2016年

7月

01日

トラブルを早く解決するために、お子さんにできるアドバイス

見て見ぬふりをする大切さ

今日、駅でケガをしている人がいました。
出血も、多少あったようです。
床に血がついていました。
立ち止まる人も目に付きました。
 
警備員さんは、そんな人に、立ち止まらずに、進むように話していました。
 
当然のことです。
立ち止まったところで、何ができるのでしょう。
 
お医者さんや看護師さんのように、何か専門的なことができるなら、堂々と名乗り出ればいいのです。
 
温かい眼差しで、応援したい…
 
まさか、そんなことを言う人もいないでしょうが、こんな時に見られていることは、結構なプレッシャーだと思います。
 
クラスで、ケガやケンカがあった時、このように見ていたり、時には、チャチャを入れたりする人さえいます。
 
これって、ハッキリ言って、迷惑です。
せっかく、気持ちがおさまってきた〜と思ったら、刺激するようなことを、わざわざ言ったり、やったり…
 
見て見ぬふりも大事です。
 
それは冷たさではありませんよね。
むしろ、自分の欲求を抑えた、素晴らしいココロの力です。
 
この状況で、私にできることは、あるかないか。
冷静に考えて、ないなら、サラッといなくなるココロの力を育みたいものです。
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2016年

7月

02日

CMで、よく耳にした、あの言葉。実は要注意。「やればできる子」

意外と要注意な言葉

 

「やればできる」

 

 

子どもが一気に、やる気になる魔法の言葉を教えてください!

 

そう言われたことがあります。

もう何年も前のことですが、

 

う〜ん…

 

と悩んでしまったのを覚えています。

 

言葉だけで人を動かすのは難しいと、私は思っていますが、

とはいえ、言葉にも大きな力があります。

 

皆さんも、誰かからかけられた言葉で、励まされたり、やる気になれたり、

あるいは、一気にやる気を失ったり、腹が立ったりしたことがあるでしょう。

 

さて、そこで、今日、皆さんに気をつけてほしいな、という言葉を一つ、ご紹介します。

それは、

 

「やればできる」

 

です。

 

え?

少し前は、よくCMで耳にしましたけど?

 

ですよね。

実際、私も、時々、子ども達に言ってしまうことがあります。

が、これは、やはり要注意な言葉です。

 

ちょっと気をつけてみると、わかっていただけると思います。

やればできる、ということは、今はできていない、ということです。

つまり、励ましてはいるけれど、現状の否定がスタートということなのです。

 

敏感な子は、その前提を理解し、

 

「私って、ダメなんだ」

 

と、思ってしまいます。

一般的には、それほど気にすることではないのです。

 

たとえ、今がダメでも、何度かやっているうちに、成功を体験し、

「だいじょうぶ。できるようになった!」

と、自信をつけていくからです。

ですから、

「やればできるよ」

と、声をかけてはダメというわけではありません。

 

気をつけたいのは、敏感で、繊細な子です。

こういう子は、人一倍、わかってもらいたいし、認めてもらいたい。

でも、うまくやれなかったらどうしよう…

と、人一倍、失敗を想像して、動けずにいます。

 

そんな子に、

「やればできるんだから」

と声をかけると、

 

「だよね。やっぱり、今のボクはダメなんだよね。やっぱり、お母さんはそう思ってたんだ」

 

と、そこまで思ってないよ!というレベルまで、どんどん、自分を責めていきます。

 

そんな子たちの心のメカニズムに気づいてから、私は、

 

「だいじょうぶ。できなくても平気。いや、普通はできないよ」

 

と、声をかけることもしています。

 

この声かけのいいところは、

 

・できなくても平気、という前提を教師が示した。

・よ〜し!普通はできないことをやってやるぞ!という気になる子が出る。

 

などがありました。

 

まあ、あの手この手ですね。

絶対にうまくいく言葉もないし、絶対にダメな言葉もありません。

いろいろ、試していきたいですね。

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2016年

7月

03日

結局、素直な子が人気者だと思いませんか?どうすれば素直さを育てられるんだ?

素直な子どもを育てるヒント

お子さんに身に付けたい力や素養は、いろいろあると思います。

勉強面、生活面、人間関係面、健康面、人格面…

ウチは、元気でいてさえくれればいい。

とはいえ、毎日の生活の中では、気になること、もう少し伸ばしたいなぁ、と思うことがあるのが当然です。

さて、学校での子どもの生活を考えてみましょう。

なんのかんの言っても、やっぱり、友達と楽しく過ごせるということは、最重要のテーマです。

そこで、最重要なのが、素直さだと私は思います。

というのも、友達関係の良し悪しは、勉強や運動の能力だけで決まらないからです。

子どもは、子どもなりに、いろいろな気遣いをしているとはいえ、やはり、ホンネむき出しです。

そんな関係の中で、関わっていて、気持ちの良い素直さは、本当に大切です。

では、どうすれば、子どもの素直さを引き出せるか。

それは、大人が自分に正直で、素直でいることです。

これが、なかなか難しい。
言うは易く行うは難し、です。
正直に言って、私自身、素直に子ども達と関わる練習中です。

あ、そうか…
練習中なんだ…
仕事なのに…

そうなんですよね。
「教師」として、お金をいただいているにもかかわらず、練習中の私。

それをネットで公開してしまう私。

うまくできないことがいっぱいある私。

子どもへの言葉かけについて、本を書いたというのに、感情的に言葉をぶつけてしまうこともある私。

できないことがあっても、まぁ、いいんじゃないか。
みんな、強みと弱みがあるんだし。

こんな「開き直り」が、素直になるヒントだと私は思います。
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2016年

7月

04日

友達とのトラブルを早く終わらせるためのヒント

急いで許さなくていい。

でも、煮えたぎった気持ちは、早く終わらせた方がいい。

つまり、

 

 

「水に流す」

 

 

ケンカをして、悔し泣きしている我が子…

悔しいのもわかるけど、聞いてみると、相手にも言い分があったみたい。

「もう、許してあげなよ」

そう言いたくなるなんてこと、ご経験はありませんか?

 

人を許せる広い心を育てることは重要だとは思うけど、一方で、すぐに許すクセがつくのも、ちょっと心にオリが残るような気がします。

 

それに、許すというのは、少し相手のためにしてあげる、というニュアンスも含む場合があります。

 

例えば、

 

「ほら、もう許してあげなよ」

 

という言葉。

許して「あげる」のです。

これは、相手のための心の働きですね。

トラブルになるたびに、譲ることを求められているのは、あまりいいことではないように私は思います。

 

でも、もちろん、ずっと腹の中を煮えたぎらせていていいわけがありません。

この怒りは、何らかの方法で、収めてあげる必要があります。

 

そんな時、

「水に流す」

という意識が、役立ちます。

 

トラブルの直後に、

「はい、もう水に流しなさい」

では、納得もできないでしょう。

が、十分に、いや、十二分に、煮えたぎった腹の中を聞き、時には、大人の方が、お子さんが引いてしまうほど腹を立ててやった上で、水に流そうか、と提案するのも、一つの方法です。

 

そして、許さなくていいんだよ、と認めてあげることがいいのです。

 

トラブルが起きる。

先生が呼ばれる。

言い分を聞く。

お互いに謝る。

お互いに許させる。

 

それがパターン化しすぎると、表面上は解決しても、腹の中では納得できていません。

本当の意味で、許せていません。

 

だから、急に許す必要なんてないのです。

でも、自分の中の、煮えたぎった気持ちは流してしまう。

 

すると、自分を振り返ったり、相手の立場を考える心のスペースができるのです。

 

許すことを求めない。

気持ちをたくさん聞いて、

水に流すことをアドバイスする。

 

まあ、そう簡単ではありませんが、試してみる価値はあります。

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2016年

7月

05日

どうせ断捨離するなら、言葉を断捨離すると、子育てはうまくいく。

今日、道で、ばったり卒業生と会いました。

そんなに何年も会っていなかったわけでもないのに、懐かしく、少しの間、話し込み…ませんでした。

 

気恥ずかしさのようなものもあったのか、交わした言葉はわずかでした。

 

が、別れた後、とても温かい、穏やかなぬくもりを心に抱いている自分に気がついたのでした。

 

その子は、口下手なところがあり、担任していた時など、なかなか本音が見えず、不安になったこともありました。

 

が、一緒に過ごす時間が増えるうちに、自然と関わりも深まり、あえて言葉を介さなくても、何となく感じられるような気がしていたことを思い出しました。

 

私は、言葉の断捨離子育てを提案しています。

言葉で授業をすることが求められる、現役教師の私だからこそ、言葉に頼りすぎない子どもとの関係を大切にしたい、と思っています。

 

心の中に湧き上がった感情を伝えたい!

