ホントは何考えてるかわからない人との付き合い方。
表面だけを見る。
「あの子、ホントはどう考えてるか、わからないんだもん」
子どもたちから、そう言われることがあります。
お母さん方からも、人間関係の相談で、その話になることもあります。
もう、上っ面の関係でいいんじゃないですか?
先日の朝、出勤前にあるスタバに入りました。
スタバネタの多い私ですが、実は、このところ、スタバにあまり足が向かず、ずいぶんチャージしたお金が貯まったままです。
それはいいとして、その朝、そこにいた店員さんは、とてもいい声をしていて、私にかけてくれた声でも元気づけられましたが、お店を出て行くお客さんにかけている声も気持ちよく、スタバにいる間、明るい気持ちにしてくれました。
そこで、この店員さんの何がいいのかな、と考えてみました。
持って生まれたものとしての声…
まぁ、それもあるでしょう。
スタバのサービス方針や店長さんの指導…
まぁ、それもあるでしょう。
実は、私の気分や好み?
それだって、あるかもしれませんね。
考えて、考えてみた結果、どうでもよくなりました。
とにかく、彼女の声で、私は気持ちよくなったのです。
腹の底で、私にムカついていたとしても、スタバでの仕事を終えた後、友達を激しく罵っていても、いい。
「私」が、その瞬間、気持ちよくなれた。
それでいい。
子どもたちと話していて、お母さん方から友人関係の相談を受けて、誰それは、ホントは何を考えているかわからない、という話になることがあります。
もちろん、私自身、そういうことで、あれこれ悩んだり、友達と話をして盛り上がったりしたことがあります。
が、店員さんの声で気づいたのです。
表面だけを見て、自分の気持ちに正直であれば、それでいいな〜
スタバの店員さんは、上っ面の関係でいいけれど、クラスメイトなど、もっと濃い関係で、それっていいのかな…
当然、そういう考えもあるでしょう。
実際、ホンネをぶつけ合うことでしか、本当の関係は築けないと思います。
が、いつでもホンネのガチンコ勝負では、心が傷ついてばかりです。
心はガラスのようなもの。
思っているより強いかもしれないけれど、ガンガンぶつけていたら、傷が入ります。
必要な時は、傷を覚悟で磨く必要はあるけれど、いつもホンネ対決ばかりしなくていい。
上っ面の、お世辞で、気持ちよくなれたら、もうそれでいい。
自分を利用しているだけでもいいし、ウラでベロ出していてもいい。
アレコレ考えることの方が、自分の心を暗くすることもある。
表面上の付き合いに感謝して、今日も過ごそうと思います。