たとえ親子でも、きっと別々の宇宙を持っている…
そんなこと、当たり前だと思うかもしれない、もしくは、そんなはずはない!と腹が立つかもしれない。
どちらにせよ、これを時々、思い起こすことは、お母さんの肩の力を抜くチャンスになる。
私は、駅でぼんやり人の流れを見ているのが好きです。
吉祥寺に詳しい方ならわかると思いますが、キラリナにあるスタバのガラスぞいの席に座ると、コンコースを行き交う人達がたくさん見えて、なかなか勉強になります。
お〜こんな着こなしがあったか〜
おや…この二人の関係は、怪しいなぁ…
まぁ、全て余計なお世話ですが、仲良く手をつないでいる初々しいカップルだって、グズって座り込んでいる我が子にイライラを隠さないお母さんだって、何をするでもなく、ベンチに座っているようにみえるおじさんだって、一人一人の心の世界は、別々にあるんだろうなぁ…と想像すると、とても楽しくなります。
「親子でも違うんですね〜」
お母さん方の話を伺っていると、よく出る話です。
ある意味、当たり前のことです。
逆に私の子なんだから、こうに決まってる!とイライラされる方もいることです。
お母さんにとってのお子さんは、特別で、格別で、愛情なんて、簡単な言葉では言い表せない関係だと思います。
ですから、言葉にしてしまえば、当たり前の
「親子でも違う」
ということは、時々、あえて意識することで、
「そうか…まぁ、いいか」
と肩の力を抜くチャンスになるようです。
違う宇宙を持っていても、えっ?というタイミングで重なることもありますね。
それは、とても幸せな時間だなぁ…と思います。