一度は、全く逆も考えてみた方がいい。
「なんで、こんなにバカ騒ぎするんだ?」
と、思わずにはいられない時は、それぐらい、不安なのかな、などと逆の方向に考えてみると、ヒントになることがあります。
この例は、たくさんありすぎて、どれを書こうか、というぐらいです。
直感力なんて、私にはないと思っていました。
が、素直に、心に湧いてきたことには、それなりの意味がありそうです。
授業中、何かの刺激で、すぐに口が開く人は、迷惑な人、ということではなく、それだけ神経質な人、何かに困っている人、というとらえ方をするようにしてから、まず、私が気にならなくなりました。
起こったり、小言を言う前に、
「どうしたの?」
と傍に言って、ささやけることも増えました。
※毎回ではありません…
あえて言葉にしなくとも、私の受け止め方が変わると、相手に伝わるものがあるのでしょうか…
気づくと、口数が減っているということが、ありました。
静かにしていたい。
うまくやりたい。
と、子ども達は思っています。
けれど、できない。
それは、多くの場合、できないことへの不安、できなかったことへの自戒なのではないかと感じます。
「大丈夫」
と、明確に声をかけてあげることも、いいでしょう。
言葉が思いつかないなら、黙ってみていることも、意味があります。
迷惑な人、ではなく、困っている人、と逆に考えてみることは、行き詰った壁を壁でなくするヒントです。