2016年

10月

01日

「素直じゃないなぁ」と言いたくなる時に、衝突を減らすコミュニケーションのヒント

まったく!

素直じゃないなぁ〜と感じる子との関わり方。

 

それが、その子にとっての素直や自然体だととらえる。

 

 

「なんで、こんなことをするのかな?言うのかな?」

 

と、思わず呟かずにはいられないことがあります。

その具体例は、教室では枚挙にいとまがないぐらいですが、きっとご家庭でもそうだろうと思います。

 

とはいえ、このブログでも何度か書いているように、

「なんで?」

は、理由を問う疑問を装った責任追及になりやすく、まず、なんで?以外の問いかけをする必要があります。

 

そんなことを考えているうち、単純な考えに至りました。

 

・素直じゃない!は、私にとって、想定や予定の範囲にない言葉や行動だ、ということではないか…

 

あえて逆をする、いわば「あまのじゃく」というタイプもあるでしょうが、そうではなくて、素のまま、思ったまま、感じたままの言動をしたまで、ということも多いようです。

 

であれば、

「もう、素直じゃないなぁ!」

という言葉かけは、的外れです。

その子にとっては、素直な反応をしたまでなのですから。

 

そして、そういうことが続くと、その子は、

「自分って、おかしいんだ」

という気持ちになってしまうかもしれません。

その子にとっての素直な言動が、他人から素直じゃない、と全否定されてしまうのなら、そう思ってもおかしくありません。

 

だからと言って、そのまま何でもあり、というのでは、困ります。

こういう時こそ、

「私は、こう感じた」

と伝えるチャンスです。

 

「どういうつもりだったの?」

など、お子さんの意図や考えをまず聞きます。

 

その上で、

「私には、こう感じた、こう見えた」

ということを伝えます。

 

そこにズレがあるのは、当然のことだ、という前提で話を進めますが、あなたの気持ちを相手に伝えたり、表現したりする方法は、それではない方がいい、という話にします。

 

もちろん、急に変わりはしないでしょうが、このコミュニケーションでは、いきなり衝突になってしまう可能性はグッと少ないでしょう。

 

子どもに限らず、他人は、自分からは想像もできない感じ方をし、言葉や行動をします。

いや、他人どころか、自分自身だって、自分がそんなことを言ったり、やったりするとは思っていなかったようなことをしてしまうこともあるのではないでしょうか。

 

お子さんの言動、一つ一つをチェックして、こんな会話をしていたら、とてももちません。

 

「おや?」

 

と心に何か残った時、ちょっと大きなトラブルになってしまった時など、試してみてください。

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2016年

10月

02日

「特別!」「レア!」って、やっぱり人を動かす。これは子どもにも使えるはず。

特別なこと、レアであること

これを上手に使いたい。

 

ありきたりの手法ではありますが、やはり、特別なこと、レアであることには、人の関心をひきつける魅力がありそうです。

 

これは、お子さんのやる気を引き出す上でも、ヒントになりそうです。

 

 

めっきり、話題になることが減ったポケモンGO。

記事に取り上げるのも、ちょっと恥ずかしいのですが、時々、このブログでも書いているように、すっかり私はハマっています。

 

ポケモンGOのシステムには、いろいろな上手な仕掛けがあるなあ、と思います。

私自身がどのようにハマってきたかを振り返ると、子どものやる気を引き出すためにヒントになることがいろいろあります。

 

その中で、今日は、

「レア」

であることを考えてみます。

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2016年

10月

03日

意外と忘れてしまう、調子の悪い時の対処法とは…

波がある。
うまくいかない時もある。
当たり前のことだけど、うまくいかない時こそ、忘れがち。

何もかもがうまくいく、そんな素晴らしい時があるように、何をやってもうまくいかない…ピントがズレるなんて時もあると思います。

そんな時は、待つに限る。

それが私の意見です。

うまくいかなくなると、あせるのか、不安になるのか、あの手この手を繰り出したくなります。

「どうも、今日は変だな」

と教室で感じる日があります。
どんな理屈や背景があるにせよ、変な時は変なのです。
まず、気をつけることは、私が口を閉じて、ジッと立ち止まることです。

身近な大人がドッシリ構えることで、次第に子どもたちも落ち着きを取り戻します。

それから言葉を発しても、十分です。

うまくいかない時もある。

当たり前のことですが、折に触れて、思い出していただきたいものです。

2016年

10月

04日

すし店でのわさび大盛り提供問題に思う、言葉かけの大切さ

大阪にあるすし店で、外国人客に多めのわさびを提供していたことで、外国人に対する嫌がらせや差別ではないか、という騒ぎがおきました。(詳細は、こちら

 

運営会社は、嫌がらせや差別などの意図は全くなかった、という謝罪をしています。

それでも、

 

・外国人客に「だけ」

・外国人客には「自動的に」

 

ということで、嫌がらせや差別だと言われてしまうような隙があった、といえるように思います。

 

外国人客が、日本人の一般的な分量以上にわさびを求める話は、私も聞いたことがあります。

 

ですから、仕事の手間を減らすためにでも、サービスとしてでも、わさびを増やすことはいいのでしょうが、上記のように、

 

・特定の人、グループにだけ

・事前の確認なく、勝手に

 

ということで、不満や怒りを感じる人も出てしまいます。

面倒でも、一言、声をかけていれば、むしろ、気の利く店として、評価されたかもしれません。

 

もちろん、どんな言い訳をしても、従業員の中に、嫌がらせや差別をしようという気持ちがあったなら、いずれ伝わってしまうでしょうから、このような騒ぎにも発展したとは思いますが、会社側のコメントだけを考えるなら、惜しいな、と感じました。

 

このようなことは、学校でもたくさん起こります。

むしろ、このようなことばかり、このようなことで、大きなトラブルになると言ってもいいぐらいです。

 

つい先日も、ケンカがあり、騒ぎになってしまいました。

聞いてみると、ある男の子が、からかわれた!と腹を立てて、別の男の子につかみかかったのだそうです。

 

聞いてみると、つかみかかられた男の子が、無断で本を戻してしまい、怒ってしまった男の子は、取られた!と感じてしまったようです。

 

こういう行き違いは、本当によくあります。

この行き違いを話し合い、納得できると、逆に仲良くなれるきっかけになることもあるのです。

 

「本、片づけとくよ」

とか、

「本、片づけようか?」

などと、一声かければ…

 

あるいは、

「あれ?本、どうしたっけ?」

などと、ワンクッション置いていれば…

 

今回のすし店のトラブルのようなことは、ご家庭でも起こる可能性があると思います。

これを題材に、どうすればいい会話になるか、親子で考えてみてはいかがでしょうか?

 

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2016年

10月

05日

お子さんの心を本当に満たす「イベント」とは…

何もない、イベントもない、普通の毎日こそが、大切。

 

 

私の勤める学校では、2年生になると、毎日の日記が宿題として出されます。

私自身、子どもの頃、先生からのお返事が楽しみで、特に低学年の時は、ワクワクして書いていたことも覚えています。

 

とはいえ、毎日のこととなると、苦しいのも当然です。

何が苦しいか…

それは、ネタがないことです。

 

「今日は、何もなかったからなぁ〜」

 

本当でしょうか?

