比較しちゃいけない!
けど、比較しちゃうのがホンネ…
ならば、比較は、こうしよう。
イヤなこと、辛いこと、悲しいことがあった時、
「もっとヒドイことだってあったんだ」
という比較。
先日、遊んでいて、ケガをした子のケアを手伝いました。
骨折や出血などもないケガではありましたが、遊んでいて、ヒドく転んだとのことでした。
骨折したかもしれない…
と、彼は青くなっていましたが、しばらくすると、足も動くようになり、余裕が出てきました。
すると、
「骨折してなかっただけでも良かった」
と、笑顔も見えるようになりました。
もちろん、ケガは痛いのです。
しばらくは、大好きな体育も休まなくてはならないかもしれません。
お母さんに叱られる…
という想像もしたかもしれません。
が、骨折はしていなかった…
その、彼にとっての最悪の事態から見れば、もう晴れ晴れしいのですね。
比較というと、
・あの子は私より人気がある。
・アイツはオレより足が速い。
そして、
・だから、ワタシ(オレ)はダメなんだ…
という他人との比較、そして、自分のダメさを再確認する、という流れが発生しやすいのです。
どうせ比較するなら、イヤなこと、辛いこと、悲しいことがあった時に、もっとヒドイことも、あり得たんだ、と思えれば、最悪の事態は脱しています。
比較は、するなと言われても、自然としてしまうものだと思いますが、こんな観点も持っておくと、気持ちを早く明るくできます。