お子さんに日記に書くネタを求められたら、こんな楽しみを提供したい。

本当に子どもの心を温める、楽しみを取り戻す!

 

それは、派手で、お金のかかることではない。

同じ時間を過ごすこと、そのものが楽しい時間。

 

 

私の勤めている学校では、多くの学年で、毎日の日記が宿題になっています。

すると、

「今日、書くことない〜」

と、お子さんがお母さんに言うこともよくあります。

 

そこで、よし、明日はこれをしてあげよう、土曜にはここに行ってあげよう、というわかりやすい出来事を用意してあげたくなることもあると思います。

 

あるいは、そういうことを用意してあげるのが親の責任、という感覚になるかもしれません。

 

しかし、日記というのは、そういうイベントの報告書ではありませんし、そもそも、楽しいことは、派手で、わかりやすく、お金がかかるものではないと思います。

 

私の場合、両親が働いていましたし、帰宅の遅い父が、朝食の時に起きていないこともよくありました。

 

すると、両親がいて、ダラダラとテレビを見たり、おしゃべりをしたり、という何ともない時間が、本当に楽しい、いい時間だったのを覚えています。確か、だいたい土曜日の夜がそうでした。

 

子どもの頃、こんなところに行った、こんなことをした、というイベントの思い出もありますが、今思い出しても、心がホッとするのは、そんな土曜の夜なのです。

 

おせち料理が毎日続いたのでは、ありがたみがありません。

クリスマスのご馳走が毎日続いたのでは、胃がやられます。

お誕生日のパーティーが毎日続いたのでは、毎日が単調になります。

 

湯気の上がる白いご飯と、出汁の効いたお味噌汁。

そして、卵焼きと焼き魚。

 

そんな当たり前の朝食を継続することは、むしろ、とても難しいことです。

もちろん、それはたとえです。

ご家庭によって、パンとバターであったり、おかゆであったりしてもいいのです。

当たり前の、ごくノーマルな朝食のテーブルを家族で囲むことは、素晴らしいことです。

 

しつこいようですが、朝食もたとえです。

お父さんやお母さんの仕事や家庭環境によっては、家族が揃って食卓を囲むことができない場合もあるでしょう。(実際、私の実家はそうでしたし…)

 

本当に子どもの心を温める楽しみを取り戻したいものです。

それは、当たり前の、何でもない時間、みんながいてくれさえすればいいのです。

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