この思いをわかってほしい!

 

けれど、心の中で、玉虫のように色々な色に光る感情を、100パーセント思いのままに、言葉で表現することはできません。

 

たとえ、自分が満足出来る表現ができたとしても、相手が自分の訴えたいように受け取る保証はどこにもありません。というよりも、相手は相手の解釈で受け取るのですから、自分が望む100パーセントの理解をしてくれることもありません。

 

だからこそ、行間ににじむこと、とでも言いますか、あえて言葉にしない空気を大切にしたいな、と私は思います。

 

 

そんな私ですが、言葉が増える時があるんです。

それは、私が不安になっている時です。

授業でも、誰かとの会話でも同じなんです。

口数が多い時は、不安を埋めようと、頭をフル回転させ、思いついた言葉をどんどん出している時です。

 

この気づきは、何年か前、突然、授業中に閃きました。

 

「あ…自分が不安になってる…グッとこらえて、口を閉じよう」

 

これは、私にとっては、転機となる気づきだったと言えます。

口から生まれてきたというほど、たくさんしゃべれる、早口な私。

流暢に話せる私。

それを全部、捨てて、子どもと関係を作ることを選んだ瞬間でした。

 

もちろん、これは私の例です。

全く逆のことが、人生を変えるヒントになる人もいます。

あなたはどうですか?

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2016年

7月

06日

ウチの子、あの子より遅い…と心配になった時のヒント

生まれたばかりの赤ちゃんが歩けないからと言って、嘆いたり、腹を立てたりする方はいません。
が、我が子の作文が拙い、と言って、二年生のお子さんを責める方はいらっしゃるかもしれません。

レディネスという言葉があります。

レディースではありません。
「レディネス」です。
レディ=準備
ということから、レディネスとは、準備性、準備が整っている状態を意味します。
これは、正しい英語ではないかもしれません。
私の勤める学校では、その子が何かを獲得したり、能力が伸びたりする時期が来ているかどうかを考えることを大切にしています。
その時に、レディネスが来ているかどうか、という言い方をするのです。
「旬」かどうか、と言ってもいいですね。
いや、レディネスを「旬」などと、軽い言葉で言い換えてしまうのは、危険かもしれません。
レディネスが来ていないことを要求するのは、子どもの自尊心をひどく傷つけてしまうかもしれないからです。
しかも、レディネスが来るのは、みんな一斉ではありません。人によって、早い遅いがあります。
これは、具体的に時期が早いか遅いか、ということであって、良い悪いという評価の話ではありません。
でも、早い方がよくて、遅い方が劣っている…
と、どうしても思いがちです。
すると、他の子ができていることができないことは、「劣っている」ことになってしまいます。
「あの子ができているのに、どうしてウチの子はできないの!?」
と、イライラや不安が、心の中に湧き上がってきたなら、
「この子にレディネスは来ていないのかもしれない」
と考えてみる。
そのことは、お母さんの心のゆとりを作ることになるかもしれません。
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2016年

7月

07日

七夕の夜に送る、お子さんの願いを叶えるヒント(ちょっと遅すぎたかな…)

七夕の夜に送る、お子さんの願いを叶えるヒント

 

 

今夜は七夕です。

年に一度、出会うことを許された織姫と彦星に思いを馳せてもいいですし、

馳せなくてもいいのですが、お子さんと願い事を短冊などに書いた、

という方もいらっしゃると思います。

 

お子さんの書いた願い事を見て、どう思われましたか?

私の勤める学校でも、毎年、笹を用意して、願い事を書いています。

低学年では、子ども達の書いた短冊は、取り外して、画用紙に貼り、

ご家庭にお返ししています。すると、いろいろな感想をいただきます。

 

・いやぁ、叶わない夢書いて、幸せですよね〜

・こういう現実的な願い(コンビニ店長になりたい)って、悲しいですよね…

・もぅ〜いつでも、カネカネ…嫌だわ〜

 

まあ、言いたい気持ちもわかりますが、そう言わずに、お子さんが書いた願いは、

どうであれ、尊重したいものです。そして、その奥にあるホンネを想像して、

子ども達が、実は願っていることを叶えるお手伝いをしたいですよね?

 

 

どういうパターンの願いであれ、

 

「なって、どうしたいの?」

 

と聞いてみましょう。

そこに、ちょっと恥ずかしい、と本人が思っているかもしれない、

ホンネが隠れています。

 

ある時、

「大金持ちになりたい!」

と書いている子がいました。

そこで、私は、

「なって、どうするの?」

と聞いてみました。すると、答えは、

 

「…」

 

考えていなかったそうです。

つまり、その子にとって、お金は、何かしらのやりたいこと、

欲しいものなどを手に入れる、可能性の具体物だったんですね。

 

こういう子の場合、

「お金なんて、いやらしいわよ」

という捉え方ではなく、その大金をどう活かすか、ということを一緒に考えると、

お子さんの可能性は広がります。

 

あるいは、お母さんから見て、まあ、無理だ…と思う夢だった場合です。

明らかに運動神経が鈍いのに、プロスポーツ選手になりたがっていたり、

現実ではないキャラクターやヒーローになりがっていたりする場合です。

 

それにしたって、

「なって、どうするの?」

と聞いてみると、単純に誰かの夢やテレビなどの影響で言っているだけなのか、

何かしらの目的があるのか、がわかってきます。

実は、お母さんのことを助けたい、と思っていることがホンネにあることに、

気づくことになるかもしれません。

 

つまり、どういう願いであれ、お母さんが真剣に一緒に考えてくれた時間、

それ自体に価値があり、お子さんは、自分の願いを真剣に考えていいんだ、

と自信を持てるようになるのです。

 

ぜひ、

「まあ、なんでこの子は、こんな夢を…」

と、思わずに、

 

「へえ〜で、なって(手に入れて)、どうするの?」

と、軽い気持ちで聞いてみてください。

きっと、素晴らしい時間を過ごせると思います。

 

って、もう七夕の夜10時…

お子さんといい時間を過ごすには、遅すぎましたか…

でしたら、大人同士で、夢を語り合ってみても、いいかもしれませんね。

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2016年

7月

08日

お母さんが優しくされることを受け入れているから、子どもは素直になれる。

優しさを受け取るって、練習ですね。

素直に優しくされるってことは、自分のダメさを見せつけられることでもあるから…


先日、釣り堀に行きました。
子どもの頃は、武蔵境駅の近くに釣り堀があり、本当に毎週のように出かけていたのがいい思い出で、時々、やりたくなるのです。

とはいえ、もう、何年もやっていませんし、当時だって、自己流なんですから、簡単に釣れません。

アタリはあるのですが、合わない…

そんなことをしていると、妙に私の周りをウロつくおじさんが目に…

教えたいなぁ〜と、思っていたようです。

「ほら、当たるポイントを教えてやるよ」

と言われ、素直について行きました。
釣れるという餌もいただき、ウキ下の長さも教えていただき、コイが逃げようとする動きも教えてくれました。

まぁ、言われた通りなんて、できるわけもなく、江戸っ子っぽいおじさんをイライラさせながら、二匹ほど釣って、時間となりました。

「あれ〜釣れない?あ〜時間か〜」

と、私のもとを去っていったおじさん…

次に、釣り堀に来たばかりのお兄さんに声をかけていました。

「ほら、釣れる場所を教えてやるよ。釣れる餌もやるよ」

私が片付けて、移動すると、

「いいってさ〜まったく〜」

と言いながら、戻ってきました。

お兄さんには、お兄さんの自由があるので、おじさんの声かけを断っても、何も問題ありません。

単なるおせっかいおじさんなんですから。

でも、私にとっては、本当にいい体験でした。
以前の私なら、

「自分流でやってみたいので、大丈夫です」と言ったり、

教えてもらっても、不機嫌そうにしたり、

していたと思います。

素直に誰かの優しさを受け取ったり、教えてもらったりすることは、自分のダメさを見せつけられることでもあります。

が、それは、実はみんな同じなんですね。
あの江戸っ子おじさんにも、できない時があったし、おじさんの声かけを断ったお兄さんも、どこかで誰かに教えようとして、断られた経験があるかもしれません。

魚が釣れたことも楽しかったですが、人の優しさを受け取るって、素晴らしいな、自分の幅を広げるなぁ、と感じました。

もし、お子さんに素直さを育てたいなら、身近な大人、お母さんが率先して、優しくされることが最も、効果的ではないでしょうか。
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2016年

7月

09日

お子さんの「なんで?」の質問を大切に、しない!

