大切にしたいこと…
それは、子どもでも、誰でも、あんなに嫌いなアイツでも、尊重すること。
一番、イヤなこと…
それは、バカにされること、見下されること、流されること。
これらは、同じことを両面から見ただけの話です。
どちらの表現から考えても、お伝えしたいことは同じです。
子どものケンカを見ていて…
私自身が生活の中で感じたことを振り返ってみて…
いろいろな人と話をしていて…
こう感じます。
大切にされた。
尊重された。
と感じた時には嬉しくて、自分に価値があるように思えて…
バカにされた。
軽く扱われた。
と感じた時には腹が立って、自分のダメさ加減を突きつけられたような気がして…
だから、相手が誰でも、イヤなアイツこそ、尊重することで、心の波風は、ずいぶん減るように思います。
子どもは、まだ経験も足りず、失敗も足りない。
だから、あれもさせておかなきゃ、これも教えておかなきゃ、そういうことも言っておかなきゃ…
まぁ、そうなのですが、子どもなりに経験してきたことがあり、考えていることがあり、予想していることがあります。
「なるほどね」
その一言だけでもかまいません。
それも、尊重につながる言葉です。
気をつけないと、教えよう、失敗させないようにしよう、というお題目の下、
「いや、そうじゃなくてね」
と言葉を始めてしまいがちです。
正しいことを教えてほしいけど、否定ありきでは、聞けなくなりますよね。