子育てで、何か困りごとがあるのなら、これをちょっと意識してみませんか?

逆をやってみると、思いもよらないことが起こる。

 

 

もう、10年以上前のことです。

私が、担任になって、まだ数年という頃でした。

 

私の勤める学校の算数は、かなり多くの量をさせるという面があります。

この話は、3年生の算数なのですが、大きい数のたし算という単元では、7桁+7桁など、桁数も多く、繰り上がりもある計算をA4問題集で3ページ、一気にやる、ということもあります。

 

すると、もう多いというだけで、やる気がなくなってしまう子もいるものです。

本当はできるのですが、一度に多くのものを提示してしまうだけで、やる気がなくなってしまうのですね。

 

さて、そんな時、10年前の私は、ただ、直球勝負でやることだけを求めていました。

それでやり始めてしまえば、ほとんどできてしまうのですが、石のようになって、やらない子もいたものです。

 

そんなある日、私は、逆をやってみよう、と思い、

「じゃ、先生がやっちゃうね」

と言って、その子の横に座り、何問か解いてみせたことがあります。

 

もう、何度か説明したことであっても、ポイントをわざと丁寧に伝え、繰り上がりは、ここに書くと見やすいね、などとずいぶん、優しく語りかけました。

 

そして、だまって鉛筆を渡すと、あとはその子も、黙々と解いていました。

 

これを甘やかしとみるか、出足の背中を押してあげたとみるか、もう、私にとっては、どちらでもいいのです。

 

少なくとも、その時、たくさんの課題を目の前にして、やれずにいたその子が、やり遂げることができたということで、もういいのではないでしょうか。

 

そして、その子が何かあるたびに、いつも私に甘えてきたか、というと、そんなことは全くないのです。むしろ、手がかからなくなったぐらいです。

 

このあたりのやり方は、人によって違っていいのです。

大事なことは、当たり前だと思っている取り組み方の逆を試してみると、意外な結果を生むということです。

 

ですから、私にとって、この取り組み方が当たり前になってきたなら、あえて、

「やかましい!やれ!」

ということが、事態を動かすことも、大いにあるわけです。

 

あなたが当たり前だと思っていることは、どんなことですか?

 

毎日の用意を自分でするのが当たり前。

冬休みに入っても、朝は7時に起きるのが当たり前。

 

その当たり前で、困っていないなら、問題ありませんが、何か困っていることがあるなら、大人から見て当たり前のことが、子どもには当たり前ではないかもしれない、と意識することだけで、少し風穴があきます。

 

子どもは、大人が決めた、当たり前の枠組みを壊そう、壊そうとしているのかもしれません。

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