12年前、何をしていましたか?どんなことを思っていましたか?
振り返ってみると、この1年を力強く、進んでいける。
先ほど、テレビをつけてみました。
すると、
「酉年は、実りの前の、種まきの時」
と、解説をしている人がいました。
ニワトリが先か、タマゴが先か、確かに「トリというと、タマゴとセット」という気がします。
酉年の意味、いわれなどは、ご関心のある方は、さらにネットなどで調べていただけるといいと思いますが、私が面白いな、と思ったのは、12年前を振り返ると、新しい発見があるということです。
私にとって、12年前は29歳の年。
今、大学3年生(春からは4年生)になっている子達を3月まで担任し、4月からは、新校舎建て替えの準備業務のため、担任を降りた年でした。
つまり、私の今の勤務先で、一区切りついた年、担任だけでなく、学校の業務を幅広く取り組むようになった年です。
正直なところ、当時の私は、あまり明るく、前向きな状態ではありませんでした。
やはり、担任として子ども達と過ごしていたい、という気持ちも大きかったです。
中学年の担任を4年間して、さあ、高学年に進もう、という流れでもありました。
自分のキャリアがズバッと絶たれたような気になっていたのだと思います。
ところが、12年経って、思うことは、私が担任に専念することなく、いろいろな経験をする機会を得たことは、本当にありがたいことだったということです。
12年前の1月に担任していたクラスは、私にとって2回目ということもあり、少しゆとりを持って取り組むことができました。毎日、とても楽しく、1つの実りとも言えたでしょう。
それを手放して、次に新しい種をまくということは、精神的には、ちょっと辛いところがあるのも当然です。
今年は、私にとって、1つの実りを感謝していただいた上で、それを手放し、新しい種をまく年になりそうです。
具体的には、このブログを始め、私が個人として取り組んでいること、書くこと、話すことなどを、もっと広げていきたい、と感じています。
このブログをいろいろな方にお知らせしてくださったなら、本当に嬉しいです。
他にも、何か書いたり、話したりするご縁があれば、よろこんで取り組んでいきたいと思っています。
どうも、最近はこういう気持ちが強く湧いてきます。
理由はわかりませんが、自分の中から湧き出るものには、力があります。
そして、12年前を振り返り、
「そうだった、あの時も、多少、辛かったけど、新しいステージに上がったんだった…」
と思えたことで、さらに力強く、進んでいけそうです。
さて、あなたは12年前、どうされていましたか?
もしかしたら、仕事をしていたけれど、お子さんの妊娠や出産を機に、一区切りつけよう、など、実りの刈り取りと、新たな種まきをされたかもしれませんね。
明日からは、もう仕事という方も多いと思います。
三が日、最後の晩に、12年前を思い出してみませんか?
きっと、今年の歩みが、さらに力強くなると思います。