「ズルい〜」不公平感を解消するには…

不公平感を解消するには…

 

困りごとを具体的に、どう解決するかに目を向ける。

 

 

「ズルい〜」

 

子ども達は、本当によく、そう言って怒ります。

もちろん、気持ちはわかります。

 

隣のクラスは、宿題が少ない!

「ズルい〜!」

お母さんにとっては、宿題が多いクラスに対して、

「ズルい〜!」

とおっしゃるかもしれませんね。

 

ある時、ある子が、こう言って、怒っていました。

「あの子は、足が速い!ズルい!」

 

気持ちはわかりますが、まあ、それは仕方ないですよね。

天は二物を与え…

てしまうこともあります。

 

では、どうすれば、この不公平感を解消できるのでしょうか。

 

不公平感は、何があるから、心に湧き上がるのか。

それは、「比較」です。

 

比較対象があるから、不公平感が生まれるのです。

 

そうか!

なら、比較しなければいいんだ!

 

確かにそうですが、比較をしなければ、自分を認識できないのです。

他人と比較せず、自分のできるようになったことを見よう、と言いますが、実際のところ、他人との比較をゼロにすることは不可能です。

 

そこで、私が教室での経験、お母さん方からの相談を踏まえて思うのは、不公平感を解消しようとするのではなく、具体的に困っていることをどう解決するか、具体的にやりたいこと、やってみたいことにどう挑戦するか、という「具体的なこと」に目を向ける、ということです。

 

「アイツは足が速くて、ズルい!」

 

と言っていた子の話を聞いていくと、自分にはいいところがない、だから、友達ができないんだ、と思っていたことがわかりました。

 

本当に友達がいないわけではないのだと思います。

実際、休み時間には、クラスメートと一緒に遊んでいたのです。

 

が、当の本人にしてみると、アイツの方が人気があり、それはきっと、足が速いから一目置かれるんだ、自分は足が遅い以上、人気はないんだ、と自分で自分を追い込んでいるのです。

 

これは、お母さんという立場からすると、心配なことかもしれません。

が、教師という引いた立場からすると、自分を客観視し始めた、成長上、とても重要なステップアップなのです。

 

その後、本人の話を折に触れて聞いていきました。

 

足を速くするにはどうすればいいか、ということにとても関心がある時もありました。

サッカーを上手になるにはどうすればいいか、と日記に書いていたこともありました。

テストを毎回、100点にしたい、と言っていた時もありました。

 

その都度、「具体的なこと」は変わりましたが、辛抱強く、関わっていると、ある時、他人の文句を言わなくなっていることに気がつきました。

 

不公平感の解消は、きっとできません。

他人との比較をゼロにすることはできないからです。

 

でも、具体的な困りごとなら、解決は可能です。

不公平感に気づいた時は、何に困っているのか、深掘りすることが大事、ということです。

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