願い事は、もう叶っている!?
七夕の今日、ちょっと意識してほしい。
昨日、ある子から、
「先生〜みっつのねがいごと、何がいい?」
と聞かれました。
私の勤める学校では、低学年で、岩波こどもの本をたくさん読んでいて、その中に、「みっつのねがいごと」という、ユーモアたっぷりの楽しい本があるのです。
おそらく、その子は、最近、その本を読んだのでしょう。
その子と私、そして、そばにいた何人かの子で、みっつのねがいごとを出し合ったのですが、聞いていて、ビックリしたのは、もう叶ってるよ、という願い事がいっぱいあったことです。
私の場合、4億円拾う!と言いそうになり、慌てて、本屋さんを開く、と言ってしまったのは内緒ですが、それは、たくさんの本を読みたいし、想いを共有する人が集まってくれるといいな、と思うからです。
だとすると、私はこうやって、自分の考えを出し、読んでくださる方が、インターネットを介して集まってくださっていて、本だけでなく、いろいろな考えに、もう触れているのです。
ある女の子は、
「可愛くなりたい!」
と言っていましたが、私からすると、もう可愛いのです。
願う、ということは、もうどこかで、その一部を経験したか、見たか、聞いたか、しているから願うことができるのです。
だから、お子さんが、もちろん、私たち大人も、何かを願うということは、もう少なくとも、一部は叶っているから、ということを意識したいものです。
今日は七夕です。
幼稚園や学校、ご家庭で願い事を書いた方も多いでしょう。
ぜひ、もう、一部でも叶っていることに、想いを馳せる機会を持ってほしいなぁと思います。