雑でも早い方がいいか、遅くても確実な方がいいか。
大切なのは直すことをためらわないこと。
いくら早くても雑で、ミスが多いと意味がない!と言います。
確かにそう思います。
一方で、多少、ミスや粗さがあっても、仕事の早い人は、一目おかれるようにも思います。
さぁ、どちらがいいのでしょうか。
私個人は、多少のミスがあっても、早い方がいいのかな、と思っています。
なぜなら、そのぶん、直すことができるからです。
やることが遅い人は、それが本当にできなくて遅くなってしまう場合と、本当はできる、あるいはすぐできるようになるのに、失敗やミスを恐れて、なかなか始めない場合の二種類があります。
どうであれ、失敗やミスは起こり得ます。
ですから、やっては直し、やっては直しするしかないのです。
私自身、仕事が滞り、気持ちが滅入っている時は、失敗や批判を恐れているのです。
誰でも初めは失敗する。
失敗は成功のもと。
と、理屈ではわかっています。
でも、当事者になると、失敗や批判を恐れてしまいます。
つまり、克服すべきは、失敗や批判への恐怖です。
それは、直すことに慣れる他ないのです。
時々、子どもが何かを落としたり、こぼしたりすることがあります。
とてもマズイことをした…と固まってしまう子もいますが、なんのことはない。落としたら拾う、こぼしたら拭く。
それだけのことです。
やりながら直す。
素晴らしいことです。