お母さんの言いたいことがお子さんに伝わる、大切なコツ
それは、
ゆっくり話すこと。
先日、iPhone7が発表されました。
発表の日、私はソファで寝てしまっていて、夜中の1時半に目が覚めました。
おやおや…
発表は2時からだったな…
と思い、つい中継を見てしまいました。
初めは、マリオやら、ポケモンやら、ソフトの話だったのですが、ハッキリ言って、私には、話の3割もわかりませんでした。
ところが、途中、いろいろな人たちが共同で、リアルタイムにプレゼン資料を作れるソフトウェアの話を担当の女の人が始めた時、あら不思議!ほとんど理解できるのです。
プレゼン資料が映し出されていたから、ということがあるにせよ、彼女の話は、本当に聞きやすかった。
それは、話のペースがゆっくりで、ハキハキしていたからなんだと思います。
その後、誰だかわからない、社長だか副社長だかの話も、聴きやすくなりました。
ああいう人も緊張するのでしょうか?途中から話がゆっくり、ハキハキしてきたのかもしれません。
私の耳が慣れてきたからかもしれません。知っている製品のプレゼンだったからかもしれません。
いずれにせよ、彼女の話を聞きながら、ゆっくり話すことの大切さを痛感しました。
お子さんに伝えたいことがある時は、多くの場合、興奮しています。
「今日の夕飯は、何がいい?」
なんて平和な話をする時、緊張して早口になるとしたら、料理に自信がないか、高級食材をリクエストされたくない時かもしれません…
「ねぇ、先生から電話があったんだけど、何か覚えはある?」
なんて時は、初めこそ、ゆっくり話していても、次第に早口になり、おまけに声が高くなっていってしまいがちです。
こういう時こそ、
・ゆっくり
・短く
・低い声で
が大事です。
ジャパネットの前の社長さんの声が高いのは、売るために見ている人の気持ちを盛り上げるためです。
大切な話をしている時、お互いに興奮する必要はありませんね。
クラスで何かあった時こそ、私は黙って、黒板の前で、じっとしています。
それだけで、子どもたちは、
さ、何かあったな…
とわかります。
肝心なことは、その落ち着きをキープすることです。
大切な話こそ、
・ゆっくり
・短く
・低い声で
私のオススメです。