船頭多くして、船…
いろいろな人の意見を聞くことの大切さは、決断の怖さの隠れ蓑でもある。
お母さん!
ズバッと決めても大丈夫。
とりあえず、やってみて、違ったら、変えればいいから。
ワンマンは、どうも嫌われる傾向があります。
ワンマン経営…
など、あまりいい響きではありません。
まぁ、唯一、ワンマンバスだけは、さほど抵抗がありません。(かつて、バスに車掌さんが乗っていたという話を親から聞き、驚いた記憶があります…)
ということで、広く人の意見を聞くことの大切さが求められますが、船頭多くして、船、山に上る、のことわざの通り、リーダーの決断なくして、意見ばかりを募れば、船はどこに向かっているか、わからなくなります。
リーダーが目的地を決めてから、行き方の意見を求めるならいいですね。
リーダーが目的地を決められない不安を船頭さんに、しかも多くの船頭さんに求めると、どうも、うまくいきません。
学校での話にすると、塾にはいつから行くか、この習い事はいつまでやるか、どんな家庭学習をするか、などなど、選択肢は多様で、何が正しいかなんて、わかりません。
聞けば聞くほど、わからなくなる…
どうしたらいいのか…
本当に、もっともな疑問で、不安です。
そんな時は、とりあえず、一つ、何かやってみましょう。
そして、やらせてみて、どうかを見てみましょう。
アレコレ試していれば、
おっ!これか!
という何かも見つかります。
一発で、ピッタリの方法を見つけようなんて、しなくてもいいのではないでしょうか。
我が子に合った方法や選択肢を選べるお母さんは、デキるお母さんかもしれませんが、そうなると、お子さんもそれを、目指してしまうかもしれません。
それは、失敗や訂正、修正に、ひどく罪悪感や劣等感を植え付けることにもなります。
お母さんが、ズバッと決めたことは、常に正しいのです。
安心して、お母さんがワンマンに決めてください。
その安定感で、子どもも安心できます。