期待に応えたいという気持ちは、諸刃の剣。
やはり、期待には応えたい。
そして、評価されたい。
それは、自然な気持ちだけれど、応えようとし過ぎると、苦しくなる。
いい子のお母さん!
お子さんは、何か心に溜めてはいませんか?
先日、とあるテレビ番組から、取材の話があり、局まで出かけて、インタビューを受けてきました。
結局、その番組の中で、私が答えた部分そのものがカットになり、収録にも呼ばれましたが、やはり、まとめてカットでした。
どうも、そうなることは、収録の日に言われましたが、放送前にネタバレになるのも良くないと思い、ブログにも書きませんでした。
さて、そこで見つけたのは、私の答えが悪かったからカットになったのかなぁ〜と、何の根拠もなく、しょげてしまった自分でした。
もしかしたらそうかもしれないし、全然、違うかもしれない。
その番組のテーマが、中高生中心であったことから、おそらくは、私のインタビュー内容云々よりも、テーマそのものが不要になったからだろうとは思いますが、ここでも、期待に応えたい自分を感じて、やっぱりなぁ〜と再認識しました。
私は、学校の現状やアクティブラーニングなどについて、私の感じたことを話しました。
もう、それでいいのです。
局の人のイメージに合わせる必要はないのです。
必要以上に誇張したり、あるいは、言わない方がいいことを言ってしまったりして、その場で重宝がられたところで、意味はない。
期待に応えたい心理は自然なものですが、自分の軸を固めることは、おそらくそれ以上に大切です。
お母さん、お子さんは期待に応えようとし過ぎていませんか?
そういう子は、聞き分けのいい子として、よく評価されると思いますが、ドロドロの汚いホンネにも目を向けてあげることは、とても大切です。
どんなことも、「過ぎ」は、よくないようです。