ホンネは、思ったよりもシンプル。
何かあった時は、シンプルなホンネを探してみる。
え?
と驚いてしまうようなシンプルなホンネが、今、お母さんが困っていることを解決するかもしれません。
一番、わかりやすいと思うのは、ケンカなのですが、何か気になることが起きた時、シンプルなホンネをお子さんが言いたいのだ、とわかると、アッサリ解決することがあります。
ある女の子同士のトラブルがあり、いろいろ聞いてみると、実はその場にいない、別の女の子に無視されたのが、イヤだった、ということがありました。
話はそれでも終わりません。
さらに聞いてみると、
「私も、あの子みたいに、人気者になりたい」
というヒーロー(?)、ヒロイン(?)願望でした。
この、ヒーロー、ヒロイン願望は、意外と多くの子どもたちにあります。
しつこく友人トラブルがある場合、その子は、涙ぐましいまでに、みんなから見てもらおう、笑ってもらおうと努力していると感じることも多いです。
当然、大人はもちろん、子ども同士でも、それは迷惑なことなので、否定されることが多くなりますよね。
すると、意固地になって、さらにやる、ということにもなります。
出発点は、
「ボク(ワタシ)をもっと見て〜」
「ボク(ワタシ)をもっとホメて〜」
という、実にシンプルなものである、という仮説は、今、お母さんがお困りのことを解決する意外なヒントになっているかもしれません。