大事な話をする時のヒント…
声を低く、小さくする。
先日、子ども同士のケンカがありました。
例によって、初めは、勝手に紙を捨てた、捨てないという、そんなに大げさなことではありませんでした。
でも、本人たちにとっては、大げさなことなのですから、興奮が興奮を呼び、大騒ぎになっていました。
そこで、私は本人たちだけでなく、全員を一度、座らせて、私を見るようにし、低く、小さい声で語りかけました。
興奮を興奮で抑えるのには、限界があります。
時には、大人も興奮することも大切だと思いますが、興奮は興奮を呼びます。
だからこそ、逆に声は、低く、小さいものにした方がいいのです。
低い声は、子どもの心を鎮めます。
声が小さいと、自分の声を小さくしないと聞こえません。
何より、声を低く、小さくすることで、大人の方が落ち着くことができます。
どんな言葉がお子さんの心に刺さるかは、わからないところも多いですが、何を言おうと、声を低く、小さくすることは、オールマイティの効果があります。
ぜひ、試してみてください。