オススメの絵本。
「どろぼうがっこう」
今日は、珍しく絵本の紹介です。
私は低学年から高学年まで、担任をしてきましたが、読み聞かせをすることが、結構ありました。
その中で、私が一番、気に入っているのが、
「どろぼうがっこう」
です。
かこさとし氏のとても有名な絵本ですから、お宅にある、という方も多いでしょう。
子ども達も、すでに幼稚園で読んでいたり、家で読んでもらったりしていて、全く初めて、ということは少ないのですが、それでも、子ども達は喜んで聞きます。
大人の感覚では、
「もう、知っている本なんだから、繰り返したら申し訳ない」
ということもあると思います。
が、お気に入りの本は、繰り返し読んであげることが大切です。
低学年の子はもちろん、中学年でも、
「あ〜知っているよ〜」
と言いながらも、結局、本の世界に引き込まれてしまうのです。
私の勤める学校では、毎年夏に、臨海学校に行っています。
6年生のサポートをしていた時のことですが、消灯したところで、
「昔話してあげようか?」
と言ったところ、とても喜んで、その晩以来、毎日、せがまれたのをよく覚えています。
桃太郎でも、さるかに合戦でも、かぐや姫でも、ベタな有名どころでいいのです。
大人が直接、肉声で物語ることには、思っている以上に、力があります。
ぜひ、何か短いものでいいので、読み聞かせをされるといいと思います。
さて、こんな事件があったそうです。
「酔って刑務所に『帰宅』 神戸市職員、加古川で逮捕」(毎日新聞)
今朝、ネットでこの記事を見かけ、今日は「どろぼうがっこう」の記事を書きたいな、と思いました。
私、お気に入りの「どろぼうがっこう」ですが、どうか、「リアルどろぼうがっこう」にだけは、ならないで欲しいものです。