考え方次第。
先日、渋谷駅で、井の頭線の急行が着くのを待っていました。
より正確には、座ろうと思って、次の急行が着くのを待っていました。
目の前に止まっている先に出る急行には、あと少しで座れるところだったのです。残念な話です。
が、先の急行電車は、数分で行ってしまいました。
つまり、数分後に着いたと思えば、なんのことはないのです。
それに、数分後に着いたとしたら、座れるかどうかも怪しくなったでしょう。
たかが電車で座れるかどうかで記事を書けるのも、それだけ私が損をしたくない、という気持ちが強いからです。
なぜなら、せっかく並んで座れなかったとしたら、
「あ〜悔しい〜」
という言葉が出てくるからです。
つまり、座れたかどうか、早い電車に乗れたかどうか、というのは、実は得をしたか、損をしてしまったかの問題なんですね。
だから、考え方一つで、イライラもするし、いい気分でもいられるわけです。
お子さんがイライラしている時、お子さんが本当に気にしていることって、なんでしょうか。
意外と、こんな損得感情が根っこにあるかもしれません。
もし、そうなら、考え方を変えるだけで、イライラが、ニコニコに変わります。
え?
ならない?
だとしたら、お子さんのイライラを十分引き出してあげることがスタートですね。
お子さんが納得できるぐらい、十分にイライラした気持ちを言葉にしてあげることがベースになります。
お母さんも、何かと大変ですよね。
そんなイライラに付き合ってられないわ、というのがホンネかもしれません。
それも当然ですよね。
早くお子さんの気持ちを鎮めるためと思って、ちょっとだけ付き合ってみてください。
きっと、今夜は早く寝てくれると思いますよ。