何を探しているかで、得るものは決まる。
明るいもの、嬉しくなること、笑顔が増えることを求めていれば、それが与えられる。
暗くなってしまうもの、腹立たしくなること、ショックを受けることを求めていれば、それが現れる。
今日、出かけていた妻が、靴を買ってきました。
夏らしい、白のステキな靴でした。
出かけた時は、靴を買おうとは思っていなかったそうです。
が、お店でステキな白い靴を見つけ、即決したと、嬉しそうに言っていました。
今日、靴を買おうとは思っていなかった。
でも、運命の出会いはある。
偶然の出会いに感謝…
でもありますが、本当は、前から白い靴を買おうとは思っていたそうです。
夜な夜な、iPhoneをいじっているなあ、と思っていたら、白い靴を探して、候補になりそうなのはピックアップしていたそうです。
つまり、「今日」は、靴を買おうとは思っていなかったけど、もう、靴は欲しかった。
こういう靴を買おうとは決めていた。
だから、予期せず、出会ったのに、即決することができたのです。
妻の話は、リアルなモノとしての靴ですが、物体に限らず、感情的なものでも同じです。
「あ〜ボク(ワタシ)って、どうしてダメなんだろう…」
「どうせ、オレ(ワタシ)が叱られるんだ…」
と、いつでも思っていると、ダメなこと、叱られてしまうことばかりがやってくるでしょう。
より正確には、やってくるのではなく、そればかりが目に入ってくる、そう感じてしまうのです。
初めは、歯の浮くような話に思えるかもしれません。
それでも、毎日をいいこと、嬉しいこと、楽しいこと、笑顔が増えることでいっぱいにすることは、それを求める癖さえつければ、できるのです。
私は、今でも授業の冒頭に、今日、あったいいことを言ってください〜と、子ども達に求めます。
担任していた時は、毎日やっていました。
もちろん、私だって、うんざりしたり、悲しくなったり、腹が立ったりすることがいっぱいあります。
そんな自分に気づいたら、そうそう、楽しいことを探すんだ〜と思い直す練習をしています。
こんな風に、明るい方向に視点を変えることも、デキるお母さんのテクニックです。