思い込みってもったいない。
こうに決まってる…
そう決めつけて、思い込んで、損していませんか?
先日、板橋の方にある幼稚園でお話するため、車を走らせました。
お約束の時間は午前中。
当然、渋滞します。
なんとか間に合って、ホッとしましたが、本当にヒヤヒヤしました。
私にとって、板橋というところは、ほとんど縁のない土地です。
が、途中の道のりは、大学時代に何度も通ったものなのです。
新青梅街道、千川通り、環八…
中でも、環八は渋滞の代名詞。
もう、うんざりした思い出ばかりでしたから、ナビを無視し、当時の経験を頼りに、千川通りをメインルートに選びました。
さて、いざ帰り道。
帰りは余裕がありますから、ナビに任せて、国道と環八で帰ります。
すると、ガラガラなのです!
もちろん、対向車線もです。
行きから時間が経ったというのも大きいですが、要所要所、工事が終わっていて、渋滞対策がされているのですね。
思い込みって、怖いな、と思わされました。
他にも、スタバは、いつも混んでいる。座れないだろう…
それが前提になっているようで、私がソファに座ってブログを書いていると、斜め前の影になったテーブル席が空いているのに、チラッとこちらを見ただけで、
「ほら、やっぱり〜」
というイライラをまとって、やけに早足で去ってしまうことも多いのです。
私のよく行く、吉祥寺のキラリナというビルにあるスタバは、お客さんも多く、確かに満席であることが多いですが、席数も多いので、ちょっとタイミングをずらすと、座れることもかなりあります。
結局は、吉祥寺で一番、座りやすいスタバだと思います。
でも、よく確かめもしない。
こういう思い込みは、子育ての場でも、損を招くのではないでしょうか。
「ウチの子、これは苦手だから」
ホントですか?
私は、何度も、
「そうですか?私の目には、そう見えませんがね」
と、お母さんに話したことがあります。
でも、
「いやいや、そうなんですよ。私、わかってますから」
と、言われてしまうことがあります。
もったいないですね。
どうせ思い込むなら、
「ウチの子は、素晴らしいに決まってる」
と、決めつけて欲しいものです。
損な思い込みって、実は「どうせ星人」の特徴でもあります。
「どうせ環八は混んでいる」
「どうせスタバは座れない」
「どうせウチの子はこれができない」
あなたの言葉に「どうせ」が付いたら、要注意。
もったいないですよ。