朝、目が覚めてから、全く何もしなかったわけはないですし、目が覚める前には、夢を見ていたかもしれません。必ず、何かはあったはずです。

 

「自分としては、特に面白かったり、珍しかったりしたことは、なかったなぁ〜」

 

というのが、正しい表現なのかもしれません。

 

それは、そうですよね。

そうそう、毎日、毎日、目新しいことやイベントがあるわけありません。

むしろ、そんな目立つことなんて、ないのが素敵なのではないかと感じます。

 

家族や友達との何気無い会話を思い出し、学校の行き帰りの道で見つけたこと、気づいたことを思い出し、友達や先生の言葉や態度で感じたことを思い出し…

 

そんなところにこそ、本当に心を打つ、心に残る出来事・トピックがあるように思います。

 

かつて、ケーキを食べるなんて、お誕生日やクリスマス、こどもの日など、年に数回だった、と言います。

 

毎日は平凡で、単調で、食卓も地味だった。でも、それが当たり前で、だからこそ、年に数回のケーキのある日が特別だったのですね。

 

今となっては、ケーキも安くなり、ちょっとしたおやつとして当たり前に用意することも可能になり、食卓には目をひく豪華な食材を並べることもしやすくなっていると思います。

 

そうだとしても、

「今日は、何もなかったなぁ」

という、つまらなさそうなお子さんの言葉に、

「それは、よかったね!」

と言葉を返したいものです。(もちろん、嫌味ではなく…)

 

私のこのブログも、同じかもしれません。

 

以前、あるクラスを担任していた時、子どもにこんなことを言われました。

 

「先生はいいなぁ、日記、書かなくていいんだから」

 

私は、すかさず答えました。

 

「まあね。私は毎日、書いているけどね」

 

その時は、もうこのブログを書いていたので、そう答えたのでした。

すると、別の子が、

 

「あ〜知ってる。ウチのお母さん、毎日読んでるよ」

 

と言ってくれたので、恥ずかしさと申し訳なさを感じつつも、やはり、一人でも、いつも読んでくださる方がいてくれることのありがたさを感じたのをよく覚えています。

 

この手のブログには、

・読み手を特定の一人、というぐらいに絞って、

・その読み手が、感謝するような役立つことを書いて…

など、たくさん読まれるコツやヒントがあります。

 

実際、私もそういうことを意識して書くこともあるのですが、特に最近は、私自身が自然と思ったこと、心に残ったことをサラリと書くことにしています。

 

何もない、イベントもない、普通の毎日こそが大切なのですから、「お役立ち情報の提供者」ではないかもしれませんが、まず私が、肩の力を抜いて、日々の思うことを書いていこうと思います。

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2016年

10月

06日

お母さん!お子さんはトラブル好きではありませんか?

何の山もない、谷もない、そんな日々はつまらないかもしれない。

けれど、あえて自分から山や谷を作る必要はない。

 

 

人が集まれば、いろいろなトラブルも起こります。

中には、そんなトラブルを楽しんでいるように見える人もいるように思います。

 

教室で、ある子とある子が、ちょっとしたトラブルになったとします。

例えば、勘違いして鉛筆を使ってしまい、

「私の鉛筆、取らないで!」

と言われた、というようなトラブルです。

 

取ったつもりはないのに、取った!などと言われるとカチンとくるものです。

そのイラッとした気持ちを誰かに言わずにいられないのも理解できますが、この会話が実態以上の噂を作り、トラブルを大きくする結果になることも少なくありません。

 

特にトラブルが起こると、ワクワクするなどという子の耳に入ると大変ですね。

 

そういうトラブル好きの人には、いろいろなタイプがあると思いますが、中でも私が着目しているのが、

 

・自分が状況をコントロールしたい

 

欲求が強いというタイプです。

 

自分の思い描いた通りに、登場人物が動いたり、言葉を言ったりして、思い描いた通りの関係になったりすることに、喜びを感じるのではないかと、分析してみたこともあります。

 

お分かりだとは思いますが、自分自身でさえ思うままにならないのに、他人を思い描いた通りに動かすなんて、とてもできることではありません。

 

でも、コントロール欲の強いタイプであれば、次はああしてみよう、こういうプランはどうだろう…と、考えることも喜びでしょう。

 

初めは上手くいったとしても、子どもだってバカじゃありません。

策士策に溺れる、という言葉のように、結局は周囲から反感を買うばかりになってしまうのが心配です。

 

トラブルは当事者に任せる。

トラブルのような波風は、無いなら無いにこしたことは無い。

 

こんな当たり前のことを大切にしたいと思います。

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2016年

10月

07日

意見がぶつかった時は、話がかみ合うチャンス

意見の衝突は、話がかみ合うチャンス。

 

 

子ども同士に限らず、親子の間でも、意見が衝突することがあると思います。

もちろん、大人同士でもそうです。

 

意見がぶつかり合うと、感情の面で、とてもくたびれます。

私自身、本音をしっかり相手にぶつけることが得意ではありませんから、できれば避けて通りたいところです。

 

が、多少、時間がかかったにしても、相手に本音を伝えた後は、かえって気持ちがすっきりするという経験もしていますから、やはり、意見の衝突は、話がかみ合うチャンスと捉えたいな、と思います。

 

さて、そんな衝突をチャンスにするためには、誰か信頼のおける人が間に入るのがオススメです。

 

その間に入る人が、1つだけ気をつけることは、裁判官にならないことです。

どっちの意見がどの程度、正しいとか、間違っているとか、そういう評価や判断が加わると、感情の衝突だけが強まってしまいます。

 

衝突の当事者になると、感情が高ぶりますから、冷静に、といくら言い聞かせても、限界はあるでしょう。

 

だからこそ、間に入る人が、本当に冷静で、中間の位置に立っていることが大切です。

私も、数多くのトラブルや喧嘩の間に入ってきましたが、

「こんな風に解決させたい」

「これをきっかけに、この子をこうさせよう」

など、大人の希望を持たずに、それぞれの言いたいことをじっくり引き出そうと思っている方が、納得感を残しやすいと感じます。

 

間に入るにせよ、衝突の当事者であるにせよ、意見の衝突は話がかみ合うチャンスだと考えておくことで、少しは相手の言い分を聞き入れようという心のスキマが生じます。

 

感情の面で、そう容易いことではないと思いますが、心の片隅にでも、置いておいてもらえると嬉しいです。

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2016年

10月

08日

子どものやる気を引き出すためにこそ、大人は上機嫌、じゃなくて不機嫌だっていい。

どうすれば、子どものやる気を引き出せるのだろうか…

結局、大人が上機嫌でいること。
そのために、不機嫌でいることを許すこと。


子どもは大人の機嫌に敏感です。
自分としては、普通に振舞っているつもりなのに、ある時、

「先生、今日、怖い…」

と言われたことがあります。

怒っている時に怖いと言われるのはいいのです。(言われないのは、むしろ問題かもしれません…)

普通にしているつもりだったのに、そう言われたということは、私自身、何か気になることがあったのだと思います。

なるほど。
そこまで、子どもが敏感なら、私自身が私に敏感でないといけないな、と思います。

では、私自身を上機嫌にし続けるにはどうすればいいのでしょう…

好きな食べ物をいつも用意しておく。
好きな洋服をいつも着る。
好きなドラマを常に録画しておく。

まぁ、意味もあるでしょうが、常に上機嫌にしておく、ということそのものがストレスになることに思い当たりました。

つまり、怒ってもいいし、不機嫌でもいい、ということです。

え?
それじゃ、意味ないんじゃない…

そうなんです。
ところが、不機嫌でもいいや、怒ってもいいやと、自分のホンネを受け入れてしまうと、ちょっと心が軽いのです。

人間ですから、感情にも波があって当然です。
それをまるごと許せるから、機嫌よくいられると思います。

大人が自分と折り合いをつけて、機嫌が悪い時があることも含めて、おおらかに過ごしていると、子どもの心にもゆとりができます。安心して、何かに向かうこともできます。

この三連休、せっかく家族でいい時間にしようと思ってたのに、怒鳴ってしまった…

だとしても、自己嫌悪に陥る必要なんて、全くないのですね。

2016年

10月

09日

心をスッキリさせる、正しい休み方とは…

10月は少し難しい時期。

だから、休む時に休むことが大切。
では、正しい休み方とは?


