子どもに何かをさせたい時に、意識してほしいこと。

子どもに何かをさせたいなら、楽しさだけを求める。

「評価」が子どもをやる気にさせるのではない。

 

 

先日、とあるお母さんとお話ししていました。

低学年の女の子のお母さんなのですが、念願の弟が生まれ、もうすぐ2歳になるのだとか。

 

弟くんは、今、お掃除が大好きなのだそうです。

そんなお掃除大好きが、ずっと続いてくれればいいですよね。

 

しかし、よくよく話を聞いてみると、彼が楽しいのは、コロコロのローラーを回すのが楽しいのでした。結果的に、ローラーの粘着テープにゴミがついて、お掃除になっているだけ、ということですね。

 

しかも、お母さんは喜ぶし、じいじとばあばも喜ぶし、おそらくお父さんもお休みの日は喜ぶのでしょう。

 

彼にとっては、身近な大人が喜んでくれることは、嬉しいことでしょうが、そもそも、ローラーを回すのが楽しいのですね。それが楽しいから、放っておいてもやってしまう。

 

これと同じことは、小学生でも言えますよね。

1年生に入学したばかりの子ども達は、基本的に何でも楽しいので、えんぴつを持つこと、ノートや教科書を開くこと、字を書くこと、並ぶこと、掃除…なんでも、モチベーションは高いものです。

 

お母さんやお父さんが喜んでくれたり、先生がほめてくれたりすることは、そのモチベーションをより高めることはあるでしょうが、そんな評価がなくても、学校生活そのものが楽しいのです。

 

ところが、いつまでもそうとは限りません。

友達とケンカすることもあるし、悪口を言われることもあるし、みんなはできるのに、自分にはできない、ということも出てくるし、できたらできたで、やっかまれるし…

 

こんなふうに、やる気が出なくなっている時は、掃除なり、勉強なり、スポーツなり、それそのものに困っているというよりも、「比較」や、「他人からの目」、「評価」が原因になっていることも多いです。

 

そんな時は、

「楽しい?」

と聞いてみましょう。

 

もちろん、初めは感情的な答えが返ってくることも多いでしょうが、お子さんが何に困っているのかが、ハッキリしてくれば、対処法もわかります。

 

そして、何かができるなんて、「スゴい!」という方向でなく、それそのものが「楽しい」という方向に導きたいものです。

 

私も、もちろん、人から「スゴい」と言われれば、嬉しいです。

が、そういうことは、意外と長続きしないのです。

それそのものが「楽しい」ことは、他人に陰口を叩かれても、コッソリやり続けてしまいます。

 

私は、以前、本を出した時、

「スゴいですね!」

と言われ、確かに嬉しかったのを覚えています。

 

ところが、本を出すために、企画書を書いたり、考えたりするのは、どうもダメみたいです。

 

でも、自分の考えを書くということは「楽しい」のです。

きっかけや理屈は、いろいろありましたが、結局、「楽しい」からこそ、ブログの毎日更新は続いています。

 

「楽しい」ことを求めるのは、サボりでも、甘えでもなんでもなく、むしろ、人って、「楽しい」ことしかしないのかな、と感じます。

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