出るとなったら、出し切る。
とことん。
どんな怒りも、たとえ身勝手なものでも、とりあえず出し切ることで、冷静な思考ができる。
毎日の生活では、嬉しいこともあれば、悲しいこともあります。
腹が立って仕方がないことだってあるし、思い出し笑いしてしまうような時もあるでしょう。
いずれにせよ、感情は出し切ることが重要です。
どんなワガママな怒りも、出てきたなら、とことん出すことが、次のステージに進むために必要なのです。
子どもは、子どもなりに十分、気を遣っています。
こんなに身勝手な怒りは、言いづらい、という気遣いもあるのです。
だとしても、お母さんが、それを受け止めることで、次に進むことができます。
実は私も、先日、ものすごく不安になることがありました。
あ〜
不安になってるなぁ〜
怖いなぁ〜
と思いました。
とことん、不安になることにしました。
怖がっている自分を認めました。
すると、
「大事なことは何だっけ?」
「気にしても、仕方ないことは何だっけ?」
と、冷静な思考ができるようになってきました。
お子さんの不安感や怒りは、安心できる人が受け止めてくれることで、かなり収まります。
揺れた感情がひと段落ついたら、冷静に考えることもできます。
いくら相手が我が子とはいえ、興奮している人と接するのは、心のエネルギーが必要です。
ですから、お子さんの激しい感情を受け止めた後には、お母さんのケアも必要ですね。
美味しいランチか、ケーキか、はたまた買い物か…
それを思い浮かべて(?)、怒りや悲しみを受け止めてほしいな、と思います。