これまで何度か書いてきましたが、10月は意外とトラブルの起きやすい要注意な時期です。

暑さもひと段落し、気温が下がると、体調も崩しやすくなります。
ちなみに私はアレルギー性鼻炎とアレルギー性結膜炎があるので、鼻と目が最悪の状態です…

さて、そんなわけで、要注意な時期こそ、休むことが大切です。
では、正しい休み方って、どうなんでしょう?

・一日中、寝て過ごす。

これは、これで正しいと思います。
特に、体の疲れがある時、体調が悪いときは、子どもがどんなに文句を言っても、家で静かに過ごすことが大切です。

一方、逆に、体を動かすのが正しい休み方、ということもあります。
少し見方が変わりますが、私の勤める学校では、授業の後、必ず10分間の休み時間があり、外に出て遊ぶことになっています。

授業では、何かの課題に集中しますから、1つの授業が終わり、次に向かうまでの間に、アタマをスッキリさせる必要があります。

そのためには、教室から出て、外で過ごす、できれば体をしっかり動かすことが一番、気分転換になるからです。

ということで、今のお子さんの状態に応じて、気持ちをスッキリさせる休み方を選ぶことが大切です。

標準的な考え方としては、

・体が疲れていたり、弱っていたりするなら、静かに過ごす。
・気持ちが弱っていたり、モヤモヤしたりしているなら、外で過ごす。可能なら、体を動かす。

ということです。

この3連休、どうもお天気はスッキリしませんが、心がスッキリするようなお休みになることをお祈りしています。
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2016年

10月

10日

愚痴は、今まで気づかなかった子どもの心の中にあるヒントに気づくチャンスでもある。

できれば、愚痴を言わない方がいいけれど、お子さんの心にある鍵を見つけるチャンスでもある。

 

 

新橋や有楽町のガード下、というと仕事帰りのサラリーマンが、職場や上司、取引先の愚痴をこぼす居酒屋さん、というイメージがあります。

 

実際のところはどうなのか、ちょっとわかりませんが、愚痴をこぼすこと、中でも、その場にいない人の文句を言うことは、はばかられることです。

 

お母さん方の中には、お宅で友人の文句を言うお子さんに辟易して、

「いない人の文句を言うのは、最低なのよ!そんなに言いたいことがあるなら、面と向かって言いなさい!」

と、思わず言ってしまったことのある方がいらっしゃるかもしれません。

 

親子関係に限らず、誰かの愚痴を聞くのは、心が疲れることでもあると思います。

そして、聞くどころか、その場にいない人の愚痴を自分が言っているのは、自分で嫌な気がします。

 

それでも、私は誰かの愚痴、文句を言った方がいいと思います。

面と向かって、相手に言えるのなら、家に帰って、愚痴などこぼさないのです。

お母さんがお子さんの愚痴を聞くことは、お子さんの心にエネルギーを貯める、充電のようなものです。

 

心に溜まった不満は、相手に直接、伝えてこそ、解消できるということは、子ども自身がわかっていることがほとんどです。

 

でも、できない。

 

そんな時は、お子さんが嫌いなアイツ、あるいは、困っているあの事を一段、掘り下げて聞いてみるチャンスです。

 

アイツの何が、どんなところが、いつ…

 

深く、深く聞いていくと、今まで思いもしなかったお子さんの心の中にある「鍵」のようなものが見つかるチャンスでもあるのです。

 

私自身、ちょっとケンカの仲裁に入ったつもりが、

「それで?それで?」

と聞いていったことで、

 

「あ〜そこにこだわってたんだ!」

 

と気づく機会になったことが、たくさんあります。

そんなことを面談の際などに、親御さんに伝えると、本当に驚かれることもたくさんありました。

 

愚痴は、言うのも、聞かされるのも、心の重いことですが、今まで気づかなかったことに気づくチャンスでもあるのです。

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2016年

10月

11日

連休明け…早々に困りごとが起きそうな気のするお母さんへのメッセージ

自然に優るものはない。
だから、晴れの日もあれば、雨の日もあり、台風だってくる。
そういう大荒れもひっくるめて、自然はすごい。

私の勤めている学校では、
「自然に優る学び舎はない」
という考え方を根本に置いています。

ここでいう「自然」とは、野や山、川や海、植物や動物という、物理的な「自然」という意味です。

ということで、私の勤める学校では、公園に出かけて、遊ぶだけの時間があります。この時に、
・この子のこの部分を伸ばそう
とか、
・この子たちの集団性を〜
などと、目標を持たないことが大切です。

そう考えると、「自然」というのは、物理的なものに限らず、子どもが本来持っているもの、そして一人一人の人柄や個性ということも、「自然」には含まれることになります。

おわかりの通り、自然は優しいものとは限りません。
台風や地震、火山の噴火などなど、自然に恵まれた日本だからこそ、自然の力に翻弄されることも当たり前です。

人の心の中も、嵐が巻き起こったり、大揺れしたり、噴火したりします。

それを当然のことと受け止めるのが、「自然」であるためには必要です。

連休明けの火曜日。
気温がいよいよ低くなってきました。

しばらく、トラブルや難しいことがあるかもしれません。

それも当然のこと。
明けない夜はないし、上がらない雨もない。

次のステージに進むための準備運動のようなものと考えてみては、いかがでしょうか?

まぁ、渦中では、そんなに達観なんて、できませんが…
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2016年

10月

12日

お店で「いつもありがとうございます!」と言われると恥ずかしいと思ってしまうお母さんへのメッセージ

好きなことって、なんで恥ずかしいんだろう…
好きなことをハッキリ好きと言える心を育てることは、とても大切。

だから、まずは、私たち大人が自分の好きなことにオープンで、あっけらかんとありたい。


先月、スタバで、ワッフルを頼んで、クリームを追加したところ、ホイップクリームの山を提供してもらったことを書きました。(こちら

今日は、それに匹敵するクリームの山を出してもらい、そのことを思い出したのですが、コーヒーとホイップクリームの白い山を席に運びつつ、恥ずかしさを感じている私自身に気がつきました。

誰も私のことなんて、見ていないのです。
アタマではわかっているのに、なぜか恥ずかしい…

自意識過剰。
ですよね。

それを言うなら、そもそも吉祥寺界隈でスタバに入ることが、すでに恥ずかしいのです。

ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、吉祥寺の駅周辺にはスタバが5軒あります。

中でも、アトレ、キラリナ、井の頭公園近くのお店は、本当によく行っているので、だいたい顔見知りの店員さんばかりです。

「いつもありがとうございます!」

なんて、満面の笑みで言われると、嬉しい反面、とてつもなく恥ずかしいのですね。

この話を職場の同僚にすると、
「わかるわかる!」
と言ってもらえたので、この自意識過剰感は、私だけのものではなさそうです。

スタバを気に入っている。
ホイップクリーム山盛りが嬉しい。

あるいは、

ポケモンGOにハマっている。
洋服選びが大好き。

そして、

東海道新幹線に乗るとワクワクする。
飛行機が離陸するときのエンジン全開の音を聞くと興奮する。

サラッと読めてしまう、こんな個人的な好みですが、堂々と人に伝えるには、なぜか度胸が必要な気がします。

誰にも迷惑をかけていないのに…(ポケモンGOに夢中で、歩きスマホになってしまった瞬間はあるかもしれません…)

