私が失敗した、子どもへの言葉とは…

私が失敗したなぁ、と思っている言葉…

「あなたは、賢いね」


これは、一見、褒める言葉、認める言葉です。
もちろん、私だって、言われれば嬉しいと思います。
ところが、子どもから、
「先生、賢いね〜」
と言われたら、ちょっと違和感があります。
状況によっては、イラっとしそうです。

つまり、賢いね、などと褒める行為は、目上の人から目下の人へすることなのです。

この「褒める」ことで、子どもを動かそうとすると、それは、誘導であるだけでなく、大人への依存を必要とすることになってしまうのです。

では、どうすればいいか…
「頑張って仕上げたね」
とか、
「長い時間、集中していたね」
などと、労う言葉の方が、自立心のある子どもを育てるのです。

「賢い」
「能力がある」
「できる」

ことを褒める行為は、無意識でやってしまうことに、恐ろしさがあります。

私の場合、当たり前に、こういう言葉を使っていました。今でも、つい出てしまいます。

それだけ、先生は、大人は子どもの上から評価して、思うように動かさなくてはならない、という価値観が染みついているのです。

そういえば、こんなことがありました。
大学生のアルバイトさんに、窓拭きをお願いしたのですが、マジメな彼女は、黙々と取り組んでいたので、
「長い時間、よく集中してやってたね」
と声をかけたら、とても嬉しそうでした。

「さすが、窓ガラスをキレイにしたね。上手だね」

と言っていたらどうなのでしょうか。
まぁ、ケンカにはならなかったでしょうが、そういう上から評価をいつもしていたら、うるさいなぁと思われたかもしれません。

成果の良し悪しを評価せず、取り組みについて声をかけることが大切です。

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