人よりもよく見せたい。
人より上でありたい。
それが苦しみのもと。
結局、私は、私で、いいみたい。
人との比較が、自分を苦しめると言います。
まったくもって、同感です。
が、誰かと比較しないと、自分をわからない、というのも、また事実だと私は思うのです。比べずにはいられない…
私も、人よりよくありたい、上でありたいという気持ちが、確かにあります。
どうすれば、他人軸から自分軸に移れるか。
それは、徹底的に自分を認めることです。
他人の目、誰かの評価、人との比較にまみれて、自分が見えなくなっている自分も素晴らしい!
こんな失敗をして、恥をかいたことも素晴らしい!
また、洋服を買ってしまった…なんでこんなに…
と、後悔するのも素晴らしい!
一度、ダメな自分を認めることができるから、他人の目線から外れることができるのです。
私は、子どもたちと関わる時、失敗した時こそ、認めるチャンスと思い、励ましてきました。
子ども自身が、そんな自分も素晴らしいと心から思えるために時間が必要なことも多いです。
どんな言葉掛けよりも、大人自身が、自分を認めていることが一番、効果的です。