バイト罰金問題に思う、ペナルティーの効果と対策

ペナルティーに効果はあるのか…

ペナルティーは、支払えばいいんでしょ、と言われた時に返す言葉がない。


先日、ある大手コンビニチェーンで、欠勤したアルバイトに罰金を課していたことが問題になりました。

私は、今年、放課後の預かりを担当しているので、アルバイトさんと接する機会も多いですし、お給料の管理もしています。

「そうなんだ…バイトが欠勤する時は、代わりを探させるなんて、できるんだ〜」
と、まずビックリしてしまいました。

放課後の預かりは、午後〜夕方がメインです。
そして、私の勤める学校は、便の悪いところにありますから、大学生を安定して確保することは、けっこう大変です。

あちこち電話やラインをして、何とか人数を確保していたのは何だったのかなと思いました。

さて、話はペナルティーです。
今回のコンビニ店での罰金が、法的にどうかというと、おそらくダメなのでしょうね。

それはそれとして、そのペナルティーがバイトのやる気を引き出すかどうか、という点で考えてみます。

これって、お母さんが帰るまでに宿題をできていなかったら、罰としてオヤツを抜くよ、ということと、考え方としては同じです。

・○○ができなかったら、△△を取り上げる

罰則の提示です。
嫌なことを提示すれば、避けるだろう…
一見、筋が通っています。

が、これは、私が思うところでは、うまくいきません。
なぜなら、

「はいはい。△△を渡せばいいんでしょ」
ということになってしまうからです。

私が担当しているお預かりシステムでは、お迎えが遅れることは、ほとんどないのですが、もちろん、多少はあります。

そんな時に、
「はい、1分ごと100円です」
と、ペナルティーを課していたら、逆に、
「今日は30分遅れるので、3000円払います」
と言われた時、返す言葉がありません。

現実問題として、ある種のペナルティーは必要でしょうが、何かを改善するための方策としては、効果はない、むしろ悪化させるというのが、私の考えです。

では、やめさせたいことをやめさせるには、どうするか…

まずは、何に困っているのか、何のために良くないことをしているのか、を考えることです。

たとえば、宿題をしない。
何度言っても、やらない。

何に困っているのでしょうか。
実は、やり方がわからないけど、言えないでいる、ということはありませんか?

あるいは、何のために宿題をしないのでしょうか。
実は、そうやってお母さんに叱られることぐらいしか、お母さんに関わってもらえない、とその子が感じている可能性はありませんか?

その困り事にも、何かしらの目的があります。
それをとらえることが、解決の重要な糸口になるのです。

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