「これが、この子の今なんだ」それって諦め?それとも執着の手放し?

「これが、この子の今なんだ」

と考えることは、白旗を揚げる諦めなのか、それとも、執着を手放して心を軽くすることなのか。

 

 

あの子は、もう、30分で10ページも書けるのに、どうしてウチの子は…

 

というようなことは、よくあるのではないかと思います。

他人の立場に立てば、

 

・書くのは遅くても、上手に説明できるよね

 

など、苦手なところがあったとしても、他にいいところもあるね、という「冷静な」見方もできるでしょうが、言っても言っても、させてもさせても、良くならないことがあると、

 

「あの子は、もうあんなにできるのに…」

 

という悲観モード全開になることもあると思います。

 

そんな時、

 

「ま、これがこの子の今なんだ」

 

というのは、白旗を揚げる諦めなのか、それとも執着を手放して、心を軽くすることなのでしょうか。

 

その答えは、

「ま、これがこの子の今なんだ」

とつぶやいた後に、腹が立っているのか、心がすっきりしているのか、でわかります。

 

つぶやいた言葉そのものではなく、その時の気持ちがキーになっているということです。

心がすっきりしたなら、もう問題はありませんし、むしろ、お母さん、私たち教師などの身近な大人が明るく問題を手放すことができると、かえって子どもは成果を上げるようになったりすることも多いのです。

 

腹が立っているなら、妙に理解のある人を演じることなく、子ども相手ではなく、言える大人に対して、自分の腹立ちを心ゆくまで、表現することが大切です。

 

そして、その相手は、できるなら、あれこれ意見や提案をしてこない人がオススメです。

 

自分でも恐ろしいぐらいに、文句を言うと、意外とスッキリ気持ちが晴れることがあります。

 

というのも、クラスで子ども同士の話し合いに立ち会ったり、あるいは面談でお母さん方の話を伺ったりする際、怒りをとことん出してもらうと、その後、もう何事もなかったようにスッキリされる姿を何度も目にしてきたからです。

 

とはいえ、私自身、嫌われたくないがために、本音を押し隠し、上手に怒りを出せないところがあるので、気持ちを表に出せない人の気持ちはわかる部分も多くあると思います。

 

ちょっとずつ、手放す練習ということで、いいのだと思います。

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