イライラした時は、数えると納得できる。
昨日、武蔵境の駅前にあるイトーヨーカドーに行きました。もう夜も8時近かったとはいえ、駐車場フロアのうち、一番下の5階だけは、満車マークになっていました。
とは言っても、この時間ですから、本当に満車というわけではありません。ポツポツ空いているのが見えました。
さて、車を5階に進め、一番エレベーターに近い車路は、無理そうなのでやめて、その一つ手前の車路で、予想通りにスペースを見つけたのですが、車を停めて、エレベーターに向かうと、一番近い車路に一台、空きがあるのに気づいてしまいました。
この時の悔しさと言ったら、ありません…
あ〜ダメモトで、こっちの車路に来ておけば…
そう考えた次の瞬間、
「待てよ…こっちのスペースから停めたところまで何歩だ?」
と思い、数えつつ戻ってみました。
そこでわかった歩数は、なんと!
32歩!
スゴイですよね。
たった32歩の損に思い悩んでいたのです。
おかげさまで、まだ足腰も痛くはありません。
体調もバッチリです。
満車マークにもかかわらず、一番下の階に停められたというのに、わずか32歩の損に悔しがるとは、自分でもビックリしてしまいました。
他人の目から見ると、こんなバカげた話はありません。
けれど、当の本人は、真剣に腹を立てたのです。
同じようなことは、クラスでもたくさんあります。
きっと、ご家庭でもあると思います。
腹が立って仕方ない時、特に、
「損したなぁ!」
という気持ちの時は、どれぐらい損をしたのか、数にしてみることをオススメします。
数にした時に、
「なるほど、こんなに損をしたのか〜」
と納得できたなら、腹を立てている価値があります。
でも、
「え?たったこれだけのために、こんなに怒ったの?」
と感じたなら、自分を笑ってしまうことをオススメします。
結局、損をしたくないんですね。