私、青木洋介は、都内の私立小学校の現役教師です。
17年に渡り、200人以上の子ども達、お母さん方と接してきました。
お母さん!
子どもは、なかなか思うように動いてくれるものではありませんよね。
「もう!いい加減、自分でやること、やってほしい!」
などと、イライラしたことのある方は、とても多いのではないでしょうか。
かと思うと、「いい子」になろうとし過ぎて、自分を追い詰める子も少なくないのです。
私も教室という現場で、悩んで、悩んで、頭やお腹が痛くなることもしばしば…
夏休みや冬休みの終わりが近づくと、クラスがメチャメチャになってしまう夢を見て、夜中に目が覚めるのです。
そんな経験をしてきた上で、私が思うようになったこと。
それは、
「私が不安にとらわれていると、子どもも不安になる」
「私が安心して見ていると、子どもも安心できる」
というシンプルなものでした。
つまり、一番大切なことは、私が私の心を整えることなのです。
もちろん、教科書を研究したり、教え方の工夫をしたり、そういう努力も必要です。
が、どんなに研究や工夫をしても、授業をしている私の心が不安や怒りで揺れていると、子どもはそれを感じ取ってしまうのです。
「えっ?子どもはそれを感じ取ってしまう?」
そうです。
私は、それに気づいた時、こうも思ったのでした。
<私のホンネや状態を子どもが一番、わかっているのなら、繕うだけムダ!>
そうか!
「わたしは、わたしで、いいんだ」
そう思えたことで、私は、デキる先生であろう、子どもをうまくコントロールできる先生と思われよう、という「ハリボテ」を卒業することにしました。
「お母さんたちの心を整え、イキイキ、キラキラしていられる活動をしたい!」
という、思いもよらなかった熱意が湧いてきました。
それが、お母さん向け親子コミュニケーションセミナーの開催、書籍の出版、ブログでの情報発信などと、つながっていったのでした。
ちなみに、この写真は、出版記念セミナーでの1枚です。
そんな心の持ち方についても、ヒントを書きました。
読んでくださったお母さんからは、
・育てる側の私が、認められている気持ちになった。
・わかりやすい実例で、分かりやすい対処法を教えてもらった。
などという感想をいただきました。
また、とある経営コンサルタントの方からは、
・母親を経営者、子どもを社員として読むと、ビジネス書としても価値がある
と感想をいただきました。
先日、kindle版も発売されましたので、ぜひ、読んでみてください。
・私が発信する内容は、本サイト上のもの、ブログ、書籍、メディアでの発言を含め、全て、私個人の見解です。私が勤務する、むさしの学園小学校の教育活動を表現するものではありません。
・私が発信する事例は、本人、あるいは保護者の許可を得た場合を除き、事実をそのまま書いたものではありません。事例の要旨を伝えることを目的として、学年、性別など、いくつかの具体的要素の改変をしています。
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