先生といい関係を築くのはいいこと。
そんなことは、わかってる。
けど、できないなら、どうするか。
1.子どもへの対応で疑問があるなら、できれば先生本人に、どうしてもムリなら主任、教頭などに相談する。
2.何となく、相性がなぁ…というなら、本当にちょっとした共通点を探す。
先日書いた記事が、転載されました。
書いた後、その記事について、あるお母さんと話していたところ、こんなことを言われました。
「先生、そりゃ、先生ともいい関係を築きたいですよ。その方がいいですよね。でも、そんなに簡単じゃなくて…」
なるほど、そうかもしれません。
誰かとトラブルになった時、よく話し合いなさい、なんて話は、当たり前のセイロンティーです。話し合って解決できるぐらいなら、悩んだりしません。
そこで、先生といい関係を築けないなら、どうすればいいかを考えてみました。
いい関係を築けないという時には、ポイントが二つあります。
まず、子どもへの対応に疑問がある場合です。
そうなら、それは、できれば本人に、ムリなら主任か教頭など、しかるべき人に相談をする時ですね。
そんな状態の時に、先生と信頼関係を…などというのは、ムリな話です。
もう一つは、先生の対応は、特別、気になることはないけど、何だか親しみを感じられない、というような時です。
そんな時は、ほんのちょっとしたことでいいので、共通点を探すのがオススメです。
私は、年度始めの時、新しい子ども達と出会ってすぐ、よくやっていたことです。
好きなこと、ものをたくさん聞きます。
すると、何かしら、共通点が見つかります。
この「共通点」というのは、以外に関係を改善します。
え?
この人、そんなのが好きだったの…
それが子ども達の人間関係を築くきっかけになることも、たくさんありました。
お母さんと先生も、同じです。
先生の中には、とっつきにくい人もいるでしょうが、意外な趣味を持っていたり、意外なこだわりを持っていたりします。
好きな食べ物、好きなこと、好きな映画や音楽…
もしくは、行ったことのあるところなんていうのも、話が広がりやすいネタです。
ほんのちょっとした共通点を探すことは、たとえ見つからなくても、関係を築く、大きな一歩なのです。