理由なんていらない。

ただ、やるだけ。

 

 

「なんで?」

 

この質問は、子どもの知的好奇心を高める、素晴らしいものです。

が、お母さんなら、多くの方が経験されたでしょうが、あまりにしつこい「なんで?」攻撃(?)にうんざり…

 

お子さんが小さいうちは、本当に知らない、わからないので、好奇心から「なんで?」と言っているかもしれません。

 

しかし、少し大きくなると、嫌です。という意味で、「なんで?」ということも出てきます。

 

そんな時は、理由なんて言わない方がいいのです。

ああ言えば、こう言う、の口喧嘩になってしまうと、本来、やるべきことがどこかへ行ってしまいます。勝ち負けの世界、意地の張り合いになります。

 

なんのかんの言っても、やって、体で覚えていくのが一番、ということが多くあります。

 

習ったばかりのひらがなやカタカナ、漢字…

あるいは、計算方法など、何はともあれ、書いてみること、やってみることです。

 

そして、音読。

声に出して読むことの力を軽視してはいけません。

読解力のある子は、言葉(単語)、つながり(文節)、意味(文章)を正しく把握しているので、音読も上手です。問題集をたくさんやらせれば、読解力がつく、というものでもありません。

 

言葉で説得しようとすると、言葉で拒否したくなります。

理由や目的をキチンと説明しなくちゃ、と理論武装することよりも、本当にさせるかどうか、ハラを決めることの方が、子どもを動かすキーになっていると思います。

 

ぜひ、自信を持ってください。

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2016年

7月

10日

スーツの選び方と、子育てで整えたい環境の関係

スーツに限らず、服はジャストサイズが一番です。

太るかもしれないから…
体のラインが出たら恥ずかしいから…
と、つい大きめを買ってしまいたくなりますが、グッとこらえて、ジャストサイズを探します。
突然ですが、私、スーツを買いました。
先週の日曜日に買い、袖丈と裾丈の補正も終わり、ワクワクして、受け取ってきました。
今年は不景気なのでしょうか?
先週の日曜日、突如、SALEが始まっていたことに気づきましたが、お気に入りのお店には、心惹かれるものもなく、思い立って、幕張のアウトレットに行ってしまいました。
そこで、出会ったこのスーツ。
割引率60パーセント!
まぁ、それもいいのですが、何しろ、ジャストサイズだったのです。
ジャケットの袖丈とパンツの裾丈を詰めるだけという最低限の補正で、吊るしのスーツがジャストサイズになるなんて、迷わず(本当は、ムダにアウトレットを一周してから…)、買っていました。
人から見てどうかは、わかりません。
けれど、このフィット感は、少なくとも私には、運命の1着に思えた…
 
私のように、多少、お腹が出てくると、ダボダボ感のある服は、さらに、だらしなさや太っている感じを与えます。
何より、着ていて、本人がワクワクしませんね。
ところで、ジャストサイズが一番なのは、服だけではありません。
勉強でも、生活面でも、人間関係面でも、先のことを考えて、お子さんに大きめのサイズを着せようとしていませんか?
今のお子さんにジャストサイズの課題、分量、要求はなんでしょう?
目に見える服と違って、課題や分量のジャストサイズは、わかりにくいかもしれません。
ジャストサイズの服と出会うために、ムダな買い物をして、痛い思いもしました。
お子さんの「今」に、ジャストが見つかるまでには、試行錯誤も必要です。
あの手この手、ですね。
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2016年

7月

11日

勝手に気を遣わなくていいみたい。正直であればいい。

勝手に気を遣わない方がいいみたい。
結局、正直であるって、スゴイ。


今日、とある会議がありました。
私の勤める学校で、少し先にイベントをやるため、その打ち合わせがあったのです。

今年は、私の勤める学校が幹事なのですが、他の学校には、あるような展示パネルがありません…

実は、会議の前から、何とかしなきゃ…借りるか…などなど、気に病んでいたのでした。

さて、会議となり、パネルがない話をし、借りようかなぁ、と思ってます、と言ったところ、とある方が、

「必要かなぁ〜」

と発言しました。

ないなら、ないなりにやりませんか?と、話が進み、あのモンモンとした、勝手な気遣いは、何だったんだ?と、肩の荷がおりてしまいました。

こういうことって、あなたにもありませんか?
お子さんについて、勝手に気遣いしていることは、ありませんか?

うーん…
どうなんでしょう…

そう思うなら、正直に聞いてみればいいのだと思います。

「私には、こう見えるんだけど、どうなの?」

そして、その質問へのお子さんの答えは、尊重しましょう。

「いや、そんなはずないでしょ!」
「ホントは、こうでしょ?」

と、お母さんが、「勝手な気遣い」をかぶせると、お子さんは、素直にホンネを言えなくなってしまいますよね。

どんなに、子どもにとって、イヤな、あるいは辛いことでも、伝える時に正直でいることは、結局、納得につながります。

「こんなはずないわよね?」

と言うのではなく、

「私は、こういうことが心配なんだ」

と言った方が、より子どもには受け入れやすいようです。

そして、最後に、

「どう?」

とお子さんの答えも受け止めてあげたいですね。
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2016年

7月

12日

植物を見よう!お子さんを見過ぎるから、腹が立つ。

桜でも、梅でも、柳でもいいじゃない?

桜は、桜であることに誇りを持っていても、柳のように、しなやかに揺れることはできません。

今、日本人にとって、花といえば桜だとしても、かつては、花といえば、梅でした。

お子さんは、桜ですか?梅ですか?柳ですか?あるいは…?

お子さんの特徴を植物に見つけてみましょう。きっと新しい発見があります。

というよりも、お母さんから見て、
「あ〜この子のこんなところがイヤなのよ」
とか、
「この子のここが、こうなればいいのに…」
とかいうことを、良い特徴に、とらえやすくなります。

正直過ぎて、人とぶつかってしまう我が子…

そんな子は、桂です。
まっすぐ、スックと伸びていく桂の木は、とても高く成長します。見ていて、本当に気持ちのいい木です。

注意散漫で、あっちに気がいき、こっちに気がいく我が子…

そんな子は、松です。
まっすぐ伸びた松なんて、何の魅力もありません。
くねくね、ゴツゴツした松だから、味があるのです。

お子さんを見つめすぎると、いいと思えるところまで、気になるポイントになります。

ポイントを植物など、別のものに探しましょう。
新しい視点で、受け止めることができます。
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2016年

7月

13日

怒っていい。怒鳴っていい。泣いていい。でも、これだけは冷静に。

感情的に怒っていいし、感情的に泣いていい。
1つだけ、話の内容は、冷静に。

教室では、いろいろなトラブルが起こります。
感情的になって、大泣きしたり、大ゲンカになったり、まぁ、賑やかなものです。

子どもには、相手を大好きだと思う気持ちも、大嫌いだと思う気持ちも、存分に味わわせてあげたいと、私は思います。

もちろん、お母さんの立場では、そうも思えないことも、あって当然です。

あんな子と、付き合って欲しくないなぁ、と大人の感情で思うこともあっていいし、

アイツにやられて帰って来た我が子を見て、私が怒鳴り込もうか!というぐらいになったっていいと、思います。

ただ、1つだけ、感情的ではいけないことがあります。
それは、お子さんの話している内容です。

これだけは、大人の解釈、都合、予断を完全に、まぁ、完全にはムリなので、なるべく排して、冷静に受け止めなくてはいけむせん。

誰それにやられた。
誰それが取った。
誰それが言ってた。

このような話は、お母さんにとって、予想通りであれ、想定外であれ、一度、冷静にメモでもするといいぐらいです。

お子さんの心の叫びには、感情的に応じることもあっていいと思いますが、内容は、よく、確かめもせずに感情的な対応をすると、揉め事も大きくなりますし、余計にお子さんが傷つくこともあるでしょう。

怒っていい。
怒鳴っていい。
泣いていい。

1つだけ、話の中身は、冷静に。

ぜひ、頭の片隅に置いておいてください。
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2016年

7月

14日

人を責めずに、行いにフォーカスすることが大切。

責めるだけが能じゃない。

「責め」って、悪循環になりやすい。

 

 

子どもは、いろいろなトラブルを起こすものです。

 

電車の中で、大騒ぎしている子どもがいれば、

「親は、ついてないのかしら?注意しないのかな…」

という声、いや実際には、目線が飛んでくることも多いと思います。

 

確かに、その都度、子どもには、いけないこと、こうした方がいいことなど、教えていくことが大切です。

 

けれど、責めることが、いい注意とは限りません。

このところ、繰り返し、書いているように、子育ては感情の中でするものですから、感情的になったって、いいと私は思います。

 

それにしたって、感情的になるということ、イコール、責めることとは限りません。

 

責める、ということは、これぐらいの年齢なんだから、これぐらいのことは、できていて当然だということが、心の前提になっている、ということです。

 

つまり、期待に応えてくれなかった我が子を責める、行いや言葉ではなく、人間を責めるということです。

 

繊細な子は、そんな、期待に応えられない自分を責めるようになります。

「責め」の悪循環です。

 

ダメなことを止めることは大切。

どうしたらいいかを伝えることも大切。

 

その時、人間ではなく、行いを意識することが大切です。

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2016年

7月

15日

とうとう魔法の言葉を見つけました!気持ちを新たにするために…

気持ちを新たにする魔法の言葉を見つけました!

