いちいち、反抗されたり、反発されたりして、お困りではありませんか?
もし、そうなら、少し視点をズラすことを試してみましょう。
私、最近はお風呂に入った後、毎回、壁やバスタブ、鏡などを拭いてから、上がっています。
ちょっと前までは、お風呂掃除が面倒で、というよりも、やろうなどとあまり意識もしていませんでした。
が、妻の両親がフラリとやってきて、掃除をしておいてくれた、と聞き、刺激になったのでした。
これは、宿題やすべきことをしないでいるお子さんにとって、先生や友達のお母さんに叱られたようなものでしょうか…
ちょっと距離のある人、よく思われていたい人からの刺激は、それなりに効果があります。
とはいえ、そんな刺激は、わりとすぐに忘れてしまいます。
妻の両親が来るのは、頻繁なことではないし、頻繁になったらなったで、それが当たり前になります。
私のお風呂掃除で言うと、お風呂の壁を拭いている時、ホテルのピカピカなバスルームを思い出したのです。
汗をかいて午後にチェックインし、シャワーを浴びる幸せ…
そして着替えて、用を済ませて夜に戻ると、またピカピカになっているのはなぜか。
それは、ターンダウンサービスで、また拭いてくれているからです。
そうか…
拭けばキレイなのか…
そして、そういうホテルでは、それが当たり前なんだ…
と思いあたり、
「ここは、高級ホテル‼︎」
ということに決めたのでした。
そして、お風呂を拭いていて気づいたことは、お風呂から出て、洗面所で寒くないのです。かえって体が冷えないのですね。
これは湯冷め防止にもなるのか〜と思い、よりやる気になっています。
勉強をするのは、あなたのため。
あなたの将来の選択の幅を広げるため。
宿題を早く済ませれば、後が楽。
靴を揃えて脱ぐ癖ができていないと、将来、恥ずかしい。
それはそうです。
が、そんな正論は、アタマではわかっているのですよね。
「もう、わかってる〜」
という、何万回言われたかわからない言葉が返ってくることになります。
だとしたら、何かをさせたいなら、お子さんが思ってもいないような視点を見せないといけません。
宿題をするのはなぜか…
→お母さんの機嫌がよくなって、おかずを一品増やすため。
朝起きて、顔を洗わなくちゃならないのはなぜか…
→顔がピカピカになって、男の子(女の子)にモテるから。
など、肩の力が抜けて、なおかつ、ちょっとホントかな?と思うようなことがいいですね。
そして、1つうまくいったからと言って、いつまでもそれではダメです。
うまくいかなくなったら、次の視点…
そんなことをしているうちに、習慣化できたら、もう大丈夫。
習慣化するまでの間は、お母さんの時間と心のエネルギーを使ってしまいますが、それまでの頑張りです。
お子さんは、そうやって大人が一肌脱いでくれるかどうかを見ているような気がします。
やれやれ‼︎
だけでは、難しいようです。