2016年

3月

02日

友達がたくさんできる子に育てる極意とは。

友達がたくさんできる子に育てる極意とは。

それは、本音に正直であること。


人にはそれぞれ性格があり、まさに千差万別です。
いろんな人と関わって、毎日を過ごすことは、楽しい反面、大変なことも多いでしょう。
それは、大人も子どもも同じです。

さて、4年生ともなると、かなり周囲も見えるようになり、本音と建前を使い分けられるようになるものです。

まして、女子ならば、さらにそういうものでしょう。

確かに、処世術の1つとして、建前というものは必要でもありますが、自分でそれを自覚しているかどうか、ということが、とても大事だと思います。

自分が相手に言っていること、考えていることは、本音なのか建前なのか…

子どもの人間関係という観点では、建前というよりも、「無理に合わせている」という言い方の方がいいかもしれません。

いずれにせよ、自分で自分の本音をわかっているかどうかが、とても大切だと思います。

子どもたちは日々、お互いに気遣いをして、我慢をしています。
本音むきだしの野生児に見えて、実のところ、本音は言えていない、ということは、けっこうあることです。

人間関係を円滑にするために、「無理に合わせる」ことがあるにしても、最低限、誰かには本音を言えることが絶対に必要だと思います。

そして、それはまず、お母さんであったら、いいなと私は思います。

それを安全基地にできるからこそ、例えば、お父さんにも言える。次に先生には言える。そして、徐々に友達にも言える。

というように世界を広げていけるのでしょう。

では、今、お子さんがお母さんにおっしゃっていることは、「本音」なのでしょうか?
もちろん、お母さんにだって、いや、大切なお母さんにだからこそ、「無理に合わせる」ことも多いと思います。


確認するコツは、

・「どんな気持ち?」「どんなことがあった?」
など、幅広く答えられる質問をすること。

・答えが出てくるまで、黙って待つこと。

 

・しかも、少し微笑んで聞くこと。

・そして、とりあえず、してくれた回答は、本音だと考える。つまり、「本当は無理してない?」などと、疑わないということ。

です。

かつて、私はこんな失敗をしたことがあります。
子どもと話していて、こう聞かれたのです。

「なんて答えればいいの?」

つまり、私が私の想定に誘導している、ということです。

この言葉、質問は、私にとって大いにショックだったとともに、その子自身の気持ちを考えてみよう、という意識になったきっかけになりました。

とはいえ、私自身、誰かに対して、常に本音に正直、ということはできないと思います。親はもちろん、妻に対しても、本音全開というものでもありません。
むしろ、それは必要なことだとも思います。

ですから、お子さんがお母さんに対しても、少々「演技」があったとして、当然なのです。
本音をすべて聞き出そう、明らかにしよう、としないでおくことも大事な秘訣だと思います。

そんな心もちで、お子さんと話していると、次第に、自然と本音が出てくるようになると思います。

すると、その結果、その子の心は安定し、友達からも信頼される強さが育つように私は思っています。

 