「仕方ないか〜」


昨日の帰り道、スタバに寄りました。
いつものように、アイスコーヒー、氷少なめで注文し、出てきたのは、氷普通のアイスコーヒーでした。

より正確には、これまた、いつものように、ミルクを入れようとしていた時に気づいたのです。

もう、取り替えていただくほどでもありませんし、カウンターに座って、ボーっと、行き交う人を眺めていました。

そこで、ふと気づいたのです。

「仕方ないか〜と、流すから、気持ちよく、次に行けるんだ」

アイスコーヒーを頼んで、アイスティーが出てきたなら、取り替えてもらえばいいのです。

アイスを頼んで、ホットが出てきたなら、取り替えてもらえばいいのです。

我慢しなさい、という訳ではありません。

氷の量が多いか少ないか、それって、目くじら立てるほどのことでしょうか…

「いや、私には大問題!」

だと言うのなら、いちいち怒らずに、事情を話して、替えてもらえばいいのです。

もしかしたら、アイスコーヒーのはずが、アイスティーだったら、とても嬉しいことなのかもしれません。

だって、自分ならしない、「いつも」を壊すことだからです。

「仕方ないか〜」

と、今を、とりあえず受け止めて、次に向かう考え方は、子どもをプレッシャーから守ることができる考え方でもあります。

あるいは、お母さんが予想もしない、お子さんの魅力が発揮されるチャンスにもなります。

が、この考え方は、
「そんなことじゃ、力が伸びない!」
という、お怒りもかいそうです。

こういう話は、「お怒り」とセットなのです。

何に怒っているのか…
それは、期待通りになっていない、ということに、ですね。

お子さんが期待通りでない。
先生が期待通りでない。
ご主人が期待通りでない。
店員さんが期待通りでない。
そして、
自分が期待通りでない…

これぐらいの時期には、これぐらいの力をつけて、これぐらいの成果をあげて…

そういう目標が、子どもの力を伸ばすことは間違いありません。

が、期待通りにならなかった時に、怒りやイライラがセットで湧いてくることに、問題がありそうです。

だって、100パーセント期待通りになんて、なるわけがないのです。

常に怒りを抱えて、毎日を過ごすことになります。それって、けっこう辛いことですね。

「仕方ないか〜」という言葉は、期待通りにできなかったことを言い訳する慰めの言葉ではありません。

今を受け止めて、次に気持ちよく向かうために心を整える、準備の言葉です。

実は、この記事、一回、書き終えて、さぁ保存、と思った時に、なんと、指が「キャンセル」を触ってしまい、一度、全部、消えてしまったのです!

それも、
「仕方ないか〜」

それにしても、まぁ、タイミングのいい…

結局、最終的な結論が少し変わり、私としては、納得できる記事になりました。

怒ってもいいし、仕方ないと流してもいい。
どっちが自分に合っているか、ですね。
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2016年

7月

16日

お母さん!肉声には力があるんです。読み聞かせ、してみませんか?

オススメの絵本。

「どろぼうがっこう」

 

 

今日は、珍しく絵本の紹介です。

私は低学年から高学年まで、担任をしてきましたが、読み聞かせをすることが、結構ありました。

 

その中で、私が一番、気に入っているのが、

「どろぼうがっこう」

です。

 

かこさとし氏のとても有名な絵本ですから、お宅にある、という方も多いでしょう。

 

子ども達も、すでに幼稚園で読んでいたり、家で読んでもらったりしていて、全く初めて、ということは少ないのですが、それでも、子ども達は喜んで聞きます。

 

大人の感覚では、

「もう、知っている本なんだから、繰り返したら申し訳ない」

ということもあると思います。

 

が、お気に入りの本は、繰り返し読んであげることが大切です。

低学年の子はもちろん、中学年でも、

「あ〜知っているよ〜」

と言いながらも、結局、本の世界に引き込まれてしまうのです。

 

私の勤める学校では、毎年夏に、臨海学校に行っています。

6年生のサポートをしていた時のことですが、消灯したところで、

「昔話してあげようか?」

と言ったところ、とても喜んで、その晩以来、毎日、せがまれたのをよく覚えています。

 

桃太郎でも、さるかに合戦でも、かぐや姫でも、ベタな有名どころでいいのです。

大人が直接、肉声で物語ることには、思っている以上に、力があります。

ぜひ、何か短いものでいいので、読み聞かせをされるといいと思います。

 

さて、こんな事件があったそうです。

 

 

「酔って刑務所に『帰宅』 神戸市職員、加古川で逮捕」(毎日新聞)

 

今朝、ネットでこの記事を見かけ、今日は「どろぼうがっこう」の記事を書きたいな、と思いました。

 

私、お気に入りの「どろぼうがっこう」ですが、どうか、「リアルどろぼうがっこう」にだけは、ならないで欲しいものです。

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2016年

7月

17日

素直じゃない人との関わりを、プラスに変えるヒント

素直じゃないって、損だとは思うけど、結構鋭いところもある。

 

 

このブログで、何度か書いてきましたが、素直であることは、子どもも大人も、周囲との関係をスムーズなものにします。

 

が、私も素直になれない時が、たくさんあります。

自分自身、素直になれないことが気になっているから、かえって素直さの大切さを痛感しているとも思います。

 

クラスで子ども達と接していても、

「ホントは、そんなこと、思ってないんじゃないかな…」

というようなことを言う子は、いるものです。

 

大人としては、

「そんな言い方しなければいいのに〜」

と、思ってしまいますが、当の本人は必死なのです。

おそらく、自分の本音に気づいていないか、気づいていても認めたくないか、どちらかです。

 

とまあ、ここまでは、よくある話です。

が、素直になりたくてもなれない、あるいは自分で自分が素直じゃないとは思っていないのですから、そのことをそのまま受け止めたら、どういうことがわかるでしょうか。

 

まず、素直じゃない人の言動は、何か行き詰まっている時に、ピカリと光るのではないでしょうか。

 

何もない時は、素直じゃない人の、素直じゃない言葉や態度には、イライラさせられるだけです。

 

が、当たり前ではいかない時、非常時には、素直じゃない人の変化球が、意外と突破口を開けることがあるように私は思います。

 

私も、クラスで話し合いをしている時、どうも発言が綺麗事ばかりになり、それじゃうまくいかないから、こうなっているんだよ、という状況になることがありました。

 

そんな時、いつもだったら、話し合いを明後日の方向に持って行きそうな、素直じゃない発言が妙な鋭さを持っていたという経験を何度かしてきました。

 

なるほど。

素直じゃない人は、ダテに素直じゃないわけではないようです。

彼(彼女)なりに、よく見ていて、みんなとは違う考え方をする練習をしているのです。

 

身近な誰かの素直じゃない反応にイラっときたら、

 

「さ、いつ、この人の、この反応が役に立つのやら〜」

 

と気持ちを変えてしまうのが良さそうです。

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2016年

7月

18日

お母さんの言葉、1文字の違いで、お子さんは動けます。

神は細部に宿ると言いますが、お子さんを勇気づけるのは、たった1文字です。

 

 

私の勤める学校には、3年生まで、「個別」という授業があります。

この授業について説明するのは、少々難しいのですが、具体的にやっていることだけを言うと、音読と写し書きです。

 

その中で、写し書きは、教科書や岩波子どもの本などの良書を子ども達の自由意志で、個別進度で進めるわけですが、まあ、自由と言っても、ある程度の最低基準はあります。

 

そういうわけで、子ども達は、最低基準だけをやって、次のことに進もうとする子もいれば、もっともっと、と進めていく子がいて、そこに差が出ることは、当然だと私たちは考えています。

 

たくさん書かせれば、それだけ伸びる、というものでもないのが、難しいところなのですが、私たちは、子ども達が書いた分量に、一喜一憂してはいけません。まして、

 

「あ〜3ページしかやっていないんだね」

 

というような言葉かけをすると、その子にプレッシャーをかけるだけです。妙な追い込みは、いずれ、どこかで別の出方をします。

 

一方、

 

「ほ〜さすが、5ページもやったんだね」

 

という言い方はどうでしょう?