好きなことって、やめろと、言われてもやってしまうようなことです。

それだけパワーに溢れています。
自分らしく、イキイキ過ごすために、絶対に大切にした方がいいことなのに、恥ずかしさで、自ら隠してしまうなんて…

子どもと接していて思うのは、本当に好きなことを隠したり、好きでないフリをしたりする子も、けっこういるのではないか、ということです。

おそらく、小学校に上がるよりも前に、あるいは小学校低学年のうちに、何気なく言った、自分の好きなことをバカにされたか、笑われたか、叱られたかの経験があるのでしょう。

そして、おそらく、私も含む大人だって、子どもの頃に好きなことをバカにされたり、笑われたり、叱られたりしたのでしょうね。

そう考えると、どんなにバカげて見えることでも、子どもの好きなことって、大切にしてあげたいなと思います。

そのためにこそ、まずは私たち大人自身が、自分の好きなことにオープンで、あっけらかんとありたいと思います。

あなたには、どんな恥ずかしい好きなことがありますか?
ぜひ、教えてください。
きっと、理解してくれる人が現れて、自信が湧いてくると思います。
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2016年

10月

13日

マジメで、キチンとしたお母さんのためだけに書いた、心を軽くするヒント

転職じゃなくても、本音が大事。

マジメで、キチンとしている人ほど、本音を抑えるクセがついている。

大人が自分の本音を認めていると、子どもも自分の本音を認めることができる。



テレビで、薬剤師さんの転職サイトのCMが流れていました。

転職を考えている女性が、
「通いやすいところが〜」
と、希望を伝えると、エージェントが女性の胸に聴診器をあて、そこから、

「本当は、もっと患者さんに頼られたいんです」
という彼女の心の声が聞こえる、という流れです。

そして、転職は本音が大事!となるわけですが、本音が大事なのは、転職だけではありません。

たとえ、ケンカ別れになってしまったとしても、あるいは、相手に言えなかったとしても、本音が大事です。

このCMでは、転職を考えている女性は、聴診器から聞こえてきた自分の本音に驚いている様子が描かれていました。

これは、本当は自分の本音を自覚していたけど、人に言いたくなかった、というようにも見えましたし、自分でも気づいていなかった本音が出てきて、ビックリしたようにも見えました。

もう一度、CMを見たら、また違う感想を持つかもしれません。

この話は、昨日の記事(自分の好きなことって恥ずかしい)にも通じます。

本能のまま、言いたい放題、やりたい放題の人を見ると、イラっとしませんか?

だとすると、
「自分は、こんなに人のために本音を抑えて、イイヒトを頑張っているのに、なんでアイツは!」
という気持ちであり、

「本当は、私もあんなふうにしたい」
という本音があるのでしょう。

子どもから、誰かの不満を聞くことがあります。
どういうところが?どういう時に?
など、話を深く聞いていくと、そんな本音が見えることがあります。

そこで、私が、
「あなたも、そんなふうにしてみる?」
と聞くと、
「ない!絶対にない!」
とやけに、口調が強くなることもあります。

こんな時は、
「ずっと我慢してきて、偉かったね。これからも頼むよ」
という言葉掛けをしたくなりますが、本音に、
「私だって、本当はガマンせずにやりたい!言いたい!」
ということがあるなら、

「なるほどね」
とだけ言った方がいいのです。

そして、少しずつ、本当に言いたいことや、やりたいことを引き出していこう、と大人が心の中で、思っておくことです。

大人の心の準備が整ったことは、子どもには、なぜかわかります。

とはいえ…
大人の方が、本音を自覚することが難しかったりするのですがね…
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2016年

10月

14日

弱みがあるのは当然。実は、それが強み。

自分の弱みも受け入れる。

それは、諦めではない。

弱みがあること、それ自体を認めるから、それを強みとして伸ばすことができる。

 

 

先日、自宅にあるハードディスクレコーダーに自動的に録画されている番組リストを見ていました。

 

すると、なぜかディスカバリーチャンネルの巨大空港を動かす人々というような回が録画されていたので、見てみました。

 

ドイツのフランクフルト空港を舞台に、パイロット、グラウンドスタッフ、管制官や工事監督など、いろいろな立場のプロフェッショナルの活躍が描かれていました。

 

その中で、ルフトハンザのベテランパイロットが、

「私は、私自身がミスをする存在だ、ということを受け入れています」

と言っていたのが、心に残りました。

 

これが、開き直りや諦めではないというのは、おわかりだと思います。

 

弱みや苦手なことが自分にあるというのは、当たり前のことですが、受け入れたくないことでもあると思います。

 

例えば、私自身、本当にお母さん方と接するのは、本当に苦手でした。

子ども相手でも、スムーズにコミュニケーションを取るのが苦手でした。

 

若い先生が、子ども相手にコミュニケーションを取るのが苦手って、結構、致命的なことだと思います。

 

ところが、なぜだったのか、ある日の昼休み、鬼ごっこをして、逃げていた時、体操台で偶然、居合わせた先輩先生に、ふと、自分の苦手なことを話したのでした。

 

ひとたび、認めてしまうと、肩の力が抜けて、自然さが増してきました。

弱みは強みの裏返しでもあるのですね。

 

今、気になっているお子さんの弱みがありますか?

実は、それが強みなのかもしれません。

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2016年

10月

15日

「ほら!言わんこっちゃない!」と言ってもいい。ただし、笑って。

仕方ない時もある。
外から見ていて、こうすればいいのに、そんなことしなければいいのに、と思う時でも、何か起きるまで待つしかない時もある。


大人の立場から子どもの言動を見ると、

・そんな言い方したら、相手は怒るよ。
・そんな態度だと、相手は勘違いするよ。

と思えることがあると思います。

なるべく、辛い思いや悲しい思いをせずに済むなら、しない方がいい、とも思われるかもしれません。

なのに、子どもは、というと、

「わかってる」
「口出ししないで」

などと言って、まるで聞かないこともあると思います。

だとすると、もう仕方ないのかもしれません。

「ほら、言わんこっちゃない」

と言ってしまうことになるでしょう。
でも、その子のこだわりで、やってみた、言ってみたなら、大切な学びであり、経験です。

私も、
「やっぱり、先生の言う通りになった…」
と、しょげた子どもの相談に乗ったことがあります。

そんな時は、励ますのみです。
「ほらね〜」
と言ってもいいのです。
ただし、笑って言うことです。

ここを笑いにできるから、子どもは次に素直になろう、という気になれます。

本人が一番、わかっているのですね。

あ〜仕方ない!

