うことになります。

 

さて、最後にもう1つ、私が嫌いなものをご紹介します。

それは、

「ハチ」

です。

 

刺されたこともないのですが、どうも、あれは苦手です。

教室にいると、時々、入ってくるのですが、できれば、締め切って逃げ出したいものです。

 

まあ、子ども達の安全を預かっている以上、刺激しないように、そっと外にお帰りいただいたり、最悪は、ハチ用殺虫剤を必要以上に噴霧したりするのですが、先日は、図書室に2匹もスズメバチが入ってしまい、とても困りました。

 

殺虫剤をふきつけて、処理した後、今日のテーマをふと、思い出し、

 

「ハチの研究をしてみよう」

 

と、ハチの図鑑を2冊注文してしまいました。

 

まだ1冊しか届いていないのですが、これが、なかなか面白い。

数年後、ハチの子育てと人間の子育てについて、本を出しているかもしれません。

 

嫌いなもの、嫌なこと、気にいらない人の中には、きっと、役に立つヒントが入っています。

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2016年

9月

28日

こんな言い方はダメ!子どもを脅していませんか?

こんな表現には気をつけよう。

「絶対にマズい!」
「こんなことしてると、最悪」


今朝、天気予報をぼんやり見ていました。
すると、字幕に出たのが、

「いつまで続く!?終わらない真夏日」

という言葉でした。

おいおい…そこまでか?

と思い、今日のテーマが頭に浮かびました。

雨が多く、肌寒いような日も多かった今月の東京です。
ですから、ここ二、三日の暑さは、体に堪えます。
私の勤める学校では、あの炎天下の日曜に運動会をしたので、疲れている子も多いようです。

とはいえ、
「終わらない真夏日」
というほどの猛暑ではないと、私は感じます。

家事をしながら、パソコンしながら、準備しながら、テレビがついているだけのご家庭も多いでしょう。

当然、目をテレビに向けてもらうには、多少の強い表現も必要だとは思います。

が、私には違和感がありました。
そして、気をつけないと、私たちも、つい子どもの心に強く残そうと、表現を必要以上に強くしてしまうのです。

冒頭に書いたのは、あくまで一例で、いろいろなバリエーションがあると思います。

こんなことしてると、こんな酷いことになるよ。

という、いわば脅しの表現は、効果もある一方で、繊細な子には、かえって逆効果にもなると私は感じます。

むしろ、何か悪いことが起きても、こうすれば大丈夫という表現の方が、安心して前向きになれる子も多いのです。

今日も、確かに暑い日ですが、もうすぐ10月。
そんなに真夏日が続くとも思いません。
続いたって、どうということはありません。

お子さんの心配事も、きっとクリアする日がきます。
だから、脅さなくても大丈夫です。

2016年

9月

29日

困ったことが起こった時の単純なヒントとは…

困った時は、歩く。

 

 

時々、このブログに書いていますが、すっかりポケモンGOにハマっている私は、おかげで、相当、歩いています。

 

先日、同僚に、

「iPhoneのヘルスケアで、歩いた距離がわかりますよ」

と、教えてもらい、見てみたところ、びっくり。

ある日は、なんと21km歩いていました!

 

これは、何かの間違いかもしれません。

が、私たち教師は、特に小学校の教師は1日中、動いています。

デスクワークが増えた今年度の私でさえ、自分がいる部屋から事務室に行き、幾つかの教室に行き、としているだけで、ずいぶん歩いているものです。

 

そう考えると、21kmも間違いではないのかもしれません。

 

さて、これだけ歩くようになって、何が一番いいか、というと、ウエストのサイズではありません。

 

気持ちがスッキリしている時間が増えた、ということです。

これが私にとっては、一番の収穫です。

 

京都には、有名な哲学の道があります。

フランスの有名な観光地、モンサンミッシェルの修道院の中には、回廊があり、修道僧が歩いていたそうです。

 

このような観光地の話は、後世の脚色があるかもしれませんが、歩くことの価値は、いろいろとあると感じます。

 

さて、二人で歩くとどんな効果があるでしょうか。

二人で歩くということは、二人で同じ方向を向いて、横に並んで歩く、というのが普通です。

 

道が細くて、縦に並ぶことがあるにせよ、向かい合うことはありません。

 

ところが、部屋でお子さんの話を聞こうと椅子に座ると、向かい合わせになってしまうことがあると思います。

 

気をつけないと、無意識のうちに、真正面に座ってしまうこともあります。

 

正面で向かい合うのは、対立です。

何か大きなトラブルがある時ほど、対立するのではなく、一緒に考えることが大切です。

 

その点、一緒に歩くと、自然に二人が同じ方向を向きます。

さらに、外を歩くのですから、他の歩行者や車の有無、信号など、意識が多少、外に向かいます。

 

部屋の中では、お母さんの意識が、集約されて、対面しているお子さんに集中的に投射されてしまいますが、外なら程よく、意識の集中度が下がります。

 

困った時こそ、歩く。

 

部屋では出てこない名案が出てきたり、心がスッキリしたりすることもあると思います。

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2016年

9月

30日

お母さん!お子さんには温かい言葉をかけましょう。それは自分のためなんですよ。

初めはウソでも、温かい言葉を使う。

言葉には、力があると思います。
本当は、言葉の奥にある感情、特に本音が一番、力を持っていると思いますが、表面的な言葉にだって、なかなかどうして、大きなパワーがあります。

それならば、初めはウソでもいいので、温かい言葉をかけることが大切です。

ホメましょう、おだてましょう、という話ではありません。温かい言葉です。

シチュエーションにより、いろいろなバリエーションがあると思います。

まぁ、一般的な例では、

・大丈夫だよ。
とか、
・平気、平気!
とか、
・私もそうだったよ。
とか、そういった言葉です。

このような温かい言葉を使う、一番のメリットは、自分の心が落ち着いてくることです。

・一体、何やってるの!
とか、
・もう、知らない。そんなことするのはウチの子じゃありません!
とか、
・私が子どもの頃は、もっとできたわよ。
とか、そういった言葉を使っていると、ぶつけられた方以上に、言葉を発している本人の心が参ってきます。

〜そんな温かい言葉をかけてたら、ウチの子、ぬるま湯
つかって、ホントに同じ失敗を繰り返しますよ!〜

そんな声もあるでしょう。
そうかもしれません。
だとしたら、温かい言葉をかけようが、厳しい言葉をかけようが、どうせ同じ失敗を繰り返すような気がします。

大して結果が変わらないなら、温かい言葉を使った方が、自分のためです。

こんな話をしていると、
〜先生、何となくわかるんです。でも、私自身、温かい言葉なんて、かけてもらったことないんで、ダメなんです〜
という声が出ることがあります。

正直、私もそうでした。
よく書いていますが、昔の親、先生、大人は、ガミガミで当たり前なところがありました。
そんなに、大丈夫だよ〜なんて、言われた記憶はありません。

でも、教師として毎日を過ごしているうち、私には温かい言葉を使うやり方の方が、合っているなと思うようになってしまったんです。

なので、自分はどうしてもイヤだ、ということなら、もちろん、それで大丈夫なんです。

そうなると、もう何でも大丈夫、という話なんですが、少なくとも私自身の教師としての日々を重ねてきた結果、今は、言葉を温かくすると、自分が整うな、だから子どもとも、ゆとりをもって関われるな、と感じています。

あなたは、どう思いますか?

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