ダメ出しではない、ということは言えますが、周りの子にとっては、プレッシャーや自分を責められている気になるかもしれません。

 

ということで、少なくとも、この個別の授業の場合、書いた分量を評価対象にしないよう、言葉には神経を使います。

 

私なら、

「はい、できたね」

とだけ言って、丸をつけます。

(ちなみに、丸にも褒賞的効果を与えないため、花マルやメッセージも入れず、単なる確認の丸にします)

 

私たちは、教師の評価を得るために、書いたり読んだりさせないよう、気を遣っているのです。

 

子ども達は、本当に大人の顔色に敏感です。

大人に、特にお母さんに喜んでもらいたいのです。

ですから、言葉の端々も聞いていて、表情もよく見ていて、どうすればいいか観察していますし、あるいは、「どうせ私にはムリ」とスネます。

 

例えば、

 

「はい、今日もできたね」

「はい、今日はできたね」

 

この1文字の違いが、どんな影響を与えるでしょうか。

 

時と場合、お子さんのタイプ、お母さんの性格によっても違います。

何が正解か、ということではなく、「今」は何がベターか、ということを意識したいものです。

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2016年

7月

19日

デキる母親だけがする10の発言

フォーブスジャパンに、「ダメな上司だけがする10の発言」という記事が掲載されていました。(こちら

読んでみると、なるほど。確かにイヤだなぁ、と思う言葉ばかり。

フムフム…
では、私は、逆に、
「デキる母親だけがする10の発言」
をご提案したいと思います。

1.「そう」
やっぱり、何のかんの言っても、いったん、話は受け取って欲しいですよね。
話を始めたら、とたんに、
「いや、そうじゃなくてね、」
と言われたら、言う気を無くします。

2.「すごいね」
私も恥ずかしながら、そうなのですが、自分のしたこと、言ったことなど、認めてもらいたいですよね。
当たり前の言葉ですが、効果はあります。

3.「それって、〜いうこと?」
言葉の意味って、人によって、状況によって、全然違います。
「バカ!」
と叫ばれると、ムカッときますが、
「バカ…」
とつぶやく時は、好きという意味の時だってあるぐらいです。
念のため、親子でも、真意を確認したいですね。

4.「さすが」
これも、「すごいね」と同じ、認める言葉ですね。
あまり使いすぎると、効果も減りますから、子どもなりに、頑張ったかな、と思っている時に、使いたい言葉です。

5.「大丈夫」
ありきたりの言葉ほど、効果バツグン。
ついつい、子どもへの言葉って、脅しや指導になりがちです。
もう、今更、責めたって仕方ないんですから、過去のことなら、何でも使える万能言葉です。

6.「どう思う?」
これは、問い詰めにならないように、配慮が必要な言葉です。
目的は、あなたの考え方や立場も、意識してるよ、と伝えることです。
お子さんの答えにガッカリしても、腹がたっても、とりあえず、話を聞く覚悟のある時だけ使えます。

7.「今からでも、できることはある」
私もそうですが、何か失敗した後は、もうダメだ〜と絶望的な気持ちになります。
そんな時に、まだできることはある、とお子さんの視線を下から上へ向ける、リーダーの言葉です。
お母さんを信頼できる、力強い言葉です。

8.「外へ行こう」
そして、可能なら、お子さんだけでも、動いた方がいいです。
元気だから、外に行くのではありめせん。
外に出て、そして動くから元気になるのです。

9.「ヒドい!」
お子さんが、誰かに何かを言われたり、やられたりした時、お子さんの二倍ぐらい、悔しさや悲しさを表現してあげると、お子さんの気持ちは、早く冷静になれます。
特に、言葉が出にくいタイプの子には、相当に大きな助けになります。

10.「…」
最強の言葉、それは無言。
説教するにせよ、深い愛情を伝えるにせよ、言葉なんて無粋なものは、必要ないのです。
子どもはプロです。
大人のホンネはわかります。ごまかせません。
グッと黙って、お子さんの横に座って欲しいな、と思います。

ま〜
ここまで書いてきて、何ですが、本当にデキるお母さんは、こんなこと、気にしないと思います。

私の記事も、フォーブスジャパンの記事も(!)、無視して、思う存分、本音でお子さんとやりあっていただくのが一番です。
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2016年

7月

20日

2学期にお子さんが活躍するための、意外なヒントとは…

休むことって、意外に大切。

 

 

そろそろ、お子さんの多くが夏休みに入ったのではないでしょうか。

私の勤める学校でも、今日が終業式でした。

 

待ちに待った夏休み。

お出かけを楽しみにしている子、おじいちゃんやおばあちゃんに会えるのを楽しみにしている子…

うれしそうに話す子どもたちの様子を見ていると、こちらまで、うれしくなってきます。

 

さて、大人の方に目を向けてみましょう。

学期末は何かと大変なことも多いですから、はぁ~やっと夏休みに入った、と肩の荷が下りたような気持ちになっているお母さんもいらっしゃると思います。

 

一方で、さぁ、これからの長い夏休みをどうしよう…と、少々、気が重くなっているお母さんも多いのではないかと思います。

 

以前、とあるお母さんとお話をしていて、

「先生、この学校は良心的ですよね!」

と言われたことがあります。

 

「何がですか?」

と、私が聞くと、

 

「私の知り合いが、○○小学校(超有名私立小学校)にお子さんを通わせているんですけど、休みが長いんですって。その方、『こんな高い授業料を取っておいて、ボッタクリよね』って言っているんです」

と、話してくださいました。

 

「ボッタクリ」という表現が、いいのか悪いのか…

私立の学校に通わせることの本当の意味は、授業が長いとか短いではないと思いますが、お母さんの立場に立って、休みに早く入られると大変だ、というのは理解できます。

もうちょっと、授業してくれればいいのに、というホンネもわかる気がします。

 

とはいえ、お子さんにとって、休むことは絶対に必要なことです。

2日や3日ではなく、ドーンと長い時間、学校と切り離されて過ごすことは、とても大切です。

 

寝る子は育つ、と言いますが、睡眠の大切さは、皆さんも共感してくださる方が多いと思います。

 

寝ている間に、その日にあった出来事、感じたこと、うれしかったこと、嫌だったことなどを頭の中が整理しているんだ、という説明を聞いたことがあります。

 

なるほど。

そうかもしれません。

 

私は、長期休みも睡眠とそういう意味で、同じなのではないかと思います。

長かった1学期、いろいろなことがあったはずです。

 

「な~んにもないよ~毎日、楽しくて仕方ない~」

 

と言っているお子さんも、実は無理をしていたかもしれません。

自分が無理をしていた、と自覚していれば、まだいいのですが、自覚もなく、人に遠慮して、我を出せないのが当たり前になっていることも珍しくはないのです。

 

大人からみると、ただのイライラ要素でしかない、ぐーたらなお子さん。

規則正しい生活がいいに決まっていますが、ぐーたらになるには、なるなりの理由があります。

 

見て見ぬふりをするところと、ここは求めるぞ、と覚悟を決めるところと、差をつけないと、夏休みまで緊張を強いられることになってしまいます。

 

この夏休み、お子さんはどんな心の整理をすると思いますか?

