行動こそ、人生を動かす。
そんなことはわかっているけど、できない…
ならば、その前に止まっていることこそ、行動のもと。
実際にやってみること、動いてみることは、たとえ失敗したとしても、大いに得るものがあります。
ですから、どんな結果であれ、お子さんがやってみたり、動いてみたりしたことは、認めることが大切です。
とはいえ、私もそうですが、何かをやること、とくに新しいことや苦手だと思っていることを始めるのは、なかなかハードルの高いことです。
そして、動けずにモジモジしている自分を責めてしまう。
すると、さらに動くハードルは上がってしまいます。
だからこそ、動けずにいることを積極的に認めることには価値があります。
飛行機が離陸する時、同じ大きさの飛行機でも、国内線で近距離を飛ぶ時と、国際線、中でもロンドンやパリ、ニューヨークのように長距離を飛ぶ時では、滑走路を走る長さが違うそうです。
それは当然ですよね。
積んでいる燃料の量が違います。
お子さんがモジモジして、なかなか動かない時、お母さんとしては、イライラしたり、不安になったりすることも多いと思います。
時には怒鳴ってしまうことだってあるかもしれません。
お子さんがモジモジしているのは、大阪や岡山に飛ぶレベルではなく、ロンドンやパリ、ニューヨークに飛ぶための給油だと考えてみてはどうでしょうか。
ぜひ羽田空港に行って、飛行機の離陸を見ながら、滑走距離を見てみてください。気分転換にもなるでしょうし…
長いこと給油したお子さんが飛ぶ気になったら、スゴイですよね。
ただし、お母さんにとって、飛んで欲しいタイミングに飛ぶとは限らないのが、悩ましいところです…