理由なんていらない。
ただ、やるだけ。
「なんで?」
この質問は、子どもの知的好奇心を高める、素晴らしいものです。
が、お母さんなら、多くの方が経験されたでしょうが、あまりにしつこい「なんで?」攻撃(?)にうんざり…
お子さんが小さいうちは、本当に知らない、わからないので、好奇心から「なんで?」と言っているかもしれません。
しかし、少し大きくなると、嫌です。という意味で、「なんで?」ということも出てきます。
そんな時は、理由なんて言わない方がいいのです。
ああ言えば、こう言う、の口喧嘩になってしまうと、本来、やるべきことがどこかへ行ってしまいます。勝ち負けの世界、意地の張り合いになります。
なんのかんの言っても、やって、体で覚えていくのが一番、ということが多くあります。
習ったばかりのひらがなやカタカナ、漢字…
あるいは、計算方法など、何はともあれ、書いてみること、やってみることです。
そして、音読。
声に出して読むことの力を軽視してはいけません。
読解力のある子は、言葉(単語)、つながり(文節)、意味(文章)を正しく把握しているので、音読も上手です。問題集をたくさんやらせれば、読解力がつく、というものでもありません。
言葉で説得しようとすると、言葉で拒否したくなります。
理由や目的をキチンと説明しなくちゃ、と理論武装することよりも、本当にさせるかどうか、ハラを決めることの方が、子どもを動かすキーになっていると思います。
ぜひ、自信を持ってください。