心の整理は、ぐーたらではありません。

 

ぐーたらを怒鳴りそうになった、まさにその瞬間、この記事を思い出して下さったら、光栄です。

その踏みとどまったことが、2学期の活躍につながるかもしれませんよ。

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2016年

7月

21日

お母さんの人間関係と子どもの人間関係は別。

どうも、友達とのトラブルが続く。
そんな時は、そのトラブルの意味を一段深掘りしてみましょう。

ある男の子が、Aくんとうまくいかない、ということで、学校を休んでしまったことがありました。

もちろん、お母さんも、私も、心配し、いろいろ話を聞きました。

Aくんから話を聞くと、本当に寝耳に水、といった感じで、驚いたようでしたが、確かに、彼の言う出来事はあったことがわかりました。

Aくんは素直に謝り、一件落着…
にならなかったのです。

次に、Bくんとのトラブルが沸き起こり、また元気を無くした彼…

また、同じ構図です。

どうもおかしい…

お母さんから話を伺っているうち、お母さんから、こんな言葉が出てきたのです。

「Aさんも、Bさんも、親しくしていて、なんでも言い合える関係なんですが、こうなると申し訳なくて…」

ここで、私には、ピンとくるものがありました。

お母さんの人間関係をお子さんの人間関係に当てはめていないか…

家が近いとか、もともとお母さん同士の仲がいいとか、そういうことで、子ども同士の仲が深まることも、大いにあります。

が、子どもとしては、それが重くなる時もあるのです。
AくんやBくんのことが、大嫌いではないけれど、人間関係まで影響を及ぼして欲しくない時もあります。

まして、男の子の4年生以降は、「自分」というものが出てきますから、お母さんとしたら、なんで急に?とビックリしてしまうような反応が返ってくることもあります。

ストレートに、
「ボクの友達関係は、ボクに決めさせて」
というような主張をしないことの方が多いと思います。

お子さんは、お子さんなりに、自分の抱えている困った状況を訴えます。

「もぅ〜私の手間を増やさないで〜」

と、お母さんが言いたくなるのも当然です。
が、お子さんも気を使っているのです。

ちょっと、お子さんの想いをくもうとする、心のスキマを作ってあげたいものです。
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2016年

7月

22日

賢いお母さんだからこそできる、意外なヒントとは…

雨降って、地固まる。

けど、繊細な子は、そう簡単でもない。

  

子どもにトラブルはつきもの。

いろいろな経験をしてこそ、一歩、成長できると私も思います。

 

とはいえ…

いつでも、だれでもそうか、というと、そうでもないとも思います。

 

時には、思い切り、ケアしてあげないといけない時もあるようです。

 

「あ~これって、過保護?」

 

と、思い、ついつい、厳しく当たってしまう、というお母さんもいらっしゃるかもしれません。

 

一方で、いつもいつも、守ってばかりでは、必要な経験もできません。

 

じゃあ、どっち!?

 

と、なるのが当たり前です。

 

その時のヒントは、いつもの逆、ということです。

 

いつも、つい厳しくしてしまうという方は、時には、ありえないほど、優しくしてみる。

逆に、つい守ってしまうという方は、時には、「お母さんは知らないよ」と突き放してみる。

 

ずっと、同じ味付けでは飽きてしまいます。

びっくりするような、あり得ない味は、心に残ります。

 

時には、あえて逆をする。

 

それが、お子さんの成長を促すきっかけになるかもしれません。

賢いお母さんだからこそ、できる変化球です。

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2016年

7月

23日

お母さん!ポケモンGO中毒のお子さんを救うヒントは、結局コレです。

今、話題沸騰の「ポケモンGO」

実は私もやってみたいけど、どれが正しい「ポケモンGO」なのか、わからず、すっかりやる気を失ってしまいました。

 

ポケモノミクス、などという言葉もできたほど、経済効果があったようですね。

今朝のテレビで見た話では、ポケモン関連の売り上げは、実はキティちゃん関連の2倍近いとか。

 

私がフィンランドに視察に行った時、3年生ぐらいの女の子が、キティちゃんのTシャツを着ていて、

「キティちゃんだね」

と言うと、大笑いしていたのをふと思い出したのですが、それ以上の浸透度ということかもしれません。

 

そんな日本が誇る(?)ポケモンですから、私としては、いろいろな課題はあるにせよ、「ポケモンGO」には、どんどん世界を席巻して欲しいと思います。

 

ところが、目を世界から、すぐ横にいる我が子に向けると、話はそう単純ではありませんね。

 

歩きスマホも心配ですし、おそらく、それよりも、勉強などすべきことをせずに、ポケモンGOにばかり、気が向いてしまうことが何より心配だというお母さんも多いのではないでしょうか。

 

そんな時、お子さんに、やめなさい、ルールを決めなさい、といくら言っても、逆効果になることがとても多いようです。

 

やめろ、と言われると、やりたくなる。

ルールを決めろ、と言われると、破りたくなる。

 

その心理は大人も子どもも同じですね。

 

では、どうするか。

 

ここは、単純、直球勝負で、こうしてみませんか?

 

「聞いてみる」

 

え…

そんな単純な…

甘いですよ。ウチの子、何回決めても、約束破るんですから。

 

そんなことが、頭をよぎった方も多かったと思います。

確かにそうですね。

それは私も、想像できます。

 

それでも、一度は、お子さんの話を聞いてみることは大切です。

しかも、聞くときに、こういう覚悟が必要です。

 

「お子さんの答え、考えは、お母さんの気持ちと違っていても、尊重する」

 

大切なことは、お子さんの考えを受け入れる、ではありません。

尊重することです。

 

お母さんの導きたい答えではないことに、がっかりしても、お子さんがそう考えたことを受け止めていくと、お子さんにはそれが伝わります。

 

すると、結局、ポケモンGOに限らず、ゲームなどに中毒的にハマらずに済むのです。

 

なぜなら、自分の考えを、とりあえず受け止めてくれるということで、お子さんの心は安定するからです。

 

心の波風が減ってくると、何かにハマりすぎる必要がなくなります。

お母さんの忠告を受け入れる心のスペースができます。

 

今、ポケモンGOの話題で持ちきりです。

もう、これ以上、話題にならないでくれ〜と焦っているお母さんも多いでしょう。

たとえポケモンGOが下火になっても、必ず、次に何か、お子さんの心を奪うものは出てきます。

 

右往左往せず、とりあえず、お子さんに意見を聞いてみてください。

お子さんの意外な側面に気づけるチャンスです。

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2016年

7月

24日

お子さんの気持ちを整えるキラークエスチョンとは?

お子さんの気持ちを整える、キラークエスチョン

それは、
「で、どうしたいの?」
お子さんが壁にぶつかっている時、お母さんとしても、見ていて辛かったり、一緒に悲しかったりすることも多いと思います。
一方、そんなお子さんが歯がゆくて、お子さんにイライラしたり、怒ったりしてしまうこともあるのではないでしょうか。
さて、お子さんに目を向けてみましょう。
壁にぶつかっているお子さんは、困り事にばかり関心がある状態になっています。
だから、壁を越えられないと感じて、悩んたり、苦しくなったりしているのです。
ですから、お母さんには、お子さんの目を困り事の先に向けてあげる工夫が必要なんです。
その質問が、
「で、どうしたいの?」
ということです。
明けない夜はありませんし、上がらない雨もありません。
そのうち、気が済んで、次の段階に進めるようになります。
それを意識させるキラークエスチョンです。
ただ、このキラークエスチョンも、一点だけ、弱いところがあります。
いつもいつもワンパターンだと、お子さんには、
「ハイハイ、そうやって流すんでしょ」
と、とらえられてしまうかもしれないんです。
ですから、このキラークエスチョンを使う前には、必ず、十分に悔しさや悲しさ、怒りなどを引き出してあげなくてはいけません。
この生の気持ちを十分に受け止めてくれたことで、お子さんは、目を次に向けられるのです。
ぜひ、今度、試してみてください。
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2016年

7月

25日

マジメで、キチンとしたお母さんへのメッセージ

どうして腹が立つんだろう…
実は、自分がガマンしてない?


まさに今のことです。
とある(いつもは行かない)、スタバで時間調整をしているのですが、隣の人が携帯で通話を始めました。

これが不思議と腹が立たない…

うん?
なぜだろう…

そう思って考えてみました。

その人の声が小さかった?
遠慮気味だった?
内容が仕事のことっぽかった?

まぁ、そうなのですが、自分だったらどうするか?と考えてみて、ハッとしました。

私なら、少なくとも、かかってきた電話なら出るよな、と思ったのです。

フムフム…
私は、カフェの席で通話はしない、というマナーを程よく守り、場合によっては、スミマセンが、通話しちゃうこともある、ということなんですね。

つまり、「こうあらねば」の縛りをかけていない、ガマンしていないのです。

そりゃ、マナーは守った方がいいに決まっています。

とはいえ、時と場合によるというのが、世の中の常だと思います。

大人は子どもの模範たらねばならないのに!

という声も、もちろんその通りです。
でも、模範であり過ぎると、ちょっとお子さんには苦しくありませんか?

