夏になると思い出す、自分の一番嫌なところが、実は一番の強みだということ。
夏といえば、海!
という方も多いと思います。
私の勤める学校では、一週間にも及ぶ臨海学校があり、まさに、夏といえば海です。
私が今の学校に勤めるきっかけとなったのも、その臨海学校でした。
大学一年生の夏、手伝いを頼まれて、臨海学校に数年ぶりに行ったのでした。
私は、歌舞伎役者だ、お公家さんだと言われた色白です。
それが、本当に嫌でした。
そんな私にとって、臨海学校での一週間は、色白とおさらばして、たくましい色黒人生の幕開けになる素晴らしいものになるはずでした。
ムリをして、日焼け止めもほとんど塗らず、炎天下の海を走り回った結果…
・後半には熱を出し、肝心の遠泳には出られずに寝込むという失態…
・イナバの白ウサギになった私、特に右の上腕は、水ぶくれに…
人には、受け入れなくてはならないことがあるようです。
いや、早く受け入れた方がラクになることがあるようです。
確かに、色黒で、健康的なのも魅力的ではあります。
が、そういう人には出せない(!?)上品さをウリにすることも、私にしかできないことです。
お子さんは、意外なことで悩んでいるかもしれません。
もし、それがわかったら、お母さんが、
「それこそ、あなたの一番の魅力」
と、言ってあげることが、とても重要だと思います。