 

~~~~~~~~~

<講演・取材・コメント・執筆>

ご相談、ご依頼は、こちらのリンクからお願いいたします。

 

基本的には、平日の夜間、土曜日・日曜日・祝日、長期休み中に限らせていただいておりますが、

よろこんで、全国どこにでも参ります。

料金は、対象・人数・時間・ご予算によって、相談させていただきます。

 

〜お母さん向け事例〜

・「怒鳴ってしまう、その前に!心を鎮める3つのヒント」

・「お母さん!あなただからこそ、お子さんを輝かすことができます」

・「お子さんをプレッシャーから守る言葉かけ」

など

上記以外も、趣旨を伺い、よりよい時間になるよう、ご一緒に考えさせていただきます。

  

 

<執筆>

ホームページやブログの過去記事を活かして書籍化されたい、というようなご依頼もお受けします。

もちろん、ご企画段階のものでも、お問い合わせくだされば、ご相談に応じて、

書かせていただきます。

〜例〜

(株)経済界「むさしの学園小学校の母親を変える教室」

 

<取材・有識者としてのコメント>

ラジオ・テレビ・新聞・雑誌・WEBなどにおける、

教育問題、子育て問題、母親問題、子ども事情、学校事情

といったテーマについて、取材やコメントのご依頼を

お受けしております。

〜例〜

(株)小学館「edu 2014年10月号」

など

 

 

2016年

3月

03日

楽しんで、勉強に取り組めるコツ

楽しんで、勉強に取り組めるコツ

「先生」になること。


勉強は、しなくちゃならないのはわかってる。
けど、やりたくない…

そこで、いろいろなやる気を引き出すヒントが求められるわけです。

今日、私がご提案するのは、子どもを「先生」にして、お母さんに教える、という方法です。

復習は大切だけど、正直、面倒。
だったら、教えることで、気づいたら復習できていた!というのがいいと思います。

そういう点では、誰かに教えることほど、復習になるコツはないと言えます。

教えられる、ということは、わかっている、ということです。

そして、人に教えるというのは、人の役に立つことです。

誰かの役に立つ、ということは、お金やご褒美に代えられない充実感につながると思います。

お母さんにとって、お子さんの勉強内容そのものは、わかっているとは思いますが、勉強の仕方が違っていたり、少しでも新しい発見があったりすると思います。

それって、子どもにとっては、お母さんの役に立てた!という充実感です。

もちろん、この方法だけで、やる気を続けることは難しいでしょう。

それに、時間も手間もかかりますから、時々でいいと思います。例えば、テスト前などはいいかもしれませんね。

もしかしたら、お子さんが勉強したら、ご褒美やお小遣いをあげている、というご家庭もあるかもしれません。

勉強イコールご褒美のためのもの

という構図はよくないので、勉強とご褒美を紐付ける時には、注意も必要です。

が、「先生」に「報酬」を渡すことは、教えてくれたこと、新しい知識を得たことへの対価ですから、意味付けとしては、ハードルが下がります。

そんな意味でも、子どもを「先生」にすることは、使えるのかもしれませんね。

2016年

3月

04日

子どもに身につけさせたい、最強にして、唯一の言葉とは

結局、「あ・り・が・と・う」の5文字は鉄板。

サラッと、ありがとう、と言える習慣づけが大切。


忘れ物をした子にプリントを渡す度に、あるいは、鉛筆や消しゴムを落とした子に拾ってあげる度に、

「ありがとうございます、でしょ?」

と、言葉を要求するのって、私のホンネは嫌なのです。

けれど、子どもが相手なのですから、ありがとうございます、という言葉を習慣づけることは、とても大事だと思うので、ちょっと心に鞭打って、

「何か言うことあるよね〜」

と、言うようにしています。

先日、スタバに入ったところ、満席で、さぁ、どうしようかと思ったところ、お父さんと幼稚園児ぐらいの2人がちょうど、席を立つところだったので、待たせてもらうことにしました。

さ、いざ出て行こう、という時に、お父さんにお礼を言い、幼稚園児ぐらいの女の子に、「ありがとね」と言った時、その女の子は、ニコ〜っと、本当に満面の笑みで笑ったのが、心に残りました。

あ〜やっぱり、ありがとう、に優る言葉はないんだなぁ…

と、思った出来事でした。

先ほど、書いたように、教師と生徒の関係であっても、「ありがとう」をしなさい!というのは、気が重い時があるのです。

が、先日のスタバで出会った、女の子の笑顔は、私を勇気づけてくれました。

なんのかんの言っても、「あ・り・が・と・う」の5文字は最強の言葉です。

ハニカミ屋さんのお母さんも、この言葉だけは、頑張って、口にするクセをつけたいですね。
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2016年

3月

05日

なでしこジャパンに思う、変化のタイミング

なでしこジャパンに思う、変化のタイミング

なでしこジャパンの活躍は、私たちの心を大いに勇気づけてくれます。

が、ここのところ、試合で成果もあがらず、当たり前に思えていたオリンピック出場も絶望的とか…本当に残念です。

これについての報道や論評などを見ると、澤選手の不在が原因…澤ロスなどという言葉を目にしました。

新しいチーム作りのタイミングが来ている、ということのようです。

春は別れあり、出会いありの、寂しくもあり、嬉しくもある季節です。

仲のいい友達とクラスが別れることもあるでしょう。
クラスどころか、お父さんの転勤など、事情によっては、遠くに行くことになってしまうことだってあります。

逆を言えば、思いもよらない新しい仲間作りのタイミングなのかもしれません。

それがあるから、春は何となく、楽しみな気持ちもあるのだと思います。

一方で、期待がありつつも、かつてのよかった関係を手放せないタイプの子もいます。

「一貫性の原理」という心のメカニズムがあります。
人は、一度、決めた行動や考え方を変えたがらない、維持したい、という傾向があるのですね。

この一貫性の原理が強く働く傾向のある子は、特定の子と強固な関係を築ける反面、他の子に気持ちを切り替えるのに、時間がかかる心配があります。

もし、お子さんにそういう傾向があるな、と思われるなら、新しく安心できる関係ができるまでは、いつも以上に温かい言葉かけや対応をした方が良さそうです。

「もう、昔のことは忘れなさい!」

というのは少し待って、しばらく、お付き合いする覚悟をすると、お子さんは安心できるように思います。

春は、変化のタイミングですね。

2016年

3月

06日

お花見シーズンを前に、ママ友関係に、ヒヤリとした風を吹かさないヒントとは…

無理なものは無理でいいけれど、その伝え方を工夫したい。

 

言い方を間違えると、お花見シーズンを前に、ママ友関係に、ヒヤリとした風を吹かしてしまうかもしれません。

 

他人の作ったおにぎりを食べられない小学生は25パーセントにもなっているそうです。

※出典はこちら

 

同じようなテーマについて、以前、テレビ番組で県民性の違いを特集していたのを見たことがありますが、衛生意識の高まりは、小学生にもあるのでしょう。

 

そういう状況に対して、

 

「だから、今時の子は弱いんだ。少しぐらい、砂がついてたって大丈夫なんだよ〜」

 

というような衛生批判論も起こるものですが、私の考えは、

 

「嫌なら嫌でいい」

 

ということです。

 

私も、かつては、ある意味、潔癖性時代に疑問を持っていました。

子どもには、たくましさも重要、と思っていました。

 

が、経験を積むにつれ、そういうことで、子どもを追い込む必要があるのだろうか…と思うようになりました。

 

例えば、お母さんやお父さんなど、身近な家族の衛生意識が高い場合、それを批判する権利が、学校にあるでしょうか?

 

また、お母さんやお父さんは、全く気にしないタイプでも、お子さんにある種のこだわりがあって、どうにも受け付けない、ということもあるのです。

 

これを好き嫌いはいけない、などという正論で、やはり子どもを追い込む必要があるのでしょうか?

 

ですから、私は、

 

「嫌なら嫌でいい」

 

と思うのです。

 

しかし、その「嫌だ」ということの表現方法には気をつけさせたいものです。

 

私の勤める学校では、2年生から1週間近く、臨海学校に行くのですが、そうすると、嫌なもの、苦手なものをいただく機会も、当然ありえます。

 

そんな時、どうしても無理なら、無理でいいと私は思っているのですが、

 

「こんなのムリ〜」

 

とお箸で、ピンとはねるような態度を取る子がいることがあります。

 

これは、嫌であることの表現方法を間違えているのですね。

 

例えば、

 

「口に合わないので、すみません」

 

など、別の表現方法を教えてあげることも必要でしょう。

 

だんだん、春めいてきました。

お花見など、公園やアウトドアで、皆さんでお弁当を持ち寄って楽しむこともあるかもしれません。

 

そんな時、せっかく友達のお母さんが握ってくれたおにぎりを

 

「あ、汚いかもしれないから嫌だ」

 

ということを直球勝負で言ってしまうと、せっかくの楽しいムードもヒヤリとした風で冷えてしまいかねませんね。

 

無理なものは無理でいい。

だから、その伝え方を練習しておくことをお勧めします。

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2016年

3月

07日

お母さんの会話の方向を変えれば、子どもの将来を変えられる!?

人は向いている方向に進む。

だから、大人は子どもの顔を自分らしさが発揮する方向に向けてあげなくてはならないのではないでしょうか?

