お子さんの「みんなやってるからいいでしょ?」攻撃への対処法とは…

「みんなやってるから」は、何パーセント許される?

 

 

この写真は、昨日の夜、10時ごろの井の頭公園です。

 

この人だかりは、そう。ポケモンGOに興じる人たちの群れです。ポケモンGOの配信日以来、この調子です。

 

井の頭公園は、桜の名所としても有名ですから、その時期であれば、この時間でも、もっと人だかりになっていても不思議はありません。

 

が、その時期が過ぎれば、この3分の1もいるかどうか、という人しかいないものです。写真の奥にある七井橋を渡って、三鷹市内の方へ家路を急ぐ人もいますから、いつでも人気はそれなりにあるのですが、本当にびっくりしました。

 

夏休みに入ったお子さん達、お母さんやお父さんの携帯をいじりたがり、

「早く、ポケモンGOをやらせてよ」

と言っているかもしれません。

 

ポケモンGOに限らず、子ども達の交渉手段は、お得意の、

 

「みんなやってるから」

「みんなやってるのに、ボクだけやってないと、遊べないよ」

「みんなやってるのに、ワタシだけやってないから、仲間はずれにされる」

 

などなど、本当か嘘か、見分けのつかないことで、なおかつ、友人間で浮きたくない、という親心をくすぐる表現を使います。

 

先日、遊びに来た卒業生の女子は、お母さんが絶対ダメというから、ラインができなくて、困ってる、と言っていました。何でも、部活の中で、同じように禁止されている人は、自分を含めて、あと一人だけだとか。

 

確かに、一斉連絡などで、ちょっと不便さはあるでしょうが、彼女の話を聞いていると、まさに女子校生活を満喫している、といった感じで、とても楽しそうでしたので、実は、みんなやってるのに、自分だけやっていないと仲間に入れない、というのは、都合の良い言い訳と言えるのかもしれません。

 

このご時世に、ウチはダメ!と、ラインを禁止し続けている彼女のお母さんを、私は心から応援しますが、とはいえ、何から何まで、我が家ルールで通すというのも、問題です。

 

じゃあ、何パーセントは、「みんなやってるから」に合わせてよくて、何パーセントは、「我が家ルール」を通して良いのでしょうか?

 

これは、なかなか難しい問題です。

が、その問題に向き合う、重要なポイントが、お子さんは本当にグループの中で浮いているのかどうか、ということです。

 

上に挙げた卒業生の例では、彼女は実際の友人関係で、全く困っていません。

口では、「面倒」とか、「みんなに文句を言われる」と、言っていますが、彼女の話の大部分は、友達との楽しい生活なのです。夏休みなんて、みんなと会えないからつまらない、ともう、言っているような子です。

 

こんな子は、「みんなやってるから」と言っても、信用なりませんし、リアルの人間関係がいいのですから、禁止しようが、許そうが、どちらでも大丈夫と言えるでしょう。

 

一方、本当に「みんなに合わせないと、グループにいられない」のだとしたら、そのリアルの関係には、そもそも問題があります。

 

ラインをやろうが、ポケモンGOをやろうが、条件付きの関係は、長続きしないのです。

 

ですから、お子さんが、「みんなやってるから、これをやらせて」という交渉術を使ってきた時に、応じるか否かの重要なポイントは、お子さんの人間関係が、条件付きのものかどうかを見極めるということです。

 

お母さんの本音として、まあ、やらせてあげてもいいな、と思うなら、やらせてあげればいいですし、絶対に嫌だと思うなら、禁止すればいいと思います。

 

重要なのは、やりたがっていることの良し悪しではなく、お子さんのリアルの関係が健全かどうかです。

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