会話って、大事。
でも、口下手なら、会話無しでもいい。
一緒に遊ぶことが、やっぱり大事。
先日、テレビ番組で、政治評論家の方が、
「会話が無くなってくると、派閥崩壊の危機」
と語っていました。
長年、政治家を取材しているうち、おや?何か変だぞと感じると、その派閥内で会話が減り、あいつはこう思ってるに違いない、と思いこみが蔓延し、最終的には疑心暗鬼になって、派閥は崩壊するのだそうです。
なるほど、確かにそうだなと思います。
クラスでも、会話はとても大事です。
一方で、口下手であることを、本当に気にしているタイプの子もいます。
そんな子は、必ずいるもので、ですから、会話が大事、会話が大事と煽りすぎると、非常なプレッシャーになります。
であるならば、一緒の空間にいるだけでもオーケーです。
可能なら、一緒に遊ぶのが一番です。
特に体を動かす遊びを一緒にやることは、会話以上の関係を築きます。
私の勤め先でも、大学生のスタッフがいますが、私が外から感じる以上に、コミュニケーション下手を気にしている人もいます。
例えば、電話に出てね、と、席を外すと、とても不安げなのです。
思えば、私も電話が苦手でした。
まぁ、仕方ないですね。
でも、そんな学生さんも、いてくれるだけで、子どもが勉強をやる気になったり、明るくなったりもします。
会話は大事ですが、一緒にいるだけでも効果はあります。もし、一緒に体を動かして遊べるなら、会話以上なのです。