つまり、お母さんの会話の方向を変えれば、子どもの将来を変えられる!ということですね。

会話の8割は未来志向でありたいものです。

その8割の積み重ねが、たくましく自分らしさを発揮できる子に育てる極意なのではないかと思います。



人は向いている方向に進む…

と、初めて聞いたのは、かれこれ20年以上も前、自動車教習所に通っていた時、学科の教官からでした。

教習生の運転を横で見ていると、

「あの電柱に気をつけよう」

と意識すればするほど、電柱に寄って行ってしまうことに気付いたのだそうです。

なるほど〜と思ったのを覚えていますが、その知識が、学校で役に立つとは、全く思ってもいませんでした。

向いている方向に進むのは、車の運転だけではないようです。

子ども達の目を見ていると、わざわざトラブルのある方向、トラブルになりそうな方向に向いているのを感じることがあります

毎日を楽しく過ごしたい…

はずなのに、言葉とは裏腹に、目は、顔は、トラブルの匂いに引き寄せられてしまうのです。

であるならば…

大人が意識して、明るい方向…自分らしさが発揮される方向に、目を向けてあげるようにしなくてはならないと思います。

私は、お昼ご飯の時、気持ちが明るくなるような、未来志向の質問を子ども達に投げかけています。

食べたいものは?

とか、

行きたいところは?

とか、そういう目の前のことでいいのです。

いつも悪態ばかりついているような子が、食べたいものは?の質問に、

「お母さんの作ってくれるハヤシライス」

と笑顔で答えていたのは、私だけでなく、クラスのみんなを温かい気持ちにしたようです。

将来の大きな夢ばかりが、未来志向ではありません。

目の前の気持ちをちょっと明るくできる質問や会話で、子どもの目を前に向ける習慣は、結局、たくましく自分らしさを発揮できる子に育てる極意なのではないかと思います。

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2016年

3月

08日

いよいよ本番!ここぞという時の励まし方とは…

ここぞ、という時の励まし方

「励まさない」


先日、クラスのみんなで、大縄を跳んでいました。
いろいろな学校で、よくやっていますから、ご経験のあるは方も多いでしょう。

子ども達は、初めこそ、100回だの200回だの、大口を叩いていましたが、いざやってみると、ウケを狙ってみたり、不安が高まったりで、なかなか50回もいかないのです。

が、それでも、数をこなしているうちに、いよいよ80回!というところまで来た時、緊張に耐えられず、いつもの動きと全く違う動きをして、引っかかった子がいました。

まぁ、緊張してしまうのも理解できます。

ここで自分が止めたくない!

文句なんて言われたくない!

そして、何より、ダメな自分を直面したくない…

そこで、いつもの動きが出来なくなるのですね。

結局、「いつもの」ということが重要なようです。

もう少しで100回!
自分が止めたらどうしよう…

と思うから、アタマの中は、いらないことばかりがグルグル回ってしまいます。

まだまだ、全然、大丈夫〜

と、肩の力が抜けていれば、いつもの通りに動けます。

クラスの縄跳びは、その後、気を持ち直して、100回も超え、200回も超えたのですが、私が言わなくても、

「大丈夫〜ただの30回だよ〜」

と、130を超えた時に声が聞こえてきて、子ども達も自然にわかってるんだなぁ、と思いました。

ここぞ、という時こそ、励まさない。

いつも通りに勝るものはない、と思います。

2016年

3月

09日

組み体操にこだわる必要があるのでしょうか?困難を乗り越える力は、いろいろな方法で育てられる。

組み体操にこだわる必要があるのでしょうか?

困難を乗り越える力は、いろいろな方法で育てられる。

しかも、それを人に見せる必要があるのでしょうか。


運動会といえば、リレーに徒競走、もしかしたら綱引き…
あなたにとっては、どんな競技が思い出に残っていますか?

運動会といえば、組み体操!
という方もいらっしゃるかもしれません。

皆で力を合わせて、お客さんに完成を見てもらう…

確かに、花形種目の一つと言えるでしょう。

が、実は私自身は、子どもの頃から、教師になった今まで、組み体操をしたことがありません。

友人たちの言葉からは、よかった思い出というものを聞いたことがないので、じゃあ、誰のための種目なんだろう…と思っていました。

このところ、組み体操による事故が多発し、問題になっているそうです。
「事故の危険」か「教育効果」か=広がる組み体操規制(時事通信)

なるほど。
困難を乗り越える力、特にクラスみんなで!というのが、狙いなのですね。

しかも、大きくて、迫力もあるので、アピール度は高いわけです。

私の勤める学校は、日常の、当たり前の生活こそ第一、という理念があるので、良くも悪くも、「見せる」ための活動に授業時間を割くことを極力、減らしています。

ですから、私の記憶にある限り、運動会の検討で、組み体操の検討をしたことはありません。

徒競走、リレー、綱引きに、学年毎の種目など、子どもが、真に動く競技を、できる限り、たくさんできるようにします。

もちろん、皆で、困難を乗り越える経験は大切です。
特に中学年以降は、そういう経験は必要でしょう。

しかし、それをなぜ、人に見せる必要があるのでしょうか。

自分たちの心からの努力は、イベント云々ではなく、何のことはない、当たり前の生活の中でこそ必要なのではないか、と私は思っています。

組み体操…
困難を乗り越える経験をさせたいのが、本当の目的なら、もっと、目の前の日常に、いろいろな方法があると思います。

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2016年

3月

10日

習慣化するための極意とは…

何かを習慣づけるための極意。

いちいち、意味を付けず、淡々とする。


勉強…
手洗い…
片付け…

何かを、しかも面倒なことを習慣づけるのは、とても大変です。

怒ったり、ほめたり、ご褒美をぶら下げたり、バツをチラつかせたり…

あの手この手のバトルかもしれませんね。

さて、では、習慣づけるためには、どうすればいいか。

それは、何も言わず、当たり前のこととして、淡々とするということです。

お母さんが手伝ってあげることも含めて、どんどん、やります。

毎日、10分間、机に向かわせたいなら、お母さんも10分間、横に座ります。お説教は無しです。

目指すのは、習慣化です。
ホンモノの習慣なら、それに意味なんてつける必要がないのです。

出来事にどんな意味をつけるかということは、とても重要だと思います。

が、

習慣=当たり前のこと

なのですから、いちいち意味をつけないのが自然です。
今、呼吸されていると思いますが、

あ〜息をゆっくり吸えた。これで酸素濃度が〜

などとは考えませんよね。

さて、私の勤める学校が大切にしていることの一つに、

・当たり前の日常を大切にする

ということがあります。

当たり前の生活と、当たり前の勉強を淡々と続けることこそ、真の実力を養うと考えているのです。

習慣づけができるまでは、お子さんはもちろん、お母さんも大変だと思います。

しかし、ひとたび習慣になれば、しめたものです。
淡々と、続ける…
アタマの片隅に置いてくだされば、嬉しいです。

2016年

3月

11日

子どもを救う魔法の言葉は…

子どもを救う魔法の言葉は、

「あ〜あるある。お母さんなんて、もっとヒドかった…」


知人がFacebookで、こんな記事をシェアしていました。


都内の公立小学校教諭だった女性が、2006年に自殺したことについて、東京地裁が、公務災害であると認めた、という記事です。

保護者対応や職場の支援不足が彼女を追い詰めた、という判決なのだそうです。

最近は、モンスターペアレント問題が話題になったことで、お母さん方が、

「モンスターペアレントになったら困るので…」

とおっしゃることもあるのですが、このようなことが起こると、かえってお母さん方を萎縮させてしまうことになるかもしれません

私の記事を読んでくださる方は、ほとんどがお母さん・保護者です。

ですから、こういうことを書いていいのか、ちょっと迷ったのですが、私として大事にしていることを書きたいので、趣旨をご理解くだされば幸いです。

何年か前、モンスターペアレント問題についての講演会に行きました。

その際、講師(お名前や肩書きはすっかり忘れてしまいました…すみません…)がおっしゃったのは、

「教師が自殺するのは、保護者にクレームを言われるからではない。身内であるはずの上司や同僚から、ろくでなし扱いをされたからだ」

ということです。

今回の判決にも、職場の支援不足についての認定があるようで、よかったと思います。

私も、保護者対応は一筋縄ではいかないと思います。
が、どこかで、それは当たり前のことと思っています。

以前から書いていますが、大切なお子さんのこととなると、感情的になるのは、当然なのです。

しかし、そんな時に、身内である教職員仲間から糾弾されたら、相当にキツいと思います。

それは、対応を改善するための率直な意見交換ではありません。

「だからダメなんだ!」

という単なる責めです。

すると、いよいよその先生は孤立無援になってしまいます。

こうなるとキツい。

そんな時は、責めるでもなく、成功体験を見せつけるでもなく、

「あ〜あるある。そういうこと…」

という共感できる体験談です。

「へぇ〜こんなに立派に見える先輩も、こんな失敗してたんだ〜」

とオープンに話し合える同僚に恵まれた関係は、素晴らしいなぁと思います。

このことを親子関係にあてはめてみましょう。

何か気がかりなことがある時、お母さんの体験談は安心材料になるでしょう。

