嫌なことはパンダに、嬉しいことはキリンに食べさせよう。

パンダとキリンをどう使い分けるか、それが問題だ。

嫌なことや恥ずかしいことは、パンダに食べさせて、嬉しいことや楽しいことは、キリンに食べさせよう。


以前、上野動物園に研修で出かけて学んだことです。
子ども達から大人気のパンダ…
確かに愛らしくて、平日でも、それなりのお客さんを集める魅力はわかります。

そんなパンダは、クマの仲間で、体の中の作り、消化器は、肉食系のものなのだそうです。

そんなパンダが笹だけで必要な栄養素を取らなくてはならないのですから、あんなに食べ続ける必要があるのです。

そして、ウンチです。
消化器が肉食系のため、笹の養分を吸収しにくく、ほとんど笹の葉っぱのようなまま、食べた分だけ大量に出ます。

一方、キリンは、ウシの仲間で、一度食べた葉っぱを胃から口に戻して、噛み砕き、また胃に戻す、という「反芻」をします。

人間の感覚では、とても不衛生ですが、キリンにとって反芻している時間は、リラックスした素敵な時なのだそうです。

実際、私がキリンが反芻している様子を見ていると、ぼんやり木に寄りかかり、ウトウトしそうな雰囲気でした。

本題はここからです。
リラックスした時に、ふと思い出すのは、どんなことでしょうか。

私の場合、なぜか脈絡なく、自分の失敗を思い出し、ガッカリしたり、恥ずかしい思いをまた感じたりしていることが多いのです。

これは、嫌な思い出、恥ずかしさの反芻です。
それでは、私自身の中で、嫌なこと、恥ずかしいことが増え、濃くなってしまいます。

どう生きていたって、嫌なことや恥ずかしいことはあるに決まっています。

嫌なことや恥ずかしいことは、パンダにとっての笹です。食べて、食べて、あんなに食べて、ほとんど消化していないかのように、ドーンと出す!

逆に、いい思い出、楽しかったことは、キリンのように反芻して至福のときを過ごせばいいのですね。

嫌なことでしょげているお子さんには、ぜひパンダのぬいぐるみを渡してみましょう。

あの可愛らしさも手伝って、嫌な気持ちも食べてくれるに違いありません。

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