模範、「こうであらねば」の必要性と、柔軟性は、簡単なテーマではありません。

が、大人が無理してガマンをしていると、子どもにも、それを要求することになります。

いいことなんだけど、良過ぎるのは困りモノです。

マジメで、キチンとしているお母さんこそ、ちょっとスタバで通話ぐらいしてもいいのではないでしょうか。

ポケモンGOにハマり過ぎて、家事が遅れてもいいのではないでしょうか?

ところで、さっきは気にならなかった隣の人の通話ですが、今、2度目が始まり、何やらイラっときているのは、やっぱり私も、「こうであらねば星人」だということの証拠なんですね。

困ったものです〜
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2016年

7月

26日

お母さん!お子さんが失敗したって、あなたが悪いわけじゃない!

お子さんの失敗はメッセージであり、ヒント。
お母さんに責任を突きつけているわけではない。

子どもは、育ちの中で、たくさんの失敗をして、悲しんだり、悔しがったりする中で、成長します。

そんなこと、アタマでは、わかっています。
わかっていても、実際の気持ちとして、お母さんとしては、許せなかったり、悲しかったり、イライラしたり、泣きたくなったりすることと思います。

知識として、子どもの失敗や課題を許そう、ということがアタマにあるのに、実際には気持ちが揺れる。

それは、お母さんに責任を突きつけているから、と受け止めているからかもしれません。

お子さんが、また同じ失敗をしたのは、私が注意しなかぅたから。

お子さんが、やっぱり、あの子とトラブルになるのは、私がダンナと大げんかばかりしているから。

お子さんが、算数でつまずくのは、私が数学を嫌っていたから。

などなど、意識しているいないに関わらず、お子さんの課題をご自身の責任に求めてしまうことが多いと、私は感じます。

一方で、お子さんのトラブルや課題は、お子さんからのメッセージであることは、間違いありません。

何か同じような失敗を繰り返しているなら、そこには、何か考えるべき価値のあるものがあります。

誰か同じような人とばかりトラブルになるなら、お子さんが異様なまでに抑え込んでいるホンネが、その子の中に見つけられるかもしれません。

要は、トラブルの度に責任の所在を考えるのではなく、そこにあるヒントは何か、と考えるようにする「習慣づけ」が大切だということです。

お子さんのトラブルが起こる度に、自分が責められているようにお母さんが思うことで、かえってトラブルが繰り返されるということを意識しておくことが大切です。

原因志向ではなく、お子さんの個性や人柄に志向していきたいものです。
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2016年

7月

27日

ほんのり、じんわり心が温まる「心のファスティング子育て」とは…

 

最近、ファスティング(断食)ダイエットが話題になっています。

 

私の身近でも、挑戦してみた、という人もいるのですが、うまくいった、いかないかった、など感想もいろいろ、人生観が変わった、なんていうこともネット上では見かけました。

 

 

さて、子育てに、このファスティングを当てはめてみてはどうでしょうか?

 

ファスティングでは、水分やある種のドリンクは飲みますから、完全な絶食ではありません。

 

心のファスティング子育ても、同じ考えだと思います。

会話をしない!という「完全絶食」ではなく、困ったことがあれば一緒に考えますし、うれしいことがあれば一緒に喜びます。

 

が、常に、

「これは、最低限の水とドリンクか」

ということは、意識します。

 

お子さんの調子がいい時は、多少、要求しても、できてしまいますが、ちょっと調子が下降に向かうと、それまでできていたことができません。

 

すると、お母さんからは、

「この子、サボってる!」

というように見えるかもしれません。

 

そんな時こそ、心のファスティング子育てです。

 

大人だって、調子の良しあしがあるのですから、子どもなら、なおさらですよね。

サボらせまい、調子に乗らせまいと、あれもさせよう、これもさせようと焦る必要はありません。

 

 

もちろん、普通の親子の会話は大切です。

それは、命の維持に必要な「水」と同じです。

 

そして、お子さんの気持ちを受け止める会話も重要です。

それは、「酵素(栄養)ドリンク」と同じです。

 

ファスティングをすると、感覚が鋭くなる、とネット上で見たことがあります。

なんとなく、そうかなあ、という気もします。

 

私は、実際のファスティングをしたことはありません。

が、心のファスティングで、子どもたちと関わったことはあります。

 

私の言葉をグッと、グッと減らして、子どもたちの動きを見たり、声を聞いたりしていると、今まで、気づかなかったことに気づいたり、こちらが言わなくても、できたんだな、ということに気づいたりしました。

 

つい先日も、印刷をしていた時、子どもたちのいる部屋から、ボールをつく音が聞こえました。

 

1回なら、落としただけと言えるでしょう。

しかし、2回目、3回目とありました。

室内で、ボールをついて、遊びだしたんですね…

 

4回目!

さあ、言いに行こうか~

と、思ったところで、

「ボール、つくな!」

と、Aくんの声が聞こえました。

 

これも、ちょっとした心のファスティング子育てです。

ほんのり温かい気持ちになれるチャンスを子ども達は用意してくれています。

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2016年

7月

28日

お子さんの「みんなやってるからいいでしょ?」攻撃への対処法とは…

「みんなやってるから」は、何パーセント許される?

 

 

この写真は、昨日の夜、10時ごろの井の頭公園です。

 

この人だかりは、そう。ポケモンGOに興じる人たちの群れです。ポケモンGOの配信日以来、この調子です。

 

井の頭公園は、桜の名所としても有名ですから、その時期であれば、この時間でも、もっと人だかりになっていても不思議はありません。

 

が、その時期が過ぎれば、この3分の1もいるかどうか、という人しかいないものです。写真の奥にある七井橋を渡って、三鷹市内の方へ家路を急ぐ人もいますから、いつでも人気はそれなりにあるのですが、本当にびっくりしました。

 

夏休みに入ったお子さん達、お母さんやお父さんの携帯をいじりたがり、

「早く、ポケモンGOをやらせてよ」

と言っているかもしれません。

 

ポケモンGOに限らず、子ども達の交渉手段は、お得意の、

 

「みんなやってるから」

「みんなやってるのに、ボクだけやってないと、遊べないよ」

「みんなやってるのに、ワタシだけやってないから、仲間はずれにされる」

 

などなど、本当か嘘か、見分けのつかないことで、なおかつ、友人間で浮きたくない、という親心をくすぐる表現を使います。

 

先日、遊びに来た卒業生の女子は、お母さんが絶対ダメというから、ラインができなくて、困ってる、と言っていました。何でも、部活の中で、同じように禁止されている人は、自分を含めて、あと一人だけだとか。

 

確かに、一斉連絡などで、ちょっと不便さはあるでしょうが、彼女の話を聞いていると、まさに女子校生活を満喫している、といった感じで、とても楽しそうでしたので、実は、みんなやってるのに、自分だけやっていないと仲間に入れない、というのは、都合の良い言い訳と言えるのかもしれません。

 

このご時世に、ウチはダメ!と、ラインを禁止し続けている彼女のお母さんを、私は心から応援しますが、とはいえ、何から何まで、我が家ルールで通すというのも、問題です。

 

じゃあ、何パーセントは、「みんなやってるから」に合わせてよくて、何パーセントは、「我が家ルール」を通して良いのでしょうか?

 

これは、なかなか難しい問題です。

が、その問題に向き合う、重要なポイントが、お子さんは本当にグループの中で浮いているのかどうか、ということです。

 

上に挙げた卒業生の例では、彼女は実際の友人関係で、全く困っていません。

口では、「面倒」とか、「みんなに文句を言われる」と、言っていますが、彼女の話の大部分は、友達との楽しい生活なのです。夏休みなんて、みんなと会えないからつまらない、ともう、言っているような子です。

 

こんな子は、「みんなやってるから」と言っても、信用なりませんし、リアルの人間関係がいいのですから、禁止しようが、許そうが、どちらでも大丈夫と言えるでしょう。

 

一方、本当に「みんなに合わせないと、グループにいられない」のだとしたら、そのリアルの関係には、そもそも問題があります。

 

ラインをやろうが、ポケモンGOをやろうが、条件付きの関係は、長続きしないのです。

 

ですから、お子さんが、「みんなやってるから、これをやらせて」という交渉術を使ってきた時に、応じるか否かの重要なポイントは、お子さんの人間関係が、条件付きのものかどうかを見極めるということです。

 

お母さんの本音として、まあ、やらせてあげてもいいな、と思うなら、やらせてあげればいいですし、絶対に嫌だと思うなら、禁止すればいいと思います。

 

重要なのは、やりたがっていることの良し悪しではなく、お子さんのリアルの関係が健全かどうかです。

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2016年

7月

29日

夏休み。馬と枕とおトイレと…

夏休み。

お出かけの時は、乗り物の中をどう過ごしますか?

