言うことを聞かせるヒント。
まず、聞く。
共感する。
私も、まだまだ失敗してしまうことが多いですが、若い頃は特に、お母さん方の話を伺い、一生懸命、答えよう、解決策を伝えようとしてしまったものです。
単に、話を聞いてもらいたいだけ、ということも多いのです。
いや、むしろ、本当に解決策を知りたいことの方が圧倒的に少ないのではないでしょうか。特に関係ができていないうちは、なおさらです。
これは、相手が子どもでも同じです。
まずは、聞く。
そして、共感する。
とても共感できない時は、
「なるほど…」
と言えば構いません。
無理して、
「わかる、わかる」
と言ってしまうと、ウソがバレた時に、かえって大変です。
それが、なかなかできないんです!
子どもの話を聞いていると、イライラしちゃって、話を遮って、
「そうじゃなくて、こうでしょ!」
と、イライラ全開になってしまうんです。
それも、当然ですよね。
一度や二度の話じゃありませんよね。
また!?
もう、いい加減にしてよ〜
という話ですよね。
ですから、もう、そう言ってしまっても構いません。
10回に1回ぐらい、
「うん。それで?」
と、遮るのを3分待ってくだされば、オーケーです。
たった3分でも、子どもは、お母さんが待ってくれたことをわかります。
その3分は、お母さんにとっても自信になるでしょう。
イライラしたり、お子さんの話を遮ったりするのは、もう構いません。
時々、10回に1回、話を聞いてみてください。
きだと、新しい発見があります。