子育てのヒントになるのは、雪だるまであり、航空会社のマイレージ。
初めは大変かもしれないけれど、ひとたび増え出すと、放っておいても増える。
子どもの頃、大人の会話で、借金が雪だるま式に増える、と聞いて、なんだかちょっとカワイイな、でも怖いな、と思ったことがあります。
東京は、あまり雪が降らないので、たまに降ると、子ども達は大喜び!
私たちも、たくさん遊びます。
そこで、私は校庭を遊べるようにする、という名目で、雪を転がして大きな雪だるまを作り始めます。(東京の雪は、それで片付いてしまうレベルです)
初めは直径数センチの雪玉が、ある程度、大きい雪だるまになるのに、そう時間はかかりません。
そのうち、一人では押せない大きさになります。
すると、不思議に人が集まってきます。
頼んでもいないのに、一緒に押してあげるよ!と人が集まってきます。
胴体はまだいいのです。
頭の部分を持ち上げるのが、また大変。
でも、これも、人がワナワナ集まってきて、何とかできるのです。
雪だるま式に増えるのは、借金だけではありません。
貯金…
まぁ、私もいずれ経験するはずですが、私の経験で話していくと、友達との楽しい時間、勉強、達成感など、なんでもそうです。
初めは小さいのです。
でも、集まり始めると、助けてくれる人さえ現れる。
そう思った時、航空会社のマイレージもそうだな、と思いました。
たくさん飛行機に乗り、平会員から上級に上がると、マイルの積算率も上がります。
あるレベルになると、もう半永久的に上級レベルを維持できるシステムもあります。
それが証拠に、飛行機の搭乗前に呼ばれる優先搭乗する人の多いこと!
元客室乗務員の方に聞きましたが、優先搭乗できないと、大騒ぎしてクレームをつける人も多いそうです。
まぁ、そこまで来ると、どうかなと思いますが、雪だるまもマイレージも、集まり出すと、いろいろなサポートが入り、増えるのです。
だからこそ、初めは、過保護なぐらい手伝っていいのです。
動き出せば、あとは自然に手を離れて、増やすことができます。