「あ〜あるある」

と言ってもらうのと、

「なんでそんなこと!バカじゃないの?」

と言われるのでは、圧倒的な差です。

お子さんが困っている時こそ、まずは、ハッパをかけるのではなく、共感的な関わりを心がけたいものです。

2016年

3月

12日

子どもと一緒に考えたい、たった一つのこと

子どもと一緒に考えたい、たった一つのこと

「自分がされたら、どうか」


シンプルイズベスト

と言います。

私の大切にしている言葉です。

子ども達は、イジワルも乱暴も含めて、いろいろなことをして、言って、もちろん、されて、言われて、傷つけて、傷つけられます。

当然、悪いことばかりではありません。
誰かの役に立ったり、心を温かくしたり、いろいろないい経験、役に立つ経験もします。

どちらであっても、

「自分がされたら、どうか」

という観点だけで、一緒に考えたいものです。

もちろん、誰かのためになることは大事です。
が、あまりに他人のための、他人のため、というのは自分のことが置き去りにされていて、実は心のムリを溜めているのかもしれません。

あるいは、自分の問題から逃げているのかもしれません。

私は、何か教室で起きた時は、たった一つ、

「それって、自分がされたらどうなの?」

とだけ聞きます。

ほとんどの場合、自分で自分の言動がどうなのか、わかっているのです。

でも、言ったり、やったりしてしまう…

まず、自分がされたら〜のことを考えるタイミングを取り、それから、

「しないではいられなかった何かがあるんだよね?」

と聞きます。

その子の言い分や事情をくむのは当然、必要です。

未来志向で、自分の言動をどうするのか、シンプルに考えたいと思うので、

「自分がされたら、どうか」

ということだけを子どもと考えることをオススメします。

~~
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2016年

3月

13日

お母さん、グローバル企業でも活躍できる子どもを育てるために、どうぞワガママで、理不尽でいてください。

本来の自分をさらけ出せる安心感があれば、グローバル企業でも活躍できる!?

 

だったら、子どもの最も身近な大人であるお母さんが、本来の自分をさらけ出すことができたなら、お子さんもできることになります!

 

 

先日、「グーグルが突きとめた!社員の『生産性』を高める唯一の方法はこうだ」と題した記事をインターネットで読みました。(出典はこちら

 

超有名企業で、誰でも毎日のようにお世話になっている、巨大グローバル企業のグーグル社で、生産性の高いチームと低いチームの違いについて研究を行い、その要因を突きとめた、という記事です。

 

詳細は、上記の出典をお読みくださるとありがたいのですが、記事の結論は、

 

「本来の自分をさらけ出せる心理的安全性こそが、生産性を高める」

 

ということでした。

 

私は、この記事を読んで、本当にそうだな、と思いました。

これが小学校や中学校の教室の話ではないのです。

あのグローバル企業の話なのです。

 

いわゆるエリートや、独創性のあるプロの集団というイメージの企業。

それでも、結局は、

 

「本来の自分をさらけ出しあえるかどうか」

 

だけが、キーだったのです。

 

さて、それぐらい「本来の自分」に重要性があるのはわかりました。

だからと言って、簡単にさらけ出すことができるものではありません。

どうすればいいのでしょうか…

 

結局、身近な大人が、先に「本来の自分をさらけ出している」ということになるのでしょう。

つまり、お母さんであり、お父さんであり、おじいちゃんやおばあちゃんであり、そして、我々、教師たちです。

 

子どもは、私が本音で語っているか、通り一遍のきれいごとで済まそうとしているのか、一瞬で見抜きます。

 

ですから、実は、「本来の自分」は、もうバレている、とも言えます。

 

ならば…

なんのことはない。

今のままでいいんですね。

 

私は担任として、大切なお子さんをお預かりしています。

いろいろな意味での生命をお預かりしている、責任ある立場です。

当然、クラスで起こることのすべてに責任を負っています。

 

ところが、その責任を意識しすぎるあまり、「理想の教師」であろうとすると、結局、「ウソ」が滲み出てきます。

 

そういうものに、子どもはとても敏感です。

 

上述の記事でも、「本来の自分」と「仕事用の別の人格」を作り出すことの是非を検討していますが、子ども達の世界でも、このテーマは非常に重要です。

 

4年生ぐらいにもなれば、

 

「これは、学校用の自分、塾での自分やお家での自分は違うよ」

 

というようなことは、自覚しているものです。

ちょっと大人な子なら、

 

「あ、モード間違えた〜」

 

なんて、言ったりしますよね。

 

社会常識として、相手や場をわきまえた言動は重要ではありますが、家庭・学校のような自分の基礎となる場において、「本来の自分」と「場に応じた別の人格」を使い分ける癖をつけるのは、いずれ、問題を、特に心理的な問題を生じさせることになるのが心配です。

 

そう考えると、お母さんが安心して、「本来の自分」を出していることは、長い人生を見通した上で、とても重要なことだと思います。

 

どうぞ、安心して、ワガママで、理不尽に過ごしていただきたいと思います。

2016年

3月

14日

お母さんからお子さんに教えてあげたい人間関係のヒント

お母さんからお子さんに教えてあげたい人間関係のヒント

誰かの悪口や噂話でつながっている人間関係は、そーっと抜け出そう。


小学校3、4年生といえば、友達のグループ作りがテーマになる時期です。

話の合う子、遊びの合う子、何となく一緒にいて楽しい子…

要は、合う子との関係を深める試行錯誤としては、多少のトラブルも含めて、意味あるものでしょう。

が、自分に自信が持てないことの裏返しとして、他人が必要なのだとしたら、それは、本当は友達ではない、のではないでしょうか。

こんな私ではダメだ…

私って、情けない…

などと感じていると、友人関係も不安を感じながらのものになります。

いつ友達が去ってしまうかわからないので、不安なのです。

すると、繋ぎとめておくためのものが必要になり、手っ取り早いのが、「人の悪口、噂話」なわけですね。

悪口は蜜の味です。
すぐに人を集められます。

しかし、すぐに離れて行ってしまうかもしれません。

さらに、結局、自分が悪口を言われるハメになる可能性大です。

これは、大人でも同じですね。
悪口やグチも、あっていいとは思いますが、口を開けば、ヒソヒソ、噂話…しかも悪口…

そんなグループから、そーっと抜け出しておくのが一番だと、私は思います。

~~
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2016年

3月

15日

お母さんの考えをしっかり伝えるから、子どもは自分の考えをもてることをご存知でしたか?

お子さんが壁にぶつかった時に、お母さんにお願いしたいこと

・気持ちを十二分に受け止める。

そして、

・その困り事の持つ意味を深掘りして伝える。


これまでの記事を読んでくださったことのある方は、何かあった時には、まず、お子さんの気持ちを受け止めましょう、という私の考えをすでにご存知かと思います。

もし、初めて読まれる、という方なら、お子さんの気持ちが一番だということをご理解くださればありがたいです。

さて、今日は、気持ちを受け止めた後は、という話です。

具体的な対応策を考える前に、その困り事の持つ意味を深掘りして伝えていただきたいのです。

深掘りといっても、哲学的な話ではありません。

例えば、友達とケンカした、というような時は、

・その子と離れるチャンスじゃない?

とか、

・本当の友達ができるためには、幾つかの試練があるんだよ。

というようなことです。

これは、あくまでも、お母さんが思う、ということです。

子どもは、お母さんの気持ちに敏感です。

「お母さんは、本当はどう思っているんだろう…」

ということは、子どもにとって、重大な関心事です。
お母さんの考えを知ることで、子どもは安心できます。

それから、

「あなたはどう思う?」

という質問を必ずして欲しいと思います。
この質問がないと、押し付けになったり、子どもが自分で考えなくなったりします。

お母さんの考えを伝えた上で、お子さんに考えるチャンスを与えることが重要です。

それがあるから、自分で考える習慣も育ちますし、無用なお母さんへの反発を減らすことになるでしょう。

お母さんの考えを踏まえて、自分で考えてから決めた具体的な対応策なら、自信が持てます。

だから、うまくいかなかったとしても、納得ができます。

すると、結果はどうであれ、その困り事は成長のきっかけになります。

もちろん、いつも、いつも、そんなことを考えていたら、体がもちません。たまに、です。あるいは、困り事が大きいな、と思われた時だけです。

何か起きたら、まず、お子さんの気持ちを受け止める。

そして、お母さんの考えを深掘りして伝える。

ぜひ、試してみてください。

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2016年

3月

16日

卒業式シーズンです。正しい洋服のプロトコールを教えていますか?

卒業式シーズンです。

卒業式は、学校行事の中で、最も格式のある行事。

身だしなみや洋服のプロトコールを意識させる機会にしたいものです。

 

 

私の勤める学校では、昨日(3/15)が卒業式でした。

今年、卒業した子どもたちが2年生の時、担任していたのですが、あの大震災直後に担任したので、よく記憶に残っているクラスです。

 

さて、卒業式は、学校行事の中で、最も格式のある行事です。

以前のことですが、卒業式となると、校長先生は、モーニングを着ていた記憶があります。

 

私の勤める学校は制服があり、礼拝もあるため、日常的にブレザーを着用するのですが、それでも、洋服のプロトコールを意識することは、そうありません。

 

卒業式のような機会こそ、正統な服装とはどんなものか、意識するきっかけにしたらいいな、と思います。

 

私は、自分が担任していたクラスが卒業する時と、それ以外とで、着るスーツやネクタイ、ベストなどを変えています。

 

いくら卒業式が格式高いとはいえ、みんながみんな、服装のグレードを上げてしまっては、誰のための式かわかりません。あくまで、主役は子ども達、もちろん、卒業生たちです。

 

決められた業を全て終えて、次の場に巣立っていく卒業式は、ファッションショーではありません。

 

ちょっとしたことでいいと思うのです。

いつものスニーカーを、ちょっとお固い雰囲気のものにする、ということでも十分だと思います。

 

日頃、お気に入りのスニーカーが赤や青や黄色などの、子どもらしい色味なら、濃い青や黒を中心とした色味のものにするなど、そういうことでも、卒業生への敬意を表すことができます。

 

私の場合は、自分が担任したことのあるクラスの場合は、結婚式の時に仕立てた紺のスリーピースを着ています。生地に光沢はなく、パッと見の派手さはありませんが、ボタンは1つだけで、ジャケットの前身頃の裾は、大きく、丸くカットしたカッタウェイフロントです。

 

6年生の担任や校長を立てて、黒は着ません。

やはり、私は自分の立場、分というものも大事だと思いますので、担任していないクラスなら、無地の紺スーツを着ることが多いです。

 

昨日、私は子ども達に、服装のプロトコールについて、自分の服装に込めた思いについて話しました。

今までのクラスでも、折に触れて話してきたのですが、いつも子ども達は興味を持って聞いてくれます。今年は洋服好きの女の子がいるので、細かいこだわりの1つ1つを感心してくれて、嬉しいひと時でもありました。

 

子どもは元気に動き回ることが一番です。

ですから、私の勤める学校では、制服で登下校しますが、登校後、すぐに体操着に着替えてしまいます。服装の汚れを気にしていては、校庭で走り回れませんし、授業の前後にいちいち着替える時間がもったいないのです。

 

そんな子ども達ですが、年に一度でいいと思います。

服装のルールやマナー、文化を知り、ちょっとした意識をする経験は、大人になった時、役に立つように思います。

2016年

3月

17日

3分間だけ、お子さんの横に座ってみませんか?

<週に三回、一日に三分間、お子さんの隣に座って見守る>

 

 

子どもの横で、黙って見守ることって、難しいです。

 私自身、ついつい、子どものやっていることに口出ししてしまって、嫌なムードになるんです…

 でも、なんで、週に三回なんですか?あと、一日に三分なんですか?

 それに、黙って見ていたら、何がいいんですか?

 黙って見てるなんて、字を雑に書いていいって認めたってことになりませんか?

 

今日は、こんなお母さんの声にお答えしたいと思います。

 

まず、

<週に三回、一日に三分>という「数」について

お答えします。

 

なぜ、三回、三分なのか…

 

答え。

特に明確な基準はありません。

 

「え…」

 

絶句してしまわれたらすみません。

 

実際のところ、なぜ、<週に三回、一日に三分>なのか、ということは、

何かの研究結果に基づいているわけではありません。

 

それは、私の勤める小学校での四十年にわたる実践経験としての数なのです。

 

なかなか他の学校にはない「個別」という時間があります。

「読み書きの時間」という言い方をすることもあります。

 

この「個別の時間」については、何かの機会に詳しい記事を書こうと思っていますので、簡単に概要だけをご説明しますと、

 

・子どもは、本来、楽しんで字を書いたり、文章を読んだりする。

・大人が、成果を要求するから嫌になってしまうのだ。

・しかも、子どもが読み書きの力を発揮するようになるまでには、個人的な発達の差がある。

・教師は、子どもがいずれ、大いに字を書き、スムーズに文章を読むようになることを確信して、楽しみに待っていることが重要。

 

という精神に基づいたものです。

具体的には、

 

・通常の国語教科書や岩波子どもの本などの子どもに与えるべきよい図書を写し書きし、音読する。

 

ということをします。

 

また、「それだけですか?」という心の声も聞こえてきましたが、今日は、<週に三回、一日に三分>ということについてのお話ですので、この話に戻りますと、低学年で取り組んでいる個別の時間が、週に三回なのです。

 

むさしの学園の低学年で取り組んでいる国語学習には、この「個別」の他に、通常の読解や文法を学ぶ時間と漢字を学ぶ時間があり、

これまでの経験から、

 

・「個別」…週に三時間

・「読解・文法」…週に三時間

・「漢字」…週に三時間

 

というカリキュラムになっています。そこで、週三回ということをご提案しました。

 

次に、一日に三分ということですが、これは、個別の授業の中で、一年生や二年生の前半などは、みっちりと子どもの音読を一人一人、教師が横について聞いていくのですが、これがだいたい、三分間ずつ

なのです。

 

つまり、私の勤める小学校の子どもたちは、みんな必ず、週に三回は、三分間、教師と一対一のマンツーマンの関係で関わってもらうことができるのです。

 

このことは、読み書きの力を向上させることに意味があると思いますが、私個人としては、

 

・子どもと教師の関係を築くことができる。

・子どもたち一人一人の特性に集中することができる。

・子どもたちが、「自分は見てもらっている」という安心感を持つ。

 

というような、学校生活を送る上での精神的基盤を築くという点で、非常に大きな意味があるような気がしています。

 

確かに、「たった三分」なのです。

しかし、三分間とはいえ、自分に集中してくれる時間があるというのは、子どもにとって大きな意味があると私は感じています。

 

いかがでしょうか?

お子さんの様子をご覧になっていますか?

 

もちろん、ご覧になっているでしょう。

わざわざ、このようなブログを見てくださっている方なのですから、教育に熱心で、真摯にお子さんに向かわれていることはよくわかります。

 

そして、熱心で、真摯であるからこそ、イライラされたり、悲しくなったりされることもあるのだと思います。

 

時には、少し肩の力を抜いて、ただ、お子さんの様子をご覧になってみませんか?

 

たかが三分間のことです。おかしな絵を描いていようと、少々、字が雑であろうと、静かに横に座って見ていると、今まで気づかなかったことが目に入ってくることもあります。

 

私自身、横に座って子どもたちの読みを聞いたり、書いている姿を見て

いると、ふと、

 

「あれ、スムーズに読めるようになったな。語彙力がついてきたな」

 

とか、

 

「おや、ずいぶん集中して書けるようになってきたな。書き始めるまで横に座っていれば、あとは集中が続くんだな」

 

というようなことに気づくことがあります。

すると、他でもない、私自身が安心して子どもと関われる材料が増えるのです。

 

このことは、あえて言葉にしなくとも、子どもたちに伝わっていくようです。

 

もちろん、言うべきことは言わなくてはいけません。

しかし、ともすると、「言い過ぎ」・「指示し過ぎ」になりがちなことを自戒しておきたいな、と私は思うのです。

 

「教え込むこと」と「見守って待つこと」のバランスを考えると、

 

<週に三回、一日に三分>

 

なのではないかな、と思います。

 

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2016年

3月

18日

得意なことと好きなことは違うこともある。

得意なことと好きなことは違うこともある。


先日、大学生になった卒業生と話す機会があり、大学生活について、いろいろ聞いていました。

彼はいくつかの大学を受験し、ご縁があった学校、なかった学校があり、結局、とある大学で学んでいるのですが、今になって、こんなことに気づいた、というのです。

それは、

「得意なことと好きなことは違うかもしれない」

ということだったそうです。

というのも、大学生活について話していた時、

「来年は後輩に指導もしなくちゃいけないんですよ。なのに、全然、勉強したくなくて、マズイです」

という話になりました。

好きなことなら、言われなくても、勉強なり、準備したくなるはずなんですね。

おや?

と私が思うと、彼が、

「得意なことと好きなことは違うかもしれません…」

と言い出したのでした。

高校時代、一番、点数の取れた教科が好きだと思い込んで、学部も学科も、学校も選び、楽しいつもりだったのですね。

が、学年が進むにつれ、内容も深まります。
自分自身の奥底にある声に気付いたのでしょう。

これは大学生に限らず、我々も同じかもしれません。

私の話で恐縮ですが、私は算数が嫌いで嫌いで、本当にイヤでした。

なのに、かつてのクラスで、

「先生って、算数好きでしょ〜熱が入ってるもん」

と、四年生の子に言われ、愕然としたことがあります。

私の場合、四年生までは、あんなにスラスラできていた算数が、五年生になり、受験勉強も本格化する中で、面倒なことがイヤ、そして、できない自分を見るのがイヤで、逃げ出していたんですね。

その後も、ちょいちょい、算数について、周りの大人はヒントをくれていました。

例えば、中学三年の時、担任の先生が休みの日、どういう訳か、隣のクラスの先生が、

「青木、内緒で入試の時の成績を教えてやろう」

と急に言い出して、算数が良くできていた、と教えてくれたのでした。

高校生の時は、理系か文系かを選ぶ時、イヤでイヤで、顔も見たくなかった数学の先生に呼び出され、

「青木、理系も考えろ。医学部を考えろ」

と言われ、逃げ出したこともありました。

予備校では、やはり数学の先生に呼び出され、

「お前は、数学で文系大学を受けろ。強みになる」

と言われ、やはり逃げ出してきました。

思い込みとは、本当にスゴイなぁ、と思います。

お子さんは、お子さんなりに、

自分はこれが得意。
あれは苦手。

と決めていることも多いと思います。

が、それは意外と自分の逃げたいものから逃げ出す口実になっているかもしれません。

小学生だからと、なめてはいけません。
人間は言い訳の天才だと、自戒を込めて思います。

お子さんの得手不得手、そして、本当の好みをお母さんが、予断を持たずにつかんでおくことは、将来の可能性を広げることになるのではないでしょうか。

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2016年

3月

19日

手放す勇気、ありますか?

手放す勇気。

今日は終業式でした。
1年間を一緒に過ごした子ども達と、とりあえずお別れするのは寂しいものですが、新しい学年に上がると思うと、妙に晴れがましく、嬉しい思いでいっぱいです。

一方で、

あれもやっておけばよかった。

これも足りてなかった。

と、もっとあれがしたい、これがしたいと、「自分」が何とかしようという気持ちが、わき起こってもきます。

しかし、開き直る訳ではありませんが、何事にも限界はあり、次に課題を残して手放すことは、むしろ必要なことかな、とも思います。

この年齢、学年までには、これこれをできるようにして、

次はこれをクリアさせて、とあまり頑なになるのは、問題を産むように私は思います。

課題や問題を解決しきることはできません。
一つクリアすれば、また新たな課題が見えてくるものだとも思います。

つまり、どれだけ一生懸命やったとしても、どこかで手放す勇気が必要です。一生、面倒を見て過ごすことなどできませんから…

ここまできたら、後は信じて見守ろう…

そんな手放しも時には必要なのではないかと思います。

2016年

3月

20日

苦手なママ友がいた時に、どうしてもお願いしたい、たった一つのこと

苦手なママ友がいた時に、どうしてもお願いしたい、たった一つのこと。

それは、あなたがそのママ友を大嫌いで、もちろんいい。
けど、子ども同士の関係とは別だと、折に触れて意識してほしいんです。


最近、ネット上で、苦手なママ友との付き合い方についての記事を頻繁に目にしました

新学期、新入学を前に、お母さん方の不安材料になっているのでしょう。

もちろん、私もお母さん方のお話を聞いていて、ママ友関係の難しさは、お察しします。

あんまりむげにするのもよくないし、かといってグループには入りたくないし…

そんな話は、よく伺います。
あ〜憂鬱だ、という声があるのも、理解できます。

そんなお母さんには、ツラいお願いかもしれません。
が、私は、これだけはお願いしたいんです。

お母さんの人間関係とお子さんの人間関係は別だと、折に触れて、意識してほしいんです。

もちろん、それはわかっていらっしゃると思います。
そうされているとも思います。

が、時々、思い出していただくことは、子どもの人間関係の幅を広げることにつながるでしょう。

子どもは、お母さんの気持ちに敏感です。
むしろ、意識しすぎて、お母さんが思っている以上に過敏だったりもします。

ですから、お母さんがどんなにわかっていても、ちょっとした瞬間の表情のこわばりや声のトーンの変化をお子さんは見逃しません。

お子さんが小さければ小さいほど、子どもの人間関係をお母さん方で物理的にコントロールしやすいため、その危険性が高くなるようです。

お母さん同士の関係は、程よい距離感で…

よく目にする話です。
私も同感です。

私は私立の小学校に勤務していますが、お母さん同士の関係がこじれて、それで学校を去ることに…ということも、ないではないのです。

それって、どうなんでしょうか…

人間関係は、キレイ事ではすみません。
イヤになったら、イヤでいいのです。
無理に関係を改善しようなどと思わず、

「あんな人は大嫌いだ!」

と怒鳴っていいと思います。

ただし、その気持ちとお子さんの気持ちだけは、しっかり分けておきたいものです。

そこを混ぜて、お子さんも味方にしようとすると、中学年以降、お子さんとお母さんの関係を悪くする火種になりかねません。

大嫌い!

と叫んだり、ホンネで言える相手作りが、お母さんも、お子さんも救うかもしれませんね。

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2016年

3月

21日

美人がトクかどうかはわかりませんが、笑顔の多い人はトクをしそうです。

美人はトクなの?
ちょっと私にはわかりませんが、少なくとも、笑顔が多いとトクをしそうです。


先日、卒業生と話していて、

「美人ってトクだよね」

という話になりました。

そう言っている彼女も、十分、魅力的だと思いますが、まぁ、女性には女性のいろいろがあるのでしょう。

しかし、それを聞いていて、以前、クラスで友達について話し合った時のことを思い出しました。

どんな友達が好きか、というテーマだったと思うのですが、

・遊びが合う子
・正直な子
・共通点のある子

などという声があがり、

・面白い子

という声も出ました。

確かに、面白い子は人気がありますね。
だからこそ、子ども達は、みんなを楽しまそう、楽しまそう、と場合によっては、あえておかしなことをしてしまいます。

すると皮肉なもので、かえって煙たがられたり、軽く見られたり、迷惑がられたりすることにもなるのですね。

そう考えると、何も難しいことはしなくていいので、笑顔の多い子、というのが、一番、安定した関係を築けていると思うのです。

少々、どんくさくても、笑顔の多い子は、関わりやすいですよね。

それは、大人でも同じではないかと思います。

では、子どもの笑顔を増やすにはどうするか…

それは、結局、身近な大人、中でもお母さんが、たくさん笑っていることなのでしょう。

教室での私も同じです。
私が笑っていると、自然と子どもが集まりますし、意味がわからなくても、妙にみんなが笑っているものです。

ということは、お母さんが、自分の笑顔を増やすために、誰かと話したり、頼ったり、高級レストランに行ったり、高価なアクセサリーを買ったりすることは、とても教育的なんですね。

ぜひ、安心して、むしろ、子どもの教育のために、お母さんが楽しいこと、嬉しいことに夢中になっていただきたいな、と思います。

2016年

3月

22日

もうすぐ春休み。お子さんと話してみてほしいこと。

もうすぐ春休み…
お子さんと話してみてほしいこと。

それは、生まれ変わったら、何になりたい?どうしたい?
ということ。


私は教室で、時折、子ども達に質問を投げかけます。
未来志向で、明るく考える練習をしてほしいと思うからです。

そんな質問の中で、とても興味深かったのが、

「生まれ変わったら、何になりたい?どんなことがしたい?」

というものです。

この質問は、少々、難しかったようで、

「サッカー選手」

のように、これから、なれるチャンスのあるものを答える子も多かったのですが、

「ドラえもん」

とか、

「鳥」

のように、本当に生まれ変わらないと(?)なれないものを言ってくれた子もいました。

重要なのは、その理由、どんなところが気に入っているから?なのです。

聞くと、その子らしさが、その答えに入っていました。

「ドラえもん」と答えてくれた子は、いろいろなツールで、人を助けるから、と言っていました。

その子は、誰かの役に立ちたいと思っている子です。そして、道具好きです。

「鳥」と答えてくれた子は、自由に羽ばたけるから、と言っていました。

その子は、ハデではないけれど、いつも授業に集中していて、いろいろなことに興味の持てる、好奇心の強い子です。

実は、もう自分の中にある、自分の良さを表情していたんですね。

この春休み、何かの折に、例えば、お出かけの時のおしゃべりのネタに使ってみてください。

意外なお子さんらしさに気づけると思います。

そして、もしよかったら、お母さんご自身も、生まれ変わったらどうしたいか、考えてみてください。

きっと、ご自身らしさに気づけると思います。

2016年

3月

23日

「ごめんなさい」は大事だけれど、言えばいいというものではない。形だけの謝罪を超えるための心の持ち方のヒント

「ごめんなさい」は大事だけれど、言えばいいというものではない。

 

形だけの謝罪を超えるための心の持ち方のヒント

 

 

何か相手を傷つけたり、迷惑をかえたりすることをやってしまったなら、きちんと相手に、

「ごめんなさい」

と言うことは、間違いなく大事だけれど、そればかり求めると、ただ言うだけになってしまうのが気がかりです。

 

 

先日、飛行機に乗った時の話です。

その日は、先行の便が急に欠航となり、私の乗った便に、振り替えて乗った方も多かったようです。

 

というのも、飛行機に乗り込んで、一息ついた頃、そういうアナウンスがあったから、知ったわけなのですが、まさにそのアナウンスの時です。

 

客室乗務員の方が、通路にきちんと並んで、ピタッとそろって頭を下げられました。

 

私はそれを見ていて、正直なところ、心はこもっていないな、と感じました。

 

嫌な感じはしませんでした。

やらされているんだ、というようなにじみ出てくる怒りのようなものもありませんでした。

作法に詳しくない私ですが、きっと失礼のない角度と動きで頭を下げたのだと思います。

 

でも、心がこもっているようには見えなかったのです。

 

その時、

 

「これって、学校で子どもが謝る時もそうだよな」

 

と思いました。

 

もちろん、きちんと相手に謝ること、ごめんなさいという言葉を発することは、大切です。

 

しかし、特に低学年などは、ケンカが起きて、行ってみると、大人の姿を見るや、

 

「ごめんね」

 

という子もいるものです。

 

「あ~本当に悪いことをしたなあ~」

 

という気持ちを引き出すことは、なかなか簡単なことではありません。

時間も、心の労力もかかります。

何かあるたびに、毎回、毎回、そんなに深いことを感じさせるのは、無理があります。

 

が、「ごめんね」さえさせれば、終わり、ということではない、という意識を持ってくださるだけで、形式上の謝罪を超えることができるように思います。

 

子どもの視野が広がるのには時間がかかります。

特に3年生以下では、大人が思うような「反省」をさせるのは、難しいように思います。

 

あなたのした言動が、相手を傷つけることになったんだよ、嫌だったんだよ、ということを「教えてあげる」感覚が必要だと思います。

 

そして、そういう時は、「ごめんなさい」という言葉を言おうね、という心持ちでいることが大切です。

 

「この子、こんなことして、自分から、ごめんねもしないなんて、ひどいわ」

 

となる前に、

 

「このタイミングで、教えておこう」

 

と、とらえることが必要だと思っています。

 

2016年

3月

24日

勝ち負けを手放せば、親子で心をラクにできる!

親子で心をラクにできるヒント

 

「勝ち負けを手放す」

 

 

言うは易く、行うは難し、ではありますが、私が教室で過ごしていて感じることです。

 

勝ち負けにこだわることを手放せると、毎日の生活がラクになるようです。

 

というのも、勝ち負けにこだわる、ということは、その根にある心理は、

 

「人に対して、目に見える形で勝たないと、自分がダメなんだ」

 

という怖れに近いものがあるように感じるからです。

 

つまり、スポーツマンシップに則った、あるいは一騎打ちの武士道精神に基づいた「真剣勝負」というよりも、いかにして、自分に対して持っている不安感を解消するか、という鬼気迫る「闘い」であるように見えるのです。

 

では、「真剣勝負」か、鬼気迫る「闘い」か、どう見分けるでしょうか?

 

それは、勝負・闘いの後にはっきりします。

 

「真剣勝負」の後は、負けても、清々しい様子で、勝っても、物静かな喜びがにじみ出ます。

 

一方、鬼気迫る「闘い」の後は、負けてしまったら、悔しがって悔しがって、ともすれば、相手のズルを責めます。勝ったとすると、異様なオーバーリアクションで喜びを表現したり、とも知れば、負けた相手の弱さやミスを重ねて罵倒します。

 

どうであれ、勝って嬉しいのは当然ですが、自分の不安を解消するための「闘い」では、心の平穏は訪れそうにありません。

 

落ち着いて考えれば、誰にだって得手不得手があるのだと思います。

 

「なんで、あいつは、あんなにできるんだ!」

 

と、歯ぎしりしたとしても、実は、自分の方がよくできることもあるのものです。

 

もし、お子さんが勝負にこだわりすぎるな、と感じられたら、

 

「この子に自信をどう、つけようか」

 

という見方で、言葉や態度などを考えてみていただきたいな、と思います。

 

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2016年

3月

25日

いよいよ春休み。絶好の復習のチャンスを活かすヒント

いよいよ春休み。

今こそ、復習のチャンス!

と、意気込んでいるのは大人の方でしょうが、ご褒美も上手に使ってみませんか?

 

 

長かったはずの一年間も、終わってみれば、あっという間。

いろいろあったけれど、やっぱり暖かくなって、桜も咲き始めると、気持ちが明るくなるものですね。

 

そんな子ども達に、

 

「復習しなさい!」

 

と言ってみても、

 

「う~ん」

「わかってる!」

「はいはい」

 

そんな生返事が返ってきそうという方もいらっしゃるかもしれません。

新年度、新たな学年に進級して、スムーズに勉強を進めるためにも、今年度、あるいは、さらに前の学年の教材を復習しておくことは重要です。

 

そこで、気持ちよく勉強して、一日を終えるために、こんなことを試してみてはどうでしょうか?

 

1.思いっきり、簡単なことからスタートする。

 

例えば、2学年や3学年ぐらい前の内容をやってみます。

普通なら、すらすらできてしまいます。

 

「え~こんな簡単なの、嫌だよ」

 

と言うかもしれませんが、子どもにとって、「できる」という気持ちは、とても重要です。

「できない」、「わからない」ということは、不安を高めます。

まずは、明らかにできることからスタートすることは、嫌なことでもやる始めるコツです。

 

しかも、万が一、わかっていなかったとしたら、少しでも早いうちに気づいた方がいいですね。

もちろん、

 

「あれ、この子、わかってない?」

 

という時でも、責めずに、一緒に練習しよう、というような気持ちで接することが大事です。

 

そして…

 

2.ご褒美も上手く使う。

 

ご褒美…

エサをぶら下げて、勉強させるのは、何となくよくないこと、というお気持ちがあるかもしれません。

 

実際、ご褒美のために勉強するというのでは困りますから、私も同感です。

 

が、目に見える目標、わかりやすいゴールは、やる気を高めることにもなります。

 

重要なのは、ご褒美をどう提示するかです。

 

なんでもかんでも、これができたら、あれを買う、などのようにするのは考え物です。

私は、単純作業、数さえこなせば、成果が上がるもので、しかも、さほど大きくないご褒美がいいと思います。

 

例えば、

 

・もうやり方をわかっている計算問題50問できたら、チョコレート一つ

 

とか、

 

・すでに習った漢字の練習を50字、100回書いたら、休憩30分

 

のように、

 

「もうできること」で、

「数をこなすことに、意味があること」で、

「ちょっとしたご褒美」であることが大切だと思います。

 

例えば、

 

・いい作文を原稿用紙3枚書いたら…

 

のような課題だど、「いい」とはどういうことか、わかりにくく、子どもにとって、やる気を出しにくくなります。

 

さらに、

 

・これができたら、DSのソフト1つ

 

のようなご褒美は、迫力がありすぎて、今後、何をやるにも、子どもからご褒美の要求が高まるか、あるいは、あ~どうせムリ…と、やる気をなくさせてしまうかの、どちらかになります。

 

子どもに賄賂を贈って勉強してもらう、というのも、おかしな話です。

常識的に、ちょっとしたモノで、なおかつ、やればできること、しかも、数をこなすことに意味のあるもの、というのがご褒美についての私のヒントです。

 

さほど長くはない春休みですが、進級は楽しみなものです。

新しい学年でうまくやりたい、と、みんな思っていると思います。

ご褒美も上手に使って、春休みには復習することをお勧めします。

 

 

2016年

3月

26日

お母さんが毎日をエンジョイしていたら、子どもも毎日をエンジョイできる。

お母さんが毎日をエンジョイしていたら、子どもも毎日をエンジョイできる。
 
 
私はどうでもいいの。
あなたが楽しんでいれば…
 
それで、相手は楽しむことができるでしょうか。
 
まして、子どもは大人の顔色に敏感です。
過剰とも言えます。
 
そんな子どもにとって、一番、気になるのは、お母さんの様子です。
 
お母さんとしては、子どもを楽しませようと思っているだけで、そんなに過度に我慢しているつもりがないとしても、子どもの方は、
 
「お母さんを我慢させちゃった」
 
などのように、罪悪感を持ってしまうこともあるのです。
 
それがクセになると、その子は楽しむこと、幸せになることに、罪悪感を持ってしまうかもしれません。
 
ほとんどの場合、お母さんは、大した我慢をしているつもりもないのです。
 
なのに、子どもの方は、勝手に、自分のために我慢させた、と思うこともあるわけです。
 
ならば…
対策は単純です。
 
お母さん自身が、毎日をエンジョイすることです。
もちろん、常識的な意味でです。
朝から晩まで、いつもハッピーというほどポジティブである必要もなく、普通に楽しく過ごしていればいいと思うのです。
 
お母さんの笑顔は、子どもを一番、明るくします。
 
お母さんが毎日を楽しんでいれば、子どもも学校で楽しくできます。
 
そういうクセは、お子さんが自分らしく、豊かで、満たされた生活を送ること、ともすれば、親よりも豊かな毎日を送ることに罪悪感を持たずに済みます。
 
カラオケもいいですし、ホテルに高級ランチを食べに行ってもいいです。
 
1日や2日ぐらい旅行に行ったって、全く問題ないのではないでしょうか。
 
お母さんが楽しむから、お子さんも楽しめる…
 
ぜひ、今から楽しいことをしてくださいね。
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2016年

3月

27日

新年度だからといっても、まぁ、ほどほどに。5月病よりも、6月病が心配です。

新しい年度の始まりは、何かを始めるいいチャンスではあるけれど、まぁ、ほどほどに。

心機一転という言葉もあります。
学年が変わり、あるいは学校も変わり、クラスも変わるかもしれませんね。
さぁ、あれも始めよう!
これもやろう!
いいことはいいのですが、加熱しすぎも困ります。
度がすぎると、うまくいかなくなった時のダメージも大きくなってしまうものです。
5月病という言葉を聞いたことのある方も多いと思います。
これも、加熱し過ぎによるトラブルの一つと見ることもできるでしょうね。
ただ、私の経験上では、5月よりも、6月の方が大変です。あと、少し先の話ですが、10月も要注意です。
6月、梅雨になると、気温も一時的に下がったり、外で遊べず、気持ちが発散しづらかったりすることもあり、新学期の疲れが、心身ともに出やすいようです。
お母さんには、そんな見通しも持ちつつ、新年度のやる気が加熱し過ぎないように、お子さんと接していただきたいな、と思います。
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2016年

3月

28日

佐々木小次郎と宮本武蔵の対決に学ぶ処世術とは…

佐々木小次郎と宮本武蔵の対決に学ぶ処世術とは…

 

何事もイメージに左右されてはいけないですね。

特に、噂話には気をつけないと。

 

先日、山口県は下関にある巌流島に行く機会に恵まれました。

穏やかな春の陽射しの下、わずか10分で着いた巌流島は、散歩にもってこいの素晴らしいところでした。

 

さて、巌流島には、有名な佐々木小次郎と宮本武蔵の対決シーンを模した像があったのですが、よくよく説明を読んだり、ネットで検索してみて驚きました。

 

詳細は不明にしても、この対決の時、宮本武蔵が20代の若者であったのに対し、佐々木小次郎は60歳代、一説には70歳を超えていた、というのです。

 

佐々木小次郎と宮本武蔵の対決を描いた絵を見た記憶はあるのですが、若者対老人の絵を見た記憶がありません。

 

なんとなく、佐々木小次郎というと、長い刀を持ったイケメン細面の色白男というイメージだったのです。

 

そんな老人を何時間も待たせて勝負するとは、果たして、正々堂々としたものだったのでしょうか…

 

もっとも、宮本武蔵が遅れた、というのも吉川英治の創作とのこと…

さらに、宮本武蔵は仲間を連れて対決に行った、という記録もあるとのことでした。

 

もう、こうなると、実際のところが何なのか、ちっともわかりません。

いや、イメージというのは怖いな、と思いました。

 

このようなことは、日常生活でもあるように思います。

教室でもこのようなことは起こりえますし、ご家庭の中でもあるかもしれません。

 

「う〜ん…それってホントかな?」

「誰かに都合のいいストーリーじゃないかな?」

 

と、心のどこかで思っておくようにしたいものです。

 

子どもの話を聞いていて思うのは、子どもは、そして大人ももちろん、決めつけられるのが嫌いです。

せめて、相手の話を予断を持たずに聞かないと、と思います。

 

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2016年

3月

29日

新年度を前に、謝る極意をご紹介します。

謝る最大のコツ

それは、単純に謝ること。

教室では、いろいろなことが起こります。
嬉しいことばかりではありません。
困ったことも、たくさん起こるでしょう。

時には、お子さんが謝らなくてはならないこともあると思います。

さらに、お母さんまでもが謝らなくてはならないことも起こるかもしれません。

どんなトラブルでも、それぞれに言い分があるものです。

あ〜確かに謝らなくてはならないかな。

とお母さんが思えても、お子さんは納得がいっていないかもしれません。

また、その逆もあり得るでしょうね。

とはいえ、やってしまったのなら、何はともあれ、謝るということが必要なことも多いでしょう。

アタマではわかっているけど、納得できない。

すると、とりあえず謝って、その後、聞かれてもいないのに事実の説明を続けることも多くあります。

さらに悪いことに、言い訳がましい弁護に聞こえてしまうような話が長々と続いたりもします。

これでは終わらせられるトラブルも、かえって大きくなってしまうでしょう。

「いっぺんに一つ」

私が、よく教室で子どもに言っていることであると同時に、私自身、いつも自分を戒めている言葉です。

ということで、まずは、謝るだけ。
それが解決の早道です。

一度、興奮がおさまれば、聞かれてもいないのに、やいのやいのと、説明しなくても、相手の方から、言いやすくしてくれることもあります。

信念として謝る気になれないことを、無理して謝る必要はありませんが、話を次に進めよう!と思うなら、まず謝って、心を整えることも、大事だと思います。

あれこれ言わず、謝る時は、まず謝るだけ。

すると、自然と事情を説明する場も与えられると思います。

2016年

3月

30日

新しい学年や学校で、友達ができるか不安に思っているお子さんへの2つのヒント

新しい学年や学校で、友達ができるか不安に思っているお子さんへの2つのヒント

 

まず、大人気のスターになんて、ならなくてもいい。

 

そして、共通点を1つでも探してみよう!

 

 

友達がたくさんいて、いつも周りに人が集まっているような人気者…

 

正直、憧れるけど、ボクには、ワタシには、どうせ無理…

 

 

本当でしょうか?

 

まあ、自分の周りに人が群れるほどの大騒ぎは無理かもしれませんが、

まず1人でも、2人でも、話せる人がいたら、ちょっと気がラクになると思います。

 

ですから、まず、

 

「大人気のスターになんて、ならなくても、1人でも話せる人がいればオッケー」

 

という前提が大事なのではないかと思います。

 

大人気のスターに見えるあの子…

もしかしたら、楽しげに振舞ってはいるけれど、実は安心できる友達なんて、いないかもしれません。

本人が一番、人気者を演じていて、疲れているかもしれません。

 

自分の気持ちにゆとりがあれば、人に対して、過剰な反応をする必要がなくなります。

だから、結局は、次第に人も集まってくるでしょう。

 

私が教室で、子ども達の関係性を見ていると、スポーツ万能、あるいは成績優秀な、いわゆる目立つ子だけが人気というわけではないことに気づきます。

 

なんのかんの言っても、穏やかで、笑顔の多い子は、友達関係も安定しています。

 

 

では、どうやって、その初めの一人と仲良くなればいいのでしょうか?

 

それは、とにかく、共通点を1つでも探すことです。

 

帰る方面が同じでもいい、ラーメンが好きでもいい、本当にちょっとしたことでいいのです。

低学年から高学年、はたまた、大人でも、初めて会う人との関係は、緊張するものです。

 

だからこそ、無難で、何の変哲も無い共通点があると、大きな安心につながります。

 

4月、担任が代わり、初めて子ども達と会った時、私は好きなものやことを言い合うようにしています。

 

ある時は、コルクボードに貼ってみたりもしました。

 

すると、始業して何日か経ったある日、

 

「先生、私もラーメンが好きなの」

 

と、恥ずかしそうに、女の子の一人が来てくれたこともありました。

 

初めての関係で緊張するのは、あなただけではないのです。

みんな同じです。

 

だから、先手必勝で、あなたの方から、共通点を探してみてください。

きっとうまくいきます。

 

~~
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2016年

3月

31日

新しい学校、学年で運命の出会いをするために必要な、たった一つの秘訣

新しい学校、新しい学年で運命の出会いをするために必要な、たった一つの秘訣。
 
「このご縁は、運命の人だと、決める」

 
先日、ポイント10倍デーという謳い文句に惹かれて、本屋さんをブラリとしていました。
 
そこで気づいたのが、
 
運命の出会いを〜
運命の人に〜
運命の〜
 
と、「運命の」という類の本がとても多いことです。
 
特に、新しい学年や学校が始まるこの時期は、なおさらそうなのかな、と思い、すると、学校でも運命の出会いがあるはずだなぁ、と思いました。
 
子ども達も、お母さん方も、新しく始まる次の一年間。
どんな先生が担任になるか、どんな人が同じクラスになるか、ドキドキ、ワクワクだと思います。
 
私たち教師も、どんな子ども達と会えるか、どんな毎日になるか、持ち上がりだとしても、ドキドキ、ワクワクして過ごしています。
 
4月の始業式、あるいは入学式、私の顔を見て、
 
うわぁ〜
 
という顔をされたらどうしようと、毎年、不安ではありますが、私にとっては、運命の出会いだと決めていますので、一喜一憂はしないで済みます。
 
「これは運命の出会いだ」
 
と自分で決めておくことは、無用な悩みや心の揺れを収めるヒントだと思います。
 
どんな出会いをしたとしても、いいことばかりではありません。
 
もちろん、その逆もありますね。
 
どんなに嫌な出会いだと思っていても、振り返ってみれば、よかった、ということもあります。
 
つまり、運命かどうか、考えるだけムダということです。
 
だったら、運命だと決めておけば、安心です。
 
まぁ、なかなか、そうは思えないと思います。
 
が、これは心の持ち方の習慣なのではないかと思います。
少なくとも、私自身は、これがクセになり、迷いや悩みはずいぶん減りました。
 
心の片隅にでも、置いておいてくだされば、嬉しいです。
 
とは言っても、万が一、私が教室にいても、ガッカリした顔はしないでもらえると、やはり、ありがたいかもしれません。
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