三角関係の大切さ。
もちろん、男女問題ではありません。
子どもとお母さん・子どもと先生・お母さんと先生で、程よい三角形を作る。
新しい学年が始まっています。
新しい学校、新しい先生は、どうですか?
あ〜あの先生になった!
よかった!
と、お子さんにも、お母さんにも言ってもらえれば、ありがたいですが、もちろん、
あ〜ハズレだ〜
と、言われてしまうこともありますね。
とはいえ、ハズレと決めてしまえば、何もかもがハズレになります。人間万事塞翁が馬で、本当は当たりもハズレもないのです。
どうすれば、少しでもこの一年が実り多いものになるかを考えたいものです。
そこで、大切なのは、三角関係です。
もちろん、男女問題ではありません。
・お母さんと子ども
・子どもと先生
・お母さんと先生
の三者関係を、程よく独立させ、程よく噛み合わせることが必要なのです。
全てを一致させようとしたり、どれか一つを軽視したり(時には無くそうとしたり…)すると、どうしてもバランスが崩れます。
「程よく」
でいいのです。
そして、「程よく」ということの中には、それぞれ、独立させること、つまり、秘密を少しずつ持つことが大切です。
・お母さんとお子さんの間だけの話
・お子さんと先生の間だけの話
・お母さんと先生の間だけの話
これらの中で、お母さんと先生の間だけの話が、程よく作れると、信頼関係が生まれ、どんなトラブルも、成長に必要な大事なステップにすることができます。
逆に、お母さんと先生が、二者だけの話を作れない関係では、それぞれの対応に疑問を、どこかで持つことになります。
その隙間風を子どもは見逃しません。
あえて秘密を作ろうとする必要はありません。
毎日の生活の中で、
「この話は、二人だけの間にしておきましょう」
ということになった時に思い出してくださればいいのです。
三角関係…
ちょっと嫌な響きですが、お子さんの成長を考える上では、必要な関係です。