今日は、無性にスタバに行きたくなかった…
だったら、行かなければいいのです。
が、心の中には抵抗感がありました。
予定を変えるのは、心の抵抗があるけれど、素晴らしい経験。
今朝、私はいつものように、出勤前にスタバでコーヒーでも飲もうと思っていました。
家を出て、秋晴れの気持ちの良さに誘われて、井の頭公園の中を歩いていると、七井橋まで来ていました。
そこで、無性にスタバに行きたくない自分に気がつきました。正確には、コーヒーが飲みたくない気持ちになっていました。
なら、やめればいいのです。
300円浮きますし…
でも、心の中には抵抗感が湧いていました。
予定を変えることって、何となくイヤなのです。
たかがコーヒーを飲むか飲まないかで、七井橋のたもとで逡巡していた私に気づいた人はいないでしょう。
やけにゆっくり歩いている人がいるなぁ、と思った人さえいないでしょう。
でも、当の本人にしてみると、結構な嵐が心の中で吹き荒れていました。
予定を変えることへの抵抗感、不安感は、子どもによっては、思っている以上に強い場合があります。
このブログを読んでくださっているお母さん方の中にも、子どもに予定を変えさせようとして、苦労している、したことのある方がいらっしゃると思います。
多くの場合、予定変更は、大人の都合なので、お母さんの心の中に罪悪感や、またやっちゃった…という失敗感が湧いてしまうかもしれません。
冷静に考えればわかることですが、日常は予定変更の連続です。
ですから、予定変更に慣れておくことは、本当に大切なことです。
そう考えれば、急な予定変更でお子さんを泣かせるのは、失敗ではなく、素晴らしい経験を与えたことになるのです。
さて、七井橋で迷った後の私は、なぜだか駅に向かわず、池に沿って歩いてしまいました。
井の頭公園駅の近くでは、カワセミの美しい姿を見ることもできました。
池を半周し、また七井橋に戻ってきた時、今度は、無性にコーヒーが飲みたいのです。
まぁ、なんとワガママな私でしょうか。
今度は無事にスタバにたどり着くことができました。何の罪悪感も無しで…
池を歩いてしまったので、スタバにいられた時間は短くなりましたが、心の満たされる時間を過ごせたのは、本当に素晴らしいことでした。
もし、次に予定を急に変えようとして、お子さんを困らせてしまった時は、この子に野生のカワセミを見せてあげたようなものだわ〜とドヤ顔をすればオーケーです。
お母さんのドヤ顔こそ、お子さんにとって、安心の素なのですから。