上手にお子さんに伝える秘訣…
肩の力を抜く。
例によって個人的な話ですが、私は肩コリになりやすい人で、疲れが溜まったり、調子が悪くなりかけると、肩がコリ、頭が痛くなります。
もう、無意識のうちに、アタマの中でアレコレ考え、肩に力を入れているのでしょう…
そんな力んだ調子で、子どもと関わっても、何かうまくいかない感覚が残るような気がしています。
数十人の子どもを前に、毎日を円滑に回していくためには、力んで声を張り上げたり、体を使って何かを訴えたりする必要もある反面、そればかりでは、子どもの方が疲れてしまうように感じます。
若い先生は、そうでもないのです。
先生も年を重ねて、経験も積むと、やはり重みが出てきます。
そうなると、全力でこられすぎると、
「お腹いっぱい」
とでもいう感じで、受け止めきれないのでしょうね。
力むことで、何かオーラでも出るのか、そのあたりはよくわかりません。
が、何か人に伝わるものがあるように感じます。
ですから、何かを人に伝えたい時は、肩の力を抜くことが大切です。
もちろん、いつでも軽くていいかというと、それは違います。
ここぞという時は、グッと腹に力を入れて、テコでも動かない強さ、力みが必要です。
このバランスが、必要に応じてできるようになりたいものです。