そんな時もあります。

2016年

10月

16日

心豊かな子を育てるために、大人も素直でいい。

気持ちを豊かに表現できる子を育てるために…

大人が自分の気持ちに素直になる。


先日、電車に乗っていた時のことです。
向かいに座っていた男の人…
多分、私より、年上だと思います。

その人が、携帯の画面を見て、本当に嬉しそうに、ニタ〜っと笑っていました。

気持ち悪い、というのでなく、思わず、こちらもニタ〜としてしまったかな、というような笑顔でした。

大好きなお子さんからメールでもきたのかもしれません。

懸案だった契約が取れたのかもしれません。

それを見て、感情って、うつるもんだなと思いました。

中年の…
大人の…
男性でもそうなのですから、子ども同士は、感情をうつしあっています。

誰かの気分が悪いと、やはり、嫌なムードになります。
上機嫌でいることは、とても大切です。

とはいえ、晴れの日ばかりではありません。
嫌なことや、悲しいことがあったなら、素直にそれを感じたり、表現したりすることも大切です。

たしかに、周りの空気が悪くなる瞬間はあるでしょう。
でも、ありのままの自分でいられる、温かい場にするためには、自分の気持ちに素直になれることが必要です。

でも、大人になると、何となく自分の感情に素直であることが恥ずかしい、憚られることのように思えてくることも多いと思います。

無理にヒステリックにする必要はありませんが、私自身、素直であろうと、意識してきました。

どうせ、子どもには、私たち大人のホンネや状態はバレているのです。

繕うことなく、素のままであることは、子どもの感情表現を豊かにもすると思います。
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2016年

10月

17日

今朝の中央線は、なかなか大変でした〜

1本、遅らせる勇気。

今朝の中央線は、とても混んでいました。
途中駅で、急病人の救護をしたということで、15分ばかり遅れていたのですが、通勤通学時間に15分遅れると、とても大変な混雑になります。

やっとの思いで、武蔵境駅に着き、やっとの思いで電車から降りて、西武多摩川線に乗り換えました。
こちらは空いていて、一息。

ふと顔を上げると、ガラガラの中央線が目の前に…

こういうことは、皆さんも経験されたことがあると思います。

人身事故などで、急に電車が止まってしまい、バスやら他の電車やら、ウロウロして、大行列に並んだ結果、止まっていた電車で待っていても、大して変わらなかった、など、イレギュラーなことがあっても、ちょっと余裕を持っていた方が、ずいぶん楽ということがあります。

「うわっ!大変!」

そんな時こそ、いつも通りであること、いつも以上にゆとりを持つことを意識したいものです。
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2016年

10月

18日

ケンカの言い分が噛み合わない時、デキるお母さんならどうするか。

ぶった!

いや、ぶってない!

 

そんな食い違いがある時は、時間はかかるかもしれないけれど、とにかく聞く。

 

 

ぶった!

ぶってない!

 

やった!

やってない!

 

こんな食い違いは、教室では、日常茶飯事です。

 

「ねえ、この子のこと、ぶったの?」

「うん…」

 

となればいいのですが、

 

「ぶってない!」

 

となることの方が多いのではないでしょうか。

 

そんな時は、決めつけると子どもは自分の気持ちを言わなくなります。

もし、その瞬間を見ていたなら、

 

「あれをぶった、と言うんだよ」

と教える気持ちが必要です。

 

しかし、実際にその瞬間を目にすることはなかなかないでしょう。

そんな時の聞き出すヒントは、細かく聞くことです。

 

どんな角度で?

どんな時に?

誰が?

 

なんでもいいのですが、細かく、細かく聞いていきます。

実際に、どんな様子だったか、やってみて、というのもいいと思います。

 

すると、行き違いが起こったタイミングがわかることが、とても多いです。

そこまでくると、

 

「あなたが、こうやったのが、相手にはこう感じられた」

 

という話ができます。

 

そして、最後に、解決や納得までいかなくてもいい、と成果を手放しておくことが大切です。

 

何とか、この子に、これをわからせよう!

何としても、ごめんね・いいよ、で終わらせよう!

 

と、大人の都合が入ると、どうしても誘導が入り、子どもがすっきりしません。

 

では、言い分がどうしてもかみ合わなかったり、嘘をついていたり、納得できそうもない時はどうするか…

 

「うーん。どれだけ聞いても、調べても、わからないね…どうする?」

 

と、聞いてしまいます。

その状況そのものをどうとらえるか。

子どもなりにきちんと考えます。

相手に暴言を吐いて、終わらそうとする子もいます。

それも含めて、

「どうする?気が済んだ?」

と、子どもに確認をして終わらせます。

 

すっきり仲直りになればいいけれど、なかなか簡単ではありません。

それでも、大人が決めつけずに、事情聴取に徹する姿勢が、子どもには安心材料なのです。

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2016年

10月

19日

頼りになるお母さんなら、失敗をこう受け止める。

笑うことって、大切。

今朝、例によって、スタバに入りました。
席に座って、ふぅ〜と一息つくと、

「わっ!」
「キャー」

という女性の叫び声!

え?

と思い、見回すと、なんと!
待ち合わせでやってきた女性が、違うテーブルに勘違いして座ってしまい、

「おはよう!」
とかなんとか、声をかけてしまった、ということのようでした。

そりゃ、お互いにビックリしたと思います。
私だったら、キャーとは言わなかったでしょうが、間違えて座ってしまったら、恥ずかしくて、店から出たくなったのではないかと思います。

でも、間違えた方も、間違えられた方も、その後は、ケタケタ大笑いで、ちょっと温かい雰囲気にさえ、感じられました。

やはり、笑うって、大切だな、と思います。

教室でこういう間違いが起きた時、笑って明るくなるようでありたいと思います。

でも、間違えることを悪だとしすぎると、こういう時に笑えません。

事実、私が間違えた方なら、逃げ出したい、とその時、感じたのですから、間違えることは恥ずかしい、いけないという感覚が、私には根深くある、ということです。

また、教室を思い浮かべてみると、笑って済ませられず、怒っちゃう子もいるだろうなぁ、と思います。

笑われることは、バカにされること、と感じる場合もあると思います。

それも理解できる部分があります。
それでも、私は、笑って済ませたいな、と思います。
元気だから笑うのではなく、笑うから元気になるのです。

自分の、他人の失敗を笑って流す心の幅を育てたいし、自分も持っていたいと思います。
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2016年

10月

20日

子どもとの関係を悪くする、最大の理由は何だと思いますか?

そんなに慌てなくていい。
結論は出さなくていい。

決めつけられると、子どもはやる気をなくす。


今週は2回ほど、出勤前の朝にスタバに行きました。
そこで、2回とも、制服姿の高校生(中学生かも?)を見かけました。男の子も女の子もです。

私が朝にスタバにいるのは、けっこうな罪悪感を伴います。
いや、伴っていました、かもしれません。

私は放課後の預かりを担当し、退勤の定時が遅いのと、夏休み、冬休み、春休みは終日勤務になってしまうので、学期中は出勤時刻が遅いのです。

だから、ビクビク、人目を気にして、隠れるようにスタバに入る必要なんてないのです。

でも、こんな時間にいいのかな…と、妙な罪悪感に苛まれるのです。

そんな時に、制服姿の高校生がスタバで、ゆうゆうとスマホをいじり、イヤホンで何やら聞いている…

以前の私なら、腹が立ったかもしれません。
まったく!いい身分だ!
と、イライラしたかもしれません。

テスト期間中かもしれないし、行事の都合で始業が遅いかもしれません。

お母さんがスタバ好きで、待ち合わせはスタバじゃなきゃダメ!とヒステリックになったのかもしれません。

いずれにせよ、朝の9時ごろに制服姿の学生がいたからと言って、イライラする方が不自然な心の偏りがあるのだと思います。

「まったく!サボってないで、学校に行きなさい!」
「こんな時間に制服でカフェなんて、偉そうだ!」

という気持ちが大人に湧いてきたとしてもいいのです。
それを相手の言い分や状況、いろいろな可能性を意識せずに、決めつけることに問題があるのです。

子どもは、厳しい先生が嫌いではないと思います。
決めつけられ、言い分や立場を察してくれないな、と思うと、先生を諦めます。

戦おう、反発しようともしません。
むしろ、大人です。

子どもが先生に腹を立てているなら、涙を流しているなら、諦めてはいません。

本当は、
もっとわかってほしい。
自分を受け入れてほしい。
大切にしてほしい。

けど、期待通りでない。
ならば、状況が良くなるチャンスはあります。
むしろ、良くなるような、何かしらの出来事が起こるものです。

ところが、子どもが諦めてしまうと、出来事は起こりません。ある意味、平穏です。

大人もそうだとは思いますが、決めつけられると、悲しいし、無力感に満たされます。

お母さんの立場から見て、腹の立つこと、悲しいこと、思い通りにいかないことは、たくさんあると思います。

「あなたが、こんなだからよ!」

と、思わずキレてしまうことだって、あって当然です。

キレた後、
「ま、言い分や仕方ない状況があったんだろうね」
と、心の中で思うだけでいいのです。

不思議と、なぜだか、それはお子さんに伝わります。

慌てずとも、子どもは敏感にキャッチして、変わっていくのです。
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2016年

10月

21日

「甘やかす母にはなりたくない!」というお母さんへのメッセージ

失敗することは、本当に大事だ。
だからこそ、初めは成功体験が必要。


いろいろな意味で、失敗を経験することは大切です。
ところが、子どもは失敗を心配したり、嫌がったりすることが、多くあります。

「大丈夫。お母さんだって、失敗を乗り越えて、できるようになったんだよ」

などという話は、これまで何万回と家庭で繰り返されてきたのではないかと思います。

私の勤める学校でも、
「学校は失敗するところ。いっぱい失敗をしていいよ」
と、一年生の時から繰り返しています。

それでも、失敗を恐れて、取り組もうとしない子もいます。

考えてみれば、私自身、失敗をしたくないのです。

失敗の何が嫌か…

できないところを見られたくない、ダメなヤツって思われたくない。

まず、思いつくのは、そういう外部からの目、評価です。

が、それだけではないでしょう。
人に笑われることが嬉しくて、ふざけてみたり、あるいは、できる自分をさらけ出さないために、あえてできないようにすることさえ、あります。

そこで思うのは、できない自分を自分自身が見たくない、ということです。

プライド高すぎ〜
と言いたくもなりますが、大人だって、そういうことは、あると思います。

では、どうするか…

失敗を恐れて、動けないでいるなら、結局のところ、初めに成功体験を経験させてあげることです。

そう考えると、
「そんなにお膳立てしたら、甘やかしにならないですかね…」

という罪悪感が、大人の心に湧いてくることがあるようです。

これは、甘やかしではありません。
ブランコをこぐ時に、ちょっと背中を押してあげるだけのことです。

動き出してしまえば、もう大丈夫。
動き出しているのに、まだ押そうとしたり、動きをコントロールしたりしようとするのが、甘やかしであり、逆に子どものやる気を奪うことだったりします。

まぁ、話は、そう簡単ではありませんが、何かをお膳立てすることに罪悪感のあるお母さんなら、何かをしてあげふことは、甘やかしではないよ、とお伝えしたいと思います。
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2016年

10月

22日

小学校受験シーズン目前!私立小学校の先生だからこそ、伝えたい「正しい」選択をするヒントとは…

選択に迷った時、「正しい」答えを選ぶヒント

 

 

東京の私立小学校は、まもなく考査の時期です。

11月1日が解禁日となっていて、いわゆるお受験ルックの人を目にすることもあると思います。

 

私は、勤めている学校で広報を担当しているので、小学校受験を考えていらっしゃる方のお話をたくさん伺っていますが、その中で、

 

「どの学校を選べばいいのか、我が子に合っている学校はどこなのか、難しい」

 

という話をよく伺います。

 

私立小学校受験の場合、大学受験のように3つ、4つ受けてみて、さあどうする…ということは、ほとんどありません。

 

私の勤める学校では、考査日を遅らせていることもあるでしょうが、あえて私立小学校という選択をする方は、方針があって、学校を選ばれているので、いわば決め打ちという方がほとんどです。

 

それでも、出願までは、いくつかの選択肢で迷うこともあるでしょう。

「この学校は、こういうところは、とてもいいけど、ああいうところは、ちょっと…」

というのは、当然のことです。

 

学校の受験に限らず、毎日の食事でさえ、選択肢があれば迷います。

それは、「正しい」答えを選ぼう、つまりは、失敗しないようにするにはどうすればいいか、と力が入ってしまうので、選べなくなってしまうのですね。

 

だとすると、考えるべきことは、1つです。

 

「何のために?」

 

これで、目的を深めることです。

深めて、深めていくと、きっとホンネで気になっていること、叶えたいことが見つかります。

 

・小学校受験をするのは、何のために?

 

というような話なら、目的も見つけやすいでしょう。

でも、

 

・晩ご飯を食べるのは、何のために?

 

では、おそらく、納得のできる答えは見つかりませんね。

そんな時は、

 

「どんな気持ちになるために?」

 

と考えるのもオススメです。

晩ご飯の時、麻婆豆腐を食べている食卓、ハンバーグを食べている食卓、焼きなすを食べている食卓、そして、その時の大切な人の表情や様子を想像することで、きっと「正しい」答えが見つかります。

 

それは、実は受験の時も重要なヒントだと思います。

 

・お子さんが伸び伸びできる環境を整えてあげるために。

・お子さんに英語力を早くつけてあげるために。

 

そんな具体的な目的が思い浮かんだら、達成した時のお子さんの表情や様子を想像してみて欲しいなと思います。

 

その時、お子さんはどの学校に行っているでしょうか?

あるいは、学校なんて関係ないかもしれません。

実は、学校よりも、ご家庭でのお子さんの笑顔ばかりが頭に浮かぶかもしれません。

 

「正しい」選択が、「失敗をしない」ことなら、何が正しくて、何が失敗なのか、多様すぎて選べません。

 

ですから、「正しさ」よりも、ホンネで満足、納得できるためにはどうすればいいか、を考えることが大切です。

 

さて、ホンネで満足、納得できるのは、誰でしょうか?

それは、お母さん、あなた自身が、です。

 

ここで、主語をお子さんやご家族など、他人にするのではありません。

「わたし」

です。

 

子どもを一番、やる気にさせるのは、お母さんの笑顔であり、満足なのです。

ですから、あなた自身が、自分の気持ちを掘ることが大切です。

 

そして、考えた結果が、人には言えないような恥ずかしい、あるいは欲深いようなものでも、大丈夫です。

 

だったら、人に言わなければいいだけです。

 

「いろいろ、理屈を並べたけど、本音は、あの子より、いい学校に行ければいいの」

「英語や、自然体験や、いろいろ理屈はあるけど、本当は、嫌なあのファミリーと離れればいいの」

 

そういうことだっていいじゃありませんか。

ペラペラ、言う必要はありません。

でも、自分自身では自覚しておくことで、どんな結論が出ても、満足、納得ができます。

 

お母さんご自身が、心から満足できる選択が何かを考えることは、子どものことを一番考えた「正しい」選択をするための唯一の方法なのです。

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2016年

10月

23日

子どもとの関係をスムーズにするのは、「…」の精神

子どもも大人に気を遣っている。

ありがたい…

 

「お互いさま」の精神は、大人と子どもの間でも同じ。

 

 

今朝、散歩の途中で、公園のベンチに座っていました。

その前には、ちょっとした坂があり、向こう側から私の座っているベンチに向かって、下ってくる形になっていました。

 

少しすると、お父さんと小学校低学年ぐらいの女の子が自転車を押しつつ、坂の上からやってきました。

 

私の近くで、お父さんは女の子に、

「ほら、この公園はアップダウンがあるだろ。だから自転車が面白いんだよ」

と言いました。

 

すると、女の子は、少し間を開けて、

「そうだね〜」

とだけ言いました。

 

その女の子は、「アップダウン」の意味がわからなかったのかな?と私は感じました。

でも、まあ、確かに自転車は楽しいし、そうだね、と言うか…というような心の動きが感じられたのでした。

 

もちろん、これは全て私の空想ですから、彼女は考え事をしていて、よく聞いていなかったかもしれませんし、本当にそうだね、と思ってのかもしれません。

 

どうであれ、子どもが大人に気を遣っていることは、よくあることです。

それは当然のことかもしれませんが、私は、ありがたいことだと思います。

 

何も、お客様は神様です、とばかりに感謝をあえてしようなどとは思いません。

また、勉強面、生活面などで、すべき要求は、これからもビシバシしていきます。

 

でも、心の中では、

「ありがとね〜」

と思っておきたいものです。

 

結局、大人と子どもの関係だって、「お互いさま」なのですから。

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2016年

10月

24日

気持ちをスッキリさせ、あたらしい自分と出会えるヒント

習慣を変えると、気持ちがすっきりする。

 

 

今、私の手もとに携帯電話がありません。

近々、戻ってくることになっているので、問題はないのですが、習慣の恐ろしさを感じます。

 

ふとした時に、手が携帯電話を探してしまうのです。

そして、

 

あっ、そうそう、今はないんだ。

 

と思うのでした。

 

携帯電話は、無ければ無いなりに、何とかなります。

少なくとも、20年ぐらい前までは、あの雑踏の中、新宿や渋谷で待ち合わせをしていたのです。

 

それに、携帯がないことで、妙に気持ちがすっきりします。

ポケモンができないのは残念ではありますが、やめるチャンスかな、とも感じます。

 

便利な反面、束縛の象徴でもある携帯電話だからこそ、なのかもしれませんが、当たり前になっている習慣を壊すことは、新しい刺激となり、気持ちがすっきりしました。

 

慣れ親しんだ習慣を変えることは、子どもにとっては、恐怖でさえあります。

ですから、心配性な子、繊細な子には、なるべく変更がないようにすることが大切です。

 

でも、予定変更の全くない生活など、あり得ません。

いつも当たり前だったことが無くなったり、変わったりすることに慣れるためにも、それを楽しみたいものです。

 

ところで、携帯電話のない私…

ポケモンもできず、ふと思ったことを検索もできず、スケジュールもパソコンが無いとわかりませんが、とてつもない自由な感じが、ひどく気に入りました。

 

が、数日のことなら、と学校の携帯電話を持つように言われてしまい、縛られない自由な感覚は、わずか数時間のものでした。

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2016年

10月

25日

時には、深く、じっくり話し合う。深い納得感や満足感につながるから。

納得できるまで、じっくり時間をかけた方がいい。

時間をかけずに、サラッと流した方がいい。

どっち?

 

 

10月は季節の変わり目でもあり、長い2学期の半ばでもあり、トラブルも多い時期です。

私の周りでも、ケンカやら言い合いやら、トラブルが起こります。

 

ある時は、1時間以上も話し合い、どうなるかと思ったところ、結局、お互いが納得できて、まさに、雨降って地固まるのように、笑顔で再び遊びだすことになりました。

 

また、ある時は、いくら話し合っても、話が噛み合わず、その時点での解決は、難しいことがありました。

 

時間をじっくりかけてでも、話し合いをしたり、話を聞いたりするのがいいのか、深入りせずに、サラッと流してしまった方がいいのか、どうなのでしょう。

 

ケースバイケースと言ってしまえば、それまでです。

でも、何かヒントがあるはずです。

 

いろいろ考えてみると、間に入る、大人の心づもりなのかな、と思います。

まず、最近、身近であった話し合いがうまくいったケースでは、私ではなく、大学生の指導員が間に入ったのですが、彼女は、イライラせず、じっくり二人の言い分を聞き、わかりやすく相手に伝えることに徹していました。

 

よく、投げ出さなかったと思います。

 

「もう、わかったよ、はい、謝りなさい」

 

などと、早く終わらせたくなることも多いです。

そうそう、子どもの気持ちが完全にすっきりするまで付き合える時間もありませんね。

 

ですから、たまに、でいいと思います。

ここは、じっくり付き合おう、と大人の腹を決められるなら、じっくり、とことん付き合えばいいですし、

「ごめん、今は時間がない」

という時なら、間にどんどん入ってしまい、サラッと流してしまうこともあっていいと思います。

 

これは、子ども同士のけんかに限りません。

親子の会話、子どもと教師の会話、おそらく大人同士の会話もそうです。

 

腹が決まっていない時に、深い話し合いは難しいですね。

「ここぞ」

という時は、心のエネルギーと時間をとても消費しますが、その分、深い納得や満足感が得られると思います。

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2016年

10月

26日

「これが、この子の今なんだ」それって諦め?それとも執着の手放し?

「これが、この子の今なんだ」

と考えることは、白旗を揚げる諦めなのか、それとも、執着を手放して心を軽くすることなのか。

 

 

あの子は、もう、30分で10ページも書けるのに、どうしてウチの子は…

 

というようなことは、よくあるのではないかと思います。

他人の立場に立てば、

 

・書くのは遅くても、上手に説明できるよね

 

など、苦手なところがあったとしても、他にいいところもあるね、という「冷静な」見方もできるでしょうが、言っても言っても、させてもさせても、良くならないことがあると、

 

「あの子は、もうあんなにできるのに…」

 

という悲観モード全開になることもあると思います。

 

そんな時、

 

「ま、これがこの子の今なんだ」

 

というのは、白旗を揚げる諦めなのか、それとも執着を手放して、心を軽くすることなのでしょうか。

 

その答えは、

「ま、これがこの子の今なんだ」

とつぶやいた後に、腹が立っているのか、心がすっきりしているのか、でわかります。

 

つぶやいた言葉そのものではなく、その時の気持ちがキーになっているということです。

心がすっきりしたなら、もう問題はありませんし、むしろ、お母さん、私たち教師などの身近な大人が明るく問題を手放すことができると、かえって子どもは成果を上げるようになったりすることも多いのです。

 

腹が立っているなら、妙に理解のある人を演じることなく、子ども相手ではなく、言える大人に対して、自分の腹立ちを心ゆくまで、表現することが大切です。

 

そして、その相手は、できるなら、あれこれ意見や提案をしてこない人がオススメです。

 

自分でも恐ろしいぐらいに、文句を言うと、意外とスッキリ気持ちが晴れることがあります。

 

というのも、クラスで子ども同士の話し合いに立ち会ったり、あるいは面談でお母さん方の話を伺ったりする際、怒りをとことん出してもらうと、その後、もう何事もなかったようにスッキリされる姿を何度も目にしてきたからです。

 

とはいえ、私自身、嫌われたくないがために、本音を押し隠し、上手に怒りを出せないところがあるので、気持ちを表に出せない人の気持ちはわかる部分も多くあると思います。

 

ちょっとずつ、手放す練習ということで、いいのだと思います。

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2016年

10月

28日

「えっ?こんなに楽でよかったの?」と思わず言いたくなる子育てのヒント


反対から見ると、さらにいいこともある。

今日のブログは、写真付きです。
この写真は、昨日、私が井の頭公園で、iPhoneを使って撮ったものです。

昨日は、スタバに行くはずが、無性に行きたくなくなり、池を半周した(詳しくは、こちら)のですが、その時、偶然、見かけたカワセミを撮ったものです。

かなり離れて撮った、携帯からの写真で、どこまでカワセミの美しさを伝えられるかわかりません。

そもそも、この写真で、カワセミがどこにいるか、わかったとしたら、もうデジカメは買わず、iPhoneを買うことをオススメします。(iPhoneマニアの私は、iPhone7に変えたのですが、背景をボカす機能もなかなか、いいですよ。その話は、また今度)

さて、カワセミに話を戻します。
カワセミは、とても美しい鳥ですが、後ろから見ると、鮮やかな青色がよく見えて、さらに美しいと思います。

実際、昨日もこの写真を撮った後、後ろに回って、輝く青い脊中を見ることができました。

後ろからジロジロ見られるのは、何となく気持ちのいいものでもありませんが、反対から見ると、今まで思いもしなかった良さに気づいたり、楽チンさに気づくことがあります。

数年前のある授業の時のことです。
チャイムが鳴り、さぁ始めるぞ、という時に、それまでの私は、みんなに早く座るよう、声を張り上げていました。

が、この時は、何パッタリそれをやめて、すぐに授業を始めてみたのです。

それを当たり前のこととして、何の注意もせず、淡々と進めていったところ、みんな揃って授業が始まるのが当然になりました。

一体、今までは、何だったのでしょう…
何の注意もせず、不機嫌になる必要もなく、怒鳴るなんて全くの無用。

私が心の中でベースに持っていたことを、サラッと変えただけの話です。

私だけでなく、いろいろなお母さん方からも、
「あんなに悩んだり、苦労したりしていたのに、無理させるのをやめたら、スッカリできるようになってました」
などという話を伺ったことがあります。

さて、今、気になっていることを裏から見てみませんか?

今まで気づかなかった良さが見えたり、あるいは、楽チンに解決できたりするかもしれませんよ。

2016年

10月

29日

心の中にある地雷に気づくヒントとは…

気になるアイツはカッコいい。

まったく、ハラが立つ!

でも、アイツはこっちのことを何とも思っていない…

 

 

お子さんが、誰かのことを嫌いになっていたり、腹を立てていたりすることがあったとしても、全く不思議ではありません。

 

よしよし!

もっと嫌いになれ!

あんな奴は最低だ!

 

と、あおる必要はありませんが、その気持ちは十分に受け止めてあげたいものです。

 

ところが、そんな嫌なアイツ、気に入らないアイツは、あなたのお子さんのことを何とも思っていないことがあります。

 

冷静に考えると、滑稽にさえ思えるかもしれませんが、お子さんとしては真剣です。

アイツのせいで自分はこんなに苦しんでいるのに、アイツは何も気にせずにヘラヘラ、キラキラしているように思えてしまうかもしれません。

 

お子さんは、アイツのどこが嫌なのでしょうか…

どんな時に怒りを感じるのでしょうか…

 

ぜひ、詳しく聞いてみてください。

きっと、ここが嫌いなんだろう、と予断を持たずに、細かく聞いてみると、意外なポイントに気づくことがあります。

 

あるクラスで、ある男の子から話を聞いていた時のことです。

その子は、異学年の、とある女の子について不満を持っていたのでした。

 

彼の言い分は、

「バカにされた」

ということだったのですが、女の子の話を聞いてみると、

「え?」

と、まさに青天の霹靂という様子でした。

 

方面が同じ、ということで朝、電車で会うことが多かったらしいのですが、その日の朝の会話で、彼からすると、バカにされた、と感じる出来事があったようなのです。

 

女の子は、全くそんなつもりはなかったらしく、彼の気持ちを伝えて、

「そんなつもりはなかったけれど、ごめんなさい」

という話になり、一区切りつきました。

 

彼が気にしたこと、それは、

「〜ちゃん」

と言われたこと。

 

それが、どうしてもバカにされた、と感じたようです。

もしかしたら、女の子には、確かにからかう気持ちもあったのかもしれません。

ただ、そんなに怒るとは思っていなかったようです。

 

私も含めて、え?こんなことが?と思わず、言ってしまうような心の地雷を持っていることがあると思います。

 

誰かともめている時は、思いもよらないことにお子さんがこだわっていたんだ、と気づくチャンスでもあるのです。

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2016年

10月

30日

笑うことも大切、怒ることも大切。

時には怒鳴っていい。
素直に感情を出す大切さ。


怒鳴ること、感情的になることは、避けたいものです。

実際、あんまり怒ってばかりの子は、友達から敬遠されてしまいます。

しかし、ホンネを押し殺してしまうと、余計に大きなトラブルになることが心配です。

もちろん、相手のいることですから、いくら自分のホンネをぶつけたとしても、その気持ちを相手が受け入れてくれるとは限りません。

それでも、少なくとも、どんな怒りであれ、喜びであれ、心の中に湧いてくるホンネを認めることができれば、怒りが恨みにまで熟成されにくくなるように思います。

先日、怒った姿など、見たこともなかった女の子が、コブシを握り締め、歯ぎしりする勢いで、とある男の子腹を立てていました。

初めは、興奮のあまり、コトバも出ない状態でしたが、次第に落ち着きも出て、どんな怒りがあったか、ある程度、わかりました。

その過程で、彼女が少しホッとした様子になったのは、こんな言葉をかけた時でした。

「それは、怒って当然だね」

怒ったり、感情的になったりすることに抵抗感がありますが、毎日の生活の中では、思うようにならないこともたくさんあります。

大人も子どもも、怒ることもあり、感情的になることもあって、ちょうどバランスが取れているようです。

2016年

10月

31日

これを覚えておくと便利!そんな質問とは?

何かあった時、最も使い勝手のいい質問は、何だと思いますか?

 

 

「えっ?なんでそんなことしたの!?」

と、思わず言ってしまうこともあると思います。

 

「ほら~だから、言ったでしょ。どうしてやっちゃったの?」

と、どうしても言いたくなることもあると思います。

 

そんな時、お母さんの怒りを子どもは感じ取っていますから、

「どうして」

と理由を聞いたところで、言い訳が返ってくるか、だんまりになってしまうかになりがちです。

 

私も教室で、同じような経験をたくさんしてきました。

そして、

「どうして?」

「なんで?」

と、教育的に(!)理由を確認しようとしてきました。

 

が、実のところ、私の心の中にあるホンネは、

「そんなことしないでくれよ」

という責めなんですね。

 

そういう自分の気持ちに気づいてからは、しないでほしかったということを伝えることに罪悪感を持たず、きちんと、

「それは、しないでほしかった」

と伝えることにしました。

 

ところが、落ち着いて、自分の気持ちを伝えるために、自分自身の気持ちを整える必要があります。

 

そんな時、便利な質問が、

 

「どうしたの?」

 

です。

 

もぅ~やめてよ~というホンネをにじませつつも、何があったのか、どんな気持ちだったのか、どうしたかったのか、幅広い答えを引き出せる質問です。

 

お子さんの答えは、支離滅裂かもしれませんが、お子さんなりのポイントが見えてくると思います。

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