子育ての言葉で要注意なのは…
「〜に決まってる」
子どもだけでなく、私はもちろん、多くの方にとって、決めつけられることは、とても嫌なことです。
「青木先生、また、会費を払うの、忘れましたよね?」
(まったく、いつも遅れるんだから、今回だって、忘れてたに決まってますよね)
と言われたら、やはりカチンときます。
まぁ、私の場合、本当に忘れていることも多いので、仕方ないとも思いますが…
子どもと話していて、こんな先生はイヤだということを話し合ったことがあります。
その時、多かったのが、
「決めつける先生」
でした。
不公平な先生が一位かと思いましたが、決めつけられるのは、本当にイヤなのですね。
なんで、そんなことを話し合ったのか、よく覚えていませんが、もう10年以上前のことなのに、決めつけを嫌がる心理については、とても心に残っています。
お母さんとしては、
「まぁ、それはわかりますが、日頃の行いがありますからね」
と、思われるかもしれません。
私も、上に書いたように忘れがちですから、確かに仕方ないとも思っています。
が、そうだとしても、決めつけが当たり前になるのは逆効果です。
先日、借りている駐車場の管理会社に用があり、電話をしたのですが、その時、
「あ、青木さんね。いつもキチンと支払ってくださるからありがたいんですよ〜」
と言われました。
かなり前のことですが、振り込みを忘れたり、最初の頃は額を間違えたりしたこともあったのです。
が、
「いつもキチンと支払ってくださるからありがたい」
と、一喝されてしまったことで、
「これは、遅れられないぞ〜」
と、気合が入ってしまいました。
実際、その後、遅れたことはありません。
決めつけが嫌なのは、大人も子どもも一緒。
しかも、特に悪い方に決めつける発言は、子どもをさらにそちらに進めることにもなります。
「〜に決まってる」
は、要注意です。