やってみて、わかることもある。
やってみたら大したことがなかったり、ガッカリしたりすることもあるけれど、実際にやってみると、いろいろなことがわかる。
昨日、新宿の京王プラザホテルに行きました。
なのに、写真はネクタイ…
それは、京王プラザホテルで、伊勢丹の催事があったからです。
京王プラザホテルでの伊勢丹の催事は、夏と冬のセール直前にあります。
冬の催事には、何度か行ったことがありますが、夏の催事は行ったこともなく、行ってみることにしました。
しかも、開始の30分前に…
それは、昨日の日替わり提供品が、ブリューワーという会社のネクタイで、なんと一本3000円だったのです!
ブリューワーというのは、フランスの会社だったと思いますが、ネクタイ自体はイタリア製です。
定価は、普通、15000円〜20000円近いのです。
それが3000円!
並んでみたくもなります。
でも…
そんなにお得なら、限定数に間に合うわけがありません。
だからと言って、この暑い中、何時間も開店前から並ぶなんて、大変だし、正直、恥ずかしい…
行って買えなかったら時間と交通費の無駄…
暑い中、外で並ぶなんて体力の無駄…
目玉商品にありがちな、妙にハデなデザインしかなかったら無駄…
考えれば考えるほど、無駄、損をしたくないなぁと思ってしまうのです。
さんざん、前の晩に悩んだ挙句、結局は30分前に着くように、出かけました。
今回の場合、それはピッタリの時間でした。
外に並ばず、ロビーの中で並べたし、第1陣に入れたので、開始直後に会場に入れたし、一番、素晴らしかったのは、準備されていたのは、割と普通のデザインばかりでした。
結局、一本のつもりが、三本買ってしまったのですが、損を覚悟で交通費と時間と体力と労力を使わないと、この達成感…は得られませんでした。
実のところ、こういうことの方が少ないのです。
セールや催事、アウトレットに交通費をかけて行ったところで、本当に欲しいものには、出会えないことも多い。
そういう失敗や損もあるから、瞬間的に買うか買わないか決められます。
と、長々と私の買い物談義を書きましたが、大事なことは、お子さんにも、まずはやってみる、無駄に思えることもやってみることの素晴らしさを伝えて欲しいな、ということです。
これ、テストに出るの?(出ないなら、やる必要ないよね〜)
これ、入試にある科目なの?(ないなら、休憩でいいよね〜)
まぁ、気持ちはわかります。
私も、中高生の頃は、そんなことを思ったことがありました。
が、高校生になっても音楽を取り、週に1時間でもギターを弾いたり、キーボードに触ったりしていたことは、単純に楽しかったのです。
ムダに思えることに時間と労力を惜しまないことは、仕事でも大事なことです。
写真の三本のネクタイは、それを証明してくれています。(さっそく、明日、使います…)