五月病が気になるお母さんへのメッセージ
ゴールデンウィーク明けに、調子が悪くなったなら、ちょっと安心しよう。
むしろ、6月まで頑張ってしまった方が心配だから…
ゴールデンウィーク真っ只中です。
私の勤める学校では、全くのカレンダー通りなので、昨日も、今日も学校です。
明日からはゴールデンウィーク後半ですね。
特に出かける予定なんてなくても、家族で過ごす時間は、最高です。
さて、そんなゴールデンウィーク明けには、五月病という、4月からの緊張感がプチッと切れた、やる気の出ない状態が起きやすい、と言われます。
確かにそうですね。
私たち教師も、4月はとても緊張します。
一ヶ月たって、一息つき、そして、この連休ですから、気持ちの波のバランスが取れなくなります。
お母さんとしては、1日、2日のことならまだしも、3日、4日と休まれたりすると、このまま学校に行かなかったらどうしよう…と不安が不安を呼び、家の空気が最悪になるとも聞きます。
心配はごもっともですが、私の経験上、ゴールデンウィーク明けに気持ちが落ちることより、6月まで頑張ってしまい、そこで休みがちになる方が、大変です。
不安なこと、嫌なことをうまく発散できず、溜め込んでしまうと、どうしてもココロに負担がかかります。
その解消が、いわゆる「荒れ」として出るか、「籠り」として出るか、なのですね。
ゴールデンウィーク明けであれ、6月であれ、お子さんが休みがちになったり、気持ちが塞ぎがちになったりすれば、お母さんは、本当に心配だと思います。
それは当然なのですが、お母さんの怒り、いや、むしろ不安や悲しみが、お子さんをさらに追い込みます。
五月病?
いやぁ〜6月でなくて、よかった〜
とばかりに、笑い飛ばして、誰か、不安を話せる人に、言いたいことを聞いてもらえると、いいですね。