 

三上という言葉があります。

良い考えが浮かぶ三つの良い場所のことです。

 

みかみ、ではありません。

「さんじょう」です。

 

馬の上、枕の上、厠の上。

 

今の言い方なら、

 

「乗り物に乗っている時・ベッドに横になった時・トイレで座っている時」

 

ということになりますね。

 

今日、私は神奈川県は、箱根にほど近い、入生田(いりうだ)というところにある、神奈川県立生命の星・地球博物館に行ってきました。

 

 

今日のルートは、JRの「休日おでかけパス」を使ったので、東京経由の東海道線でしたが、ちょうど、踊り子号の出る時間だったので、自由席に座って、スカッと晴れた梅雨明けの空を眺めつつ、小田原に向かっていました。

 

ふと顔を上げると、右斜め前のファミリーは、楽しそうにふざけたり、おしゃべりしたり、まさに夏休み。微笑ましい光景です。

 

トイレに行こうと、立ち上がった時、その先にも同じようなファミリーが乗っているのが見えました。こちらのファミリーは、なんと、みんな本を読んでいるのです。すごいなあ、と思いました。

 

その時、この三上(さんじょう)を思い出したのでした。

 

今思えば、中高生の頃、見掛け倒しで、電車内で勉強しているフリをしていましたが、それでも、妙に集中してしまうことがありました。

 

あんな見知らぬ他人に囲まれた、アウェーな環境、騒がしい環境なのに、いや、だからこそ、かえって自分の世界に集中できるのですね。

 

せっかくの夏休みなんです。乗り物の中でふざけずに、本を読んだり、勉強しなさい、なんて無粋なことを言いたいわけではありません。

 

 

が、ちょっと長く乗るのなら、日頃読まない本を一冊カバンに入れたり、宿題を一冊カバンに入れておくのも、いいですね。

 

ところで、JRの「休日おでかけパス」は、なかなか便利ですね。

東海道線は小田原まで、総武線は君津や成田空港までなど、かなりの範囲が2670

円で乗り放題でした。

 

だとすると、私のブログを書く場所も、これからは、どこかの電車内ということにもなるかもしれません。

 

逆に行ける範囲は限られていますから、お子さんとケンカしてのプチ家出の時も、使えるかもしれませんね。休日と長い休みの時限定ですが…

 

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2016年

7月

30日

子どもに何かをさせたい時に、意識してほしいこと。

子どもに何かをさせたいなら、楽しさだけを求める。

「評価」が子どもをやる気にさせるのではない。

 

 

先日、とあるお母さんとお話ししていました。

低学年の女の子のお母さんなのですが、念願の弟が生まれ、もうすぐ2歳になるのだとか。

 

弟くんは、今、お掃除が大好きなのだそうです。

そんなお掃除大好きが、ずっと続いてくれればいいですよね。

 

しかし、よくよく話を聞いてみると、彼が楽しいのは、コロコロのローラーを回すのが楽しいのでした。結果的に、ローラーの粘着テープにゴミがついて、お掃除になっているだけ、ということですね。

 

しかも、お母さんは喜ぶし、じいじとばあばも喜ぶし、おそらくお父さんもお休みの日は喜ぶのでしょう。

 

彼にとっては、身近な大人が喜んでくれることは、嬉しいことでしょうが、そもそも、ローラーを回すのが楽しいのですね。それが楽しいから、放っておいてもやってしまう。

 

これと同じことは、小学生でも言えますよね。

1年生に入学したばかりの子ども達は、基本的に何でも楽しいので、えんぴつを持つこと、ノートや教科書を開くこと、字を書くこと、並ぶこと、掃除…なんでも、モチベーションは高いものです。

 

お母さんやお父さんが喜んでくれたり、先生がほめてくれたりすることは、そのモチベーションをより高めることはあるでしょうが、そんな評価がなくても、学校生活そのものが楽しいのです。

 

ところが、いつまでもそうとは限りません。

友達とケンカすることもあるし、悪口を言われることもあるし、みんなはできるのに、自分にはできない、ということも出てくるし、できたらできたで、やっかまれるし…

 

こんなふうに、やる気が出なくなっている時は、掃除なり、勉強なり、スポーツなり、それそのものに困っているというよりも、「比較」や、「他人からの目」、「評価」が原因になっていることも多いです。

 

そんな時は、

「楽しい?」

と聞いてみましょう。

 

もちろん、初めは感情的な答えが返ってくることも多いでしょうが、お子さんが何に困っているのかが、ハッキリしてくれば、対処法もわかります。

 

そして、何かができるなんて、「スゴい!」という方向でなく、それそのものが「楽しい」という方向に導きたいものです。

 

私も、もちろん、人から「スゴい」と言われれば、嬉しいです。

が、そういうことは、意外と長続きしないのです。

それそのものが「楽しい」ことは、他人に陰口を叩かれても、コッソリやり続けてしまいます。

 

私は、以前、本を出した時、

「スゴいですね!」

と言われ、確かに嬉しかったのを覚えています。

 

ところが、本を出すために、企画書を書いたり、考えたりするのは、どうもダメみたいです。

 

でも、自分の考えを書くということは「楽しい」のです。

きっかけや理屈は、いろいろありましたが、結局、「楽しい」からこそ、ブログの毎日更新は続いています。

 

「楽しい」ことを求めるのは、サボりでも、甘えでもなんでもなく、むしろ、人って、「楽しい」ことしかしないのかな、と感じます。

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2016年

7月

31日

雨宮塔子さんに思う、理想的な母親であることとは…

雨宮塔子さんのキャスター復帰は、母親失格なのか!?

先日、ぼんやりスマホをいじっていたところ、こんな記事を見つけました。


ニュースキャスターに復帰した雨宮塔子さんが、復帰にあたって、二人の子どもをパリで生活する前夫に預けることにした、ということへのバッシングに反論、ということのようです。

確かに、日本ではそういう批判は多くありそうです。
母性神話という言葉は、本当に的を射ていると感じます。

しかし、落ち着いて考えれば、雨宮さんの復帰問題はバッシングされるほどのことなのでしょうか?

人にはそれぞれ価値観があります。
仕事についての考え方、子育てのあり方、夫婦関係のあり方、いろいろです。

雨宮さんがこれからの人生をどう生き、お子さんとどう話し合い、前の夫がそれをどう考えたか…

当事者が納得して進めばいいのでしょうが、今回は、前のご主人が今、結婚されている女性が不平を言ったという「伝聞」がもめ事を大きくしたようですね。

パリと日本の移動
キャスターという仕事
有名パティシエという前夫

などなど、話題性には事欠かないのですが、こういうことは、日常的に、私たちの周りで起きてもおかしくはないと思います。

そう思うと、自分が仕事をするために、前夫に子どもを預けたから、即、母親失格というのは、言い過ぎではないか、と私は感じます。

自分のキャリアを発展させるための仕事だと母親失格で、生きるためにやむなく人に預けるのは母親の鑑というのも、ちょっとおかしいように思います。

どちらも、その人にとっては、やむなく取り組むことなのですから。

それに、お母さんが自分を押し殺して、「あなたのためよ」と、子どもに尽くすなら、それは子どもにとって、相当なプレッシャーになります。

そんなことなら、
「私は、あなたのおかげでやりたいことができて感謝しているわ」
と、明るくしてくれた方が、子どもにはよほど、自分の存在価値が感じられるでしょう。

「子どものために自分の願望は抑える」ということが子どもにはプレッシャーだということです。

世の中には、雨宮さんのような華やか(?)な生活には何の興味もなく、毎日、家事をして、お子さんと笑ったり、怒ったりしていること、そのものが幸せでたまらないというお母さんもいます。

その両方に価値があるわけで、華やかにできない自分がダメでもないし、華やか(人目に)なことを求めることがダメでもないのではないでしょうか。

パリの前夫に子どもを預けて自分が日本でバリバリ働いていても、緑豊かな理想的な家で家庭菜園をやりながら毎日、子どもと過ごしていても、子どもは問題を起こします。

その都度、親子が真剣に向き合わなくてはならないのは同じなのですから、雨宮さんをバッシングすることなく、自分の人生に真剣になる方が幸せなのかな、と私は思います。
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