マジメで、キチンとしたお母さんが2年越しで、やっと至った境地とは…

「もう、疲れました、私、いつまで子どもを見張ってたらいいんでしょう…?」

かつてのクラスで、あるお母さんが遠い目をして語られた言葉です。

このクラスは2年間担任したのですが、お母さん方とのお付き合いも2年目になると、かなり打ち解けたもの…親しいという意味ではなく、ホンネに近づけるという意味で…になります。

本当にまじめで、一生懸命なお母さんでした。
朝は冬など暗いうちからお弁当作りなんて、当たり前。
ちょっと何かあれば、送り迎え、そして面談では、少しでも遅れているところがあれば、家で補うので教えて欲しい、と繰り返し言われました。

嫌な感じ、責めてくる感じなんて、全くないのです。
本当に感じのいい、キチンとした方でした。

そして、お子さんの成績だって、悪くなんてない。
むしろ、いい方でした。
私の勤めている学校では、4年生からは、テストが始まることもあり、4年生になってからは、復習の時間も増やされたそうです。

表面的には、何の問題もない…

でも、お母さんはヘトヘトでした。
やっても、やっても、気になるところは消えないのです。

漢字テストで一問間違えたから復習…
そして、その字はオーケーになりますが、気づけば、算数で、あんな簡単な計算ミスをするなんて〜

私は、お話を伺い続けました。
こういう時は、
「お子さんは大丈夫ですよ。もう復習も減らしていいてますよ」
という正論ではダメです。
お母さんの納得がいくまで、限界になるまで、一緒に待ちます。

そして、とうとう、冒頭の言葉になりました。
これは、マジメで、キチンとしたお母さんの白旗です。

これだけの言葉を担任に語るのに、2年間かかる。
私には言いづらかったという面もあるかもしれません。

が、これ以降、このお母さんから面談をお願いされることはありませんでした。

お子さんは、変わらず頑張っていました。
トップではなかったけれど、成績も良く、中学受験でも、なかなかの出来、少なくとも本人が志望していた学校に進みました。

そろそろ、番人は辞めますか?
まず、グチってみますか?

え?
いつもグチっている?

では、お子さんのグチも聞いてみましょうか。
意外な困りごとに気づけるかもしれません。

ブログ(最新記事)

最新記事が下に表示されます。

新しい環境で、友達をどう作る? ()
仲のいい友達は、どう作る?新学期、新入学のシーズンです。新しい学校、新しいクラスで、さっそく友達ができるかどうか、心配だという子も多いでしょう。どんな話をすればいいか、不安になったら、どんな小さなことでも共通点を見つけましょう。分かりやすい何でもいいので...
>> 続きを読む

愛情の限界は、どこか? ()
体力の限界はあるかもしれない。けれど、愛情に限界はない。愛情とは何か、うまく表現したり、定義したりするのは難しいのですが、限界はないなぁと思います。愛情を目に見えた形で表す必要はない、あくまでも心の中のこととした時、どこまでも広げられるような気がします。...
>> 続きを読む

得手不得手があることに気が滅入ったら読んで欲しいこと。 ()
得手不得手があるから、人と繋がれる。デコがあるから、ボコの価値がでます。デコとデコでは、繋がれません。ボコとボコでも、同じです。自慢ではありませんが、私にはできないことがいっぱいあります。でも、私にできないことが得意という人もたくさんいます。もちろん、そ...
>> 続きを読む

講演のご依頼はこちらから

現在、自主開催の講演、セミナーなどはおこなっておりません。ご希望の方は、以下のエージェントからご相談ください。

 

<講演依頼のSpeekers.jp | 青木洋介講師プロフィール紹介ページ>

 

<DMM講演依頼>

 

<講師講演ナビ>

お問い合わせ

青木洋介への原稿執筆、取材についてのお問い合わせは、下のフォームから受付して

います。

24時間・365日、お問い合わせ

可能です。

 

※平日3日以内に返信がなかった

場合、お手間をかけますが、再度、

お問い合わせくださいますよう

お願いいたします。

メモ: * は入